毎月の安定収入を得る投資戦略|初心者でもできる高配当株・ETF

初心者ガイド

働かなくても、毎月お金が入ってきたら…

そんな願いを叶える第一歩が「安定収入を目指す投資」です。

本記事では、初心者の方でも始めやすい「高配当株・ETF」を活用した投資戦略を、実体験を交えてご紹介します。

なぜ安定収入が欲しいのか?

・仕事のストレスを減らしたい
・ 将来の年金に不安がある
・ 毎月の生活費を配当でまかないたい

こうした理由から、「配当金で安定収入を得る」ことに注目が集まっています。

安定収入を得る王道戦略:高配当株・ETF

高配当株とは?

企業が出す利益の一部を、株主に還元する「配当金」が高い株のこと。

メリット

  • 毎年安定的に配当が入る
  • 長期保有に向いている

 

ETFとは?

ETF(上場投資信託)は、複数の銘柄に分散投資できる便利な商品です。

おすすめは以下のような高配当ETFです:

ETF名配当利回り特徴
VYM約3.2%米国の大型・高配当企業に分散
HDV約4.0%財務が健全な企業に厳選投資
SPYD約5.0%高利回り重視・分配月は1,4,7,10月

 

実際に投資してみた結果(筆者の体験)

私は数年前からETFと高配当株(日本株・米国株)に投資しています。

年間約10万円の配当を受け取り、生活費の一部に充てています。

  • 配当月にお金が入るたび、「働かなくても得られる収入」の安心感を実感
  • 再投資で資産も増加中!

以下が、私が保有・おススメする高配当株になります。

区分銘柄名配当利回り(目安)特徴
日本株日本たばこ産業(JT)約5.5%安定した配当と高い国内シェア。減配リスク低め
日本株JFEホールディングス約4.8%景気連動型。製造業では高水準の配当実績あり
日本株ソフトバンク(9434)約5.9%通信事業の安定収入で高配当を維持
米国株ハネウェル・インターナショナル約2.0%増配実績多数。連続増配30年以上の優良株
米国株コカ・コーラ(KO)約3.0%連続増配60年以上。生活必需品セクター代表
米国株エクソンモービル(XOM)約3.4%原油高の恩恵を受けやすく、配当も安定的
ETFSPYD(高配当ETF)約5.0%米国の高配当株80銘柄に分散。四半期配当あり

2025年になってから、購入したものもあります。

ちなみに2024年の配当金合計額は以下のようになりました。

日本株:17,575 円
米国株:405.96 USドル(1ドル=148円で計算すると、日本円で約60,000円
合計額:約77,575円

特に何もせずに年間で、この金額が増えました。

預金金利で得られる金額を例に挙げると、

・ゆうちょ銀行の普通預金の金利:0.200%(年利)
・1年間100万円を預金した場合:2000円が金利として受け取れる

預金金利と配当金と比較すると、大きく差があることが分かります。

実際に、配当金投資を行ってみて私が大きく感じたことは、以下の3つです。

1.安定した収入

配当金投資は何と言っても、この「不労所得に相当する安定した収入源」になる点です。

ちなみに不労所得とは、会社で実際に働く労働を行わずに、受け取れる所得のことです。

普通は働いた時間に基づいて会社から給料が支払われ、それが収入源となります。

しかし、不労所得である配当金投資は、労働時間などの時間の拘束がないです。

そのため...

・家で寝ていたり、
・友人と遊んでいたり、
・副業をしていたりしても、


自動的に所得として安定してお金が入金されます。

私が生活を豊かにしたい理由というのは、労働時間という時間的拘束から自由になり、その空いた時間を自分が過ごしたい時間として確保したいからです。

2.値動きが緩やかになる傾向

配当株投資で選択される高配当株式の株価は、比較的変動が少ない傾向にあります。

緩やかになる要因としては、投資家が株式を長期的に保有する目的であることが多いため、株式の売買が行われにくいことです。

通常、株式売買できるのは、ある価格で株を買いたい人と売りたい人がマッチしたときに取引が成立します。

その際に、株を売りたい人が買いたい人より多ければ、需給の関係から株価は下落します。
逆に買いたい人のが多ければ、需要の高まりから価格が上がります。

つまり、配当株投資による高配当株は、

市場からの需要が一定程度ある
→価格変動が少なくなる
→緩やかな値動きに傾向になる


このような流れになります。

3.複利効果

配当金を再投資することで、時間と共に複利の効果を活かし、資産を増やすことができます。

私は、この複利効果が配当金投資の最大のメリットだと感じます。

複利とは?

