【個別株はやめておけ?】個別株と投資信託の違いを徹底比較。

投資

新NSIA制度も開始して、さらに投資ブームに拍車がついてきていますね!

その結果として、日経平均株価が初の4万円台を突破しました!特に今年に入ってからの伸びがすさまじいですね。

そこで今回は投資初心者の中で迷いの1つとなっている「投資信託(インデックス)への投資がいいのか?それとも個別株に直接投資した方がいいのか?」について、筆者の個人的な見解も交えたうえで解説していきたいと思います。

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インデックス投資と個別株投資の違いとは?

個別株投資とは、その名の通り個別の銘柄に投資するスタイルになっています。
例えば、日産自動車を100株購入しよう!というような、直接株式に投資する場合を指します。

インデックス投資とは何か?ご存知の方もいると思いますが、インデックス投資とは、市場の値動きを示す指数の値動きに連動をめざす投資手スタイルです。インデックスとはつまり指数のことです。
例えば、日経平均株価やS&P500指数などがそれにあたります。

なので、2つの投資スタイルの大きな違いは、株式そのものに投資するか株式指標に投資するかになります。

 

インデックス投資と個別株投資のメリット・デメリット

この2つの投資スタイルのメリット・デメリットデメリットについては以下のようになっています。

個別株投資

●メリット
・株式そのものの値動きに変動するため、リターンが大きい
・株主優待・高い配当を受け取れる

●デメリット
・値下がりしたときにはその分損も大きい
・その銘柄の会社が倒産したときに、株式が無価値(0円)になるリスクもある

インデックス投資

●メリット
・株価指数と同じ値動きをめざすので分かりやすい
・結果的に複数銘柄に投資していることになるので分散投資できる

●デメリット
・株価指数以上のリターンは望めない(=個別株投資よりはリターンが少ない)
・一定の運用コストがかかる(信託報酬など)

大まかにメリット・デメリットに分けるとこんな感じになります。

また、最近までは「個別株投資はリスクになりふり構わず短期で大きく儲けたい人!」、「インデックス投資は時間をかけて値動きを味方にしながら、長期積立投資での運用してきたい人!」というようなイメージが浸透していました。

しかし、個別株投資でも長期で運用していくことは可能ですし、指数に投資するインデックス投資にも「日経インバース」や「日経ダブルインバース」といったレバレッジ(少ない資金で大きな取引ができる)のある取引も可能になっています。

したがって、インデックスだけ!個別株だけ!というよりは、うまく2つの良いところを組み合わせた運用が、今後重要になってくるのではないかと思います。

 

筆者のおすすめ投資法

結論としては、個別株投資です。

これは年齢や自己資金などによっても変わってくるので、あくまで筆者と同じような年代・環境の方はということになります。

ちなみに筆者は投資歴5年の20代後半で、投資資金は200万円ほどです。初期投資費用は30万円ほどで、そこから毎月資金を入れながら運用して、今の時点で約200万円ほどになりました。

個別株投資をおススメする理由としては、株式のリターンをそのまま受け取れるからです。

これは株式を売買したときのリターンはもちろんですが、配当などのリターンも含んでいます。特に筆者はこの配当を投資において最重要視しています。

個別株は株式を持っているだけで日本株式なら年2回、米国株式なら年4回もの配当金が自動的に入金されます。また、その株式を発行している会社によっては、年々配当金を増加し続けているところもあります。

筆者がなぜこの配当金をこんなにも重要視しているかというと、その受け取った配当金をさらに投資資金としてブーストできるからです。

例えば、年利1%の株式を保有していたとします。その株式に100万円投資して1万円配当金が出ました。さらにその1万円を再投資すると、投資資金の合計は101万円になります。

この101万円を保有していると、次の配当金として101万円×1%=1万100円になります。100円増えましたね。

これをさらに続けていくと、雪だるま式に投資資金が大きくなっていくのが分かります。これを「複利」と言います。

最終的に投資資金が1000万円になった場合は10万円もの配当金が自動的に入ってくることになります。

今回は例として、配当の利回りを1%としましたが、日本株式でも5~6%ほどの銘柄がも数多くあります。これを高配当株と呼びます。

また、個別株投資をおススメするのは管理がしやすいという点と、その銘柄の業界について把握できることです。

複数銘柄を束ねるインデックス投資と違い、個別株はその株に直接投資するので、一部売却したりと直接的な管理がしやすいです。

また、株を分散していないとリスクが高まるというデメリットはありますが、その株を集中的に持つことで、その銘柄の属する業界(トヨタ自動車なら自動車業界など)の動向に敏感になります。

なぜなら、自分の持っている株式が何らかの経済的なニュースの影響で株価が変動すると予想した場合に、それに合わせて売却するか?それともさらに買い増すか?あるいはそのまま長期で保有するか?と考える癖がついてくるからです。

そうなると、今まであまり意識していなかったニュースを聞いた時でも、自分の持っている銘柄の業界への影響や相関についてイメージが湧くようになったり、今後の会社の事業がどのようになっていくかを予想したりできるようになります。

結果として、投資初心者の立場から見ると、自分で考えたり世の中の動きに敏感に察知できるようになったりと勉強と経験を積む上でも、とても良いのではないかと感じました。

しかし、最終的に損を出したり、リターンを得る責任は自己責任になってしまうので、その点を留意して投資に臨んでください!

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