「投資をしよう!」と意気込んだものの、何から手を付ければよいのか?
投資未経験者の方だと、何をするのか全く分からない状態ですよね。その気持ちわかります。
私が投資を始めたときは、本屋さんに足を運んで、片っ端から「投資」に関する本を読み漁りました。現在投資歴6年となりましたが、今でも本屋さんで投資に関する本を購入して読んでいます。
数多くの本を読んだことで、「投資初心者の頃に出会っていればな~」と思うような名著がいくつかありましたので、その中でも特に理解しやすく実践できる内容のものを3冊厳選しました。
投資未経験者にはきっと参考になると思うので、ぜひ最後までご覧ください。
①【マンガでわかる最強の株入門】
引用:Amazon.co.jp: マンガでわかる最強の株入門 eBook : 安恒理: Kindleストア
まずこの本をおススメするのは、マンガで構成されているので株についてざっくり全体像をつかむことができることができるからです。
1番最初から勢い余って、文字だらけの分厚い本を購入しても途中で挫折する可能性が高いです。
いきなり全部を理解しようとしなくても大丈夫です。
まずはざっくり株について知りましょう!そして行動に移しましょう!証券口座を作りましょう!
前回のブログでもお伝えしましたが、まずは何かしら動くことが投資を始める第一歩です。そしてその行動を移すための材料をそろえてくれるのが、この「最強の株入門」です!
なぜなら、口座開設の方法や株の銘柄選び、どうやってお金を増やしていくのかといったことがこの一冊から学べるからです。
ちなみにこちらの本は、投資で有名なあの堀江貴文さんが推薦しています。堀江さん曰く、「必要なことは全てこの本に載っている」とのことです。
また私の読んだ感想を一言でまとめると、「本を読んだ感じがしない」です。
これはどういうことかというと、何かを勉強するために本を読んでいると、本を読んでます感が強くて途中で嫌気が差したりします。
例えばワンピース、呪術廻戦、名探偵コナンなどのマンガを読んでいて途中で嫌になったことってありますか?「むしろ、次はどうなるんだろう?」とわくわくしながら読み進めているはずです。
しかも読み終わった後も、続きが気になったりちょっとした満足感があったりとポジティブな効果があります。
マンガも立派な本です。この違いは、もちろん「絵」が関係しています。絵があることにより、脳全体が使われるのでイメージがしやすくなります。
例えば、名探コナン。もし文字だけで推理がどんどん進められていってもあまり頭に入ってこないと思いませんか?なので、「マンガ」を組みわせることでイメージがつかみやすくなります。
株に限らず新しいことを学ぶときに一番挫折する人が多いです。なにがなんだか分からないからもういいやってなっちゃう人が多いんですよね。
その最初の段階で躓かないためにも、こちらの「最強の株入門」はとても役に立つと思います。
投資初心者には必読書です!
②【株式投資の未来】
引用:Amazon.co.jp : 株式投資の未来 ジェレミー・シーゲル
こちらの本の初版は何と、「1994年」です!
「結構古い本だな...情報の古いのでは?」と思われるかもしれません。しかし、私はこれほどわかりやすくて、根拠のある本は他にないと思いました。
大まかな内容としては、「株式投資を成功させるための方法」が書かれています。こういったタイトルや内容の本は、実は巷にも多く溢れています。
そしてその本のほとんどが、偶然その方法で成功したとか、その人だからできたというようなものが多いです。しかし本書は、「膨大なデータ量と分析を行った結果に基づいた誰にでもマネできるような方法論」が書かれています。
初版が出てから、現在は第6版まで出ています。古い本というのは、それだけ前のデータを収集していうこと、それらのデータを分析して実践した結果までが集約されいることを意味します。
しかもこちらの「株式投資の未来 ジェレミー・シーゲル著」は、単なるテクニックではなくて、株式投資の本質をついているので、腹落ちしながら読み進められると思います!
重要なポイントとしては、以下の3点です。
①米国株への投資
②長期運用で配当金を得る
③他の本にはない圧倒的なデータ分析
私自身もこの本を参考にして、株式投資を行っています。購入銘柄に関しても、この本で解説されているものを長期で購入し続けています。
特に、「長期で運用したい!」という方にはぴったりの本だと思います。
また、最初に購入して一気に読んで終わりではなく、投資しながら参考に振り返って読むといった使い方が効果的だと思います。私もそのような使い方をしています。
是非、今後の株式投資を行っていくための指南書として持って読んでおくといいと思います。
③【ウォール街のランダム・ウォーカー】
引用:ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理 | バートン・マルキール, 井手 正介 |本 | 通販 | Amazon
こちらの発刊は「②株式投資の未来」よりもさらに前の「1973年」になります。販売累計は全米で150万部になります。
発刊から大分年数が経過していますが、現在でも数多くの投資家から重宝されている理由は、説明が実際の研究やデータに基づいており、とても納得させられるからです。
また、多くの方がこの本で紹介されている投資手法で資産を増やすことに成功しているのも人気の理由の1つです。
この本の内容のポイントは以下の3点です。
①長期でインデックス投資
②過去の株価暴落イベントを徹底考察
③考察から反省し、今に活かせる株式投資手法を公開
ここでも「②株式投資の未来」と同じキーワードである「長期」がメインになります。また、もう一つの「インデックス投資」についても詳しく書かれています。
インデックス投資とは、いわゆる日経平均株価やダウ工業株平均、S&P500などの「指数」に投資することです。この指数に投資することで、分散投資とリスク低減を図ることができます。
「株式投資の未来」でも紹介したように、長期で運用したい方向けの本になっています。また「過去に株価がどのように変化したのか?」「どのような出来事があったのか?」について詳しく知りたい方にもピッタリだと思います。
是非読んでみてください!
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