利息や分配金も元本に組み込まれること


例えば、雪玉を作って転がしていった場合、最初は小さいですが、転がしているうちに積もった雪や降ってきた雪が合わさり、次第に大きくなっていきます。

最終的にそれが大きな雪ダルマとなって、さらに大きくなっていきます。

つまり、受け取った配当金をさらに投資に回していくことで、雪だるま式に投資元本が大きくなっていきます。

しかも雪だるまは、転がすに従って負荷が大きくなっていきますが、配当金投資ではそのような負荷がありません。

ただ、入金された配当金を投資に回していくだけで、資産拡大を狙えます。
 

配当金投資の始め方

ここからは、配当金投資の始め方について、解説していきます。

配当金投資の始め方

①口座を開設する
②安定した企業を選ぶ
③配当利回りをチェックする
④分散投資を実践する

1.口座を開設する

配当金投資の第一歩は口座を開設することです。

口座開設って時間がかかりそう...

このような悩みもあると思います。
しかし口座開設にかかる手間はそれほどありません!

以下に、初心者でも安心して使える口座を比較しました👇

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2.安定した企業を選ぶ

高配当利回りだけを追い求めるのではなく、安定した業績を上げている企業を選ぶことが重要です。

でも安定した企業ってどうやって判別するの?

このような疑問が出てくると思います!

結果から言うと、私は以下の3つを重視しています。

安定した企業のポイント

①参入障壁が高いかどうか
②ストック型ビジネスであるかどうか
③株主還元を意識しているかどうか



以下の記事で配当株投資向けの銘柄選択の方法を詳しく掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
高配当株投資の勝者になる!注目銘柄とその選定理由を徹底解説 | とむろぐ

ちなみに私も参考にしている配当株投資の本を以下にご紹介します。

年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資 Kindle版 配当太郎 (著) 
貯金するぐらいなら「配当株」にお金を預けなさい!
Twitterフォロワー数16万人超! 人気アカウント「配当太郎」氏が、年間100万円の配当金を手に入れる3ステップを徹底解説!

初心者でも分かりやすく実践しやすい内容になっていますので、こちらもぜひ参考に読んでみてください。
 

3.配当利回りのチェック

配当利回りが高すぎると逆にリスクが高くなる場合もあるため、適切な利回りの企業を選びましょう。

私の基準としては、配当利回り3%以上の銘柄としています。

ここで注意してほしいことが、「配当利回り ランキング」などと検索して、ランキングが高いものから購入していくことは決してしないでください。

配当利回りが高いってことは、たくさん配当金がもらえるってことじゃないの?

