iSPEEDで株価指標を確認!初心者が押さえるべき基本と見方【楽天証券アプリ】

初心者ガイド

株式投資を始めたばかりの方にとって「株価指標」は難しく感じるもの。

PERやEPS、時価総額など、何をどう見れば良いのか迷っていませんか?

この記事では、楽天証券の株アプリ「iSPEED」を使って株価指標を確認する方法を初心者向けにわかりやすく解説します。

この記事から分かること
  • 株価指標の基本(時価総額・PER・EPS・売上高)
  • iSPEEDアプリでの確認方法
  • 初心者が間違えやすいポイントと注意点
  • 株価指標を投資判断に活かすコツ

株価指標とは?初心者が知っておきたい基本

株価指標とは、企業の規模や収益性、投資の割安さなどを数値で表したものです。

指標を正しく理解することで、株価の「高い・安い」を判断するヒントになります。

代表的な株価指標には以下があります。

  • 時価総額:企業の規模を表す
  • 売上高:事業の大きさを表す
  • PER(株価収益率):株価が割高か割安かを判断する
  • EPS(1株当たり利益):1株あたりのもうけを表す

iSPEEDで株価指標を確認する方法

楽天証券の「iSPEED」アプリでは、銘柄詳細画面から主要な株価指標を確認できます。

①アプリを開いて上部の「銘柄or銘柄コード」で銘柄を検索


    ②銘柄名(トヨタ自動車)の下の「指標」をタップ


    ③PER・EPS・PBR・配当利回りなどが確認可能

    👉 実際に画面を開きながら確認すると理解が早まります。

     

    初心者が押さえるべき4つの株価指標

    1. 時価総額

    時価総額 = 株価 × 発行済株式数
    → 企業の大きさを示します。

    • 大企業(大型株)
       安定性があるが成長率は緩やか
    • 中小企業(中小型株)
       リスクはあるが成長余地が大きい
       

    2. 売上高

    売上高は事業規模を表しますが、「売上高が大きい=利益が大きい」わけではありません。

    コストがかかりすぎて利益が出ていない企業もあるため、利益とのバランスが重要です。
     

    3. PER(株価収益率)

    PER = 株価 ÷ 1株当たり利益(EPS)
    → 株価の割安度を判断できる指標です。

    • 日本株の平均PERはおおよそ 14~16倍
    • PERが低い→割安の可能性あり
    • PERが高い→将来成長が期待されている場合も
       

    4. EPS(1株あたり利益)

    EPS = 純利益 ÷ 発行済株式数
    → 株主1人あたりのもうけを表します。

    EPSが上がる要因

    • 企業の利益が増える
    • 自社株買いで発行株式数が減る

    EPSが高い企業は株主還元力も高まりやすいです。
     

    株価指標を使った銘柄比較の例

    例として、以下のように銘柄を比較すると、投資判断の参考になります。

    銘柄時価総額PEREPS配当利回り
    A社(大型株)5兆円15倍200円2.0%
    B社(中小型株)3,000億円10倍180円3.5%

    👉 このように比較すると「B社は割安で配当も高いが、成長リスクもある」など具体的に判断できます。

     

    初心者が注意すべきポイント

    • 指標は単独では判断できない
       → PERだけでなくEPSや業界平均も見る
       
    • 業種による差
       → IT企業と銀行ではPERの基準が異なる
       
    • 最新データを確認
       → 古いデータでは正しい判断ができない
       

    まとめ|まずはiSPEEDで指標を確認してみよう

    株価指標は初心者が投資判断をするうえで必須の基礎知識です。

    • iSPEEDアプリを使えば主要な株価指標を簡単に確認できる
    • 時価総額・PER・EPS・売上高をまずは理解する
    • 銘柄を比較することで投資判断がしやすくなる

    👉 最初は難しく感じても、アプリで実際に確認する習慣をつけると自然に理解が深まります。

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