確かに配当金は大きいかもしれません。

ここで注意してほしいことが配当利回りの計算式です。
年間配当利回りは年間の配当金を株価で割ることで求められます。

配当利回り(%)=1株当たりの年間配当金÷株価×100

つまり年間の配当金額が高ければ高いほど、配当利回りが高くなります。

これ自体は、別に悪いことではありません。

しかし、株価が低くなることで配当利回りが極端に高くなる場合があります。

先ほどメリットのところで、「高配当株はある一定の需要があるので、株価変動が少ない傾向がある」とお伝えしました。

しかし、株価が極端に低くなるということは、投資家からの需要が少なくなっている証拠。
つまり、その企業の業績や事業に何かしら問題があると予測できます。

この場合、仮に配当利回りが高い状態で株を購入したとしても、最悪その企業が何かしらの事情で倒産になった場合、投資元本自体が失われる可能性があります。

そうならないためにも、配当利回りだけでなく、その会社の事業内容、業績や過去からの株価動向についてもチェックしておく必要があります。



合わせて、私も銘柄選びの際に参考にしている書籍を活用してみてください。

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4.分散投資の実践

特定の企業に依存せず、複数の企業に分散して投資することは、リスク管理につながります。

こちらは、ある程度元本が大きくなってきたら、投資先を分散しておきましょう。

例えば、50万円を元手にある銘柄Aを購入した場合、その元手が増えて100万円になったとします。
その際に、残りの50万円で同じ銘柄Aを購入するのではなく、他の高配当銘柄Bを購入しましょう。

その際に、同じ業種ではなく別業種にすることをお勧めします。

配当株投資の土台となってくるのが、分散投資です!

しっかり投資先を分散しておくことでリスク軽減効果も期待できます。

分散投資についても以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
【2025年最新版】分散投資とは?初心者でもリスクを抑える資産運用術 | とむろぐ
 

月ごとの配当スケジュールを意識しよう

ETFは配当月が異なるため、分散して持つことで「毎月配当」が狙えます。

毎月、安定して配当金を受け取りたい!

そんな方は、配当月が異なるETFや個別株を組み合わせる戦略が有効です。

以下に代表的なETFや株式を、配当月ごとに整理しました👇

過去に私が購入、現在保有している銘柄から抜粋しています。

主な配当銘柄(例)
1月SPYD, HDV, エクソンモービル
2月P&G, 日本たばこ産業(JT)
3月VYM, ハネウェル, JFEホールディングス
4月SPYD, HDV, ソフトバンク
5月コカ・コーラ, JT, 楽天グループ
6月VYM, ハネウェル, JFEホールディングス
7月SPYD, HDV, エクソンモービル
8月P&G, ソフトバンク, JT
9月VYM, ハネウェル, JFEホールディングス
10月SPYD, HDV, エクソンモービル
11月コカ・コーラ, JT, 楽天グループ
12月VYM, ハネウェル, JFEホールディングス

  • SPYDHDVは1・4・7・10月に配当がある四半期分配ETF。
  • VYMは3・6・9・12月に配当。
  • 個別株を補完的に組み合わせると、ほぼ毎月配当を狙えます。

実践例:配当金投資の成功法則

配当金投資にも成功するための基本法則があります。

まずは、この法則をしっかり意識して取り組んでください。

定期的に見直しを行う

配当金の支払い状況や企業の財務状況を定期的にチェックし、必要に応じてポートフォリオを調整することが大切です。

ポートフォリオとは、「自身が保有する金融商品の組み合わせ」を意味します。

配当株投資の場合は、自身が保有している銘柄を指します。

定期的に銘柄を入れ替えたりすることで、リターンを安定させたりリスク軽減につながります。
 

長期投資を心掛ける

配当金投資は長期的に安定した収益を得るための手法です。

短期的な利益を追わず、じっくりと運用しましょう。

自分の中で投資金額の目標を作って、長い目で追加投資、入金された配当金の再投資を行っていきましょう。

例えば、まずは300万円を目指すのであれば、自分のポートフォリオ全体の年間平均利回りが5%だとすると、15万円(300万円×5%)が年間の配当金合計額になります。

つまり、月々に1万2500円が入ってきている計算になります。

私も配当金投資を初期投資額50万円から始めた当初は、「毎月の配当金額を1万円にする!」を目標にしていました。

また投資金額が300万円を超えてくると、入金される配当金額が急に大きくなります。

なので、まずは月々1万円を目指して、配当金投資を長期的に継続していってください!
 

まとめ|まずは一歩、小さく始めよう

「安定収入を得たい」と思っても、最初の一歩が不安な方は多いはず。

まずは少額から、高配当ETFに投資してみましょう。

・月1万円の投資でも、将来的には年間数万円の配当も可能。
・収益は「再投資」して、雪だるま式に増やせます。

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