上記のような悩みを抱えていませんか?
新NISAのスタートをきっかけに投資を始めた方の中には、オルカンやS&P500だけでなく、配当金が受け取れる投資にも興味を持つ方が増えています。
しかし、
といった疑問を持つ方も多いでしょう。
この記事を読むことで、
が分かります。
また、初心者でも始めやすいETFを活用した配当戦略についても解説します。
実は、ETF単体では毎月配当になりません。
しかし、配当月が異なる高配当ETFを組み合わせることで、毎月配当のようなキャッシュフローを作ることが可能です。
私自身も元証券マンで退職してから投資を6年以上続けており、JTやソフトバンクなどの高配当株へ投資しながら配当金を受け取っています。
含み損を経験したこともありますが、実際に配当金が振り込まれることで投資を継続するモチベーションになっています。
この記事では、投資初心者の方でも実践しやすい「新NISAで毎月配当を目指す方法」を分かりやすく解説していきます。
目次
ETF単体では毎月配当にならない
まず結論からお伝えします。
ETF単体では毎月配当にはなりません。
多くの高配当ETFは「年4回」配当金を支払います。
しかし、配当月が異なるETFを組み合わせることで、毎月配当のような仕組みを作ることができます。
例えば、
- SPYD:1月・4月・7月・10月
- HDV:2月・5月・8月・11月
- VYM:3月・6月・9月・12月
この3つを組み合わせることで、毎月3種類のETFから配当金を受け取ることができます。
毎月配当を目指すメリット
配当金が投資継続のモチベーションになる
資産形成では株価の値上がりだけでなく、実際にお金が振り込まれる体験が重要となります。
なぜなら、配当金が入金されるたびに『お金がお金を生み出している』という実感を得られるからです。
この仕組みを「複利」と呼びます。
不労所得で生活できている人は、この複利を利用して、自動的にお金が増える仕組みをつくり、メインの収益源としています。
老後資金への安心感につながる
将来的に月1万円、月3万円と配当金が増えていけば、老後の生活費を補うことも可能です。
例えば、以下の状況で『投資をすることで、どれほどの生活費が貯まるのか』をシミュレーションしてます。
- 毎月積立:3万円
- 投資期間:30年間(30歳~60歳)
- 初期投資:30万円
- 年平均リターン:5%(配当込み)
- 利用口座:NISA口座
- 投資対象:高配当ETF
30万円からスタートした場合の資産形成シミュレーション
30歳から毎月3万円を積み立て、配当金もすべて再投資した場合
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 投資元本合計 | 11,100,000円 |
| 運用益 | 約15,200,000円 |
| 60歳時点の資産額 | 約26,300,000円 |
60歳から配当金を受け取る場合
| 配当利回り | 年間配当金 | 月平均配当金 |
|---|---|---|
| 5% | 約131万円 | 約11万円 |
30歳から毎月3万円を高配当ETFへ積み立て、配当金も再投資した場合、
60歳時点で約2,630万円の資産形成が期待できます。
さらに、その資産を配当利回り5%のETFで運用すれば、年間約131万円(月約11万円)の配当収入を得られる計算となります。
老後の生活費として考えると、毎月3万円の積立でも将来の安心につながる可能性があります。
個別株より分散投資しやすい
ETFの特徴は、数十〜数百銘柄へまとめて投資できることです。
個別株の場合、一社の業績悪化による影響を受けにくい点も魅力です。
つまり、「安定した配当+低リスク」を実現できます。
新NISAでおすすめの高配当ETF3選
ここでは、新NISAを活用して投資したいおすすめの高配当ETFを3種類ご紹介します。
今回紹介する①VYM②HDV③SPYDについては、他の人気ETFも含めて個別記事で詳しく解説しています。
【2026年決定版】米国株高配当ETFおすすめ銘柄!新NISAで狙う「増配」と「安定」の最適解 | とむろぐ
投資先を選ぶ際の参考になるので、気になるETFがあればぜひご覧ください。
① VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)
『安定性と成長性のバランスを重視したい方』におすすめの高配当ETFです。
米国を代表する高配当企業へ幅広く分散投資できるため、高配当ETF初心者にも人気があります。
特徴
主な組入銘柄
- ブロードコム
- JPモルガン
- エクソンモービル
- ジョンソン&ジョンソン
配当月
3月・6月・9月・12月
配当利回り目安
約3%前後
『配当の安定性を重視したい方』におすすめの高配当ETFです。
財務体質が強く、安定した利益を生み出している企業を中心に構成されています。
景気後退局面でも、比較的安定した配当収入を期待できる点が魅力です。
特徴
配当月
2月・5月・8月・11月
配当利回り目安
約4%前後
③ SPYD(SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF)
『とにかく高い配当利回りを重視したい方』におすすめの高配当ETFです。
①VYMや②HDVと比較して配当利回りが高い傾向があり、毎月配当を目指す投資家からも人気があります。
ただし、株価の値動きはやや大きくなる傾向があるため、長期目線で保有することが重要です。
特徴
配当月
1月・4月・7月・10月
配当利回り目安
約4〜5%前後
毎月配当を実現する組み合わせ
①VYM・②HDV・③SPYDを組み合わせることで、毎月どこかのETFから分配金を受け取ることが可能です。
毎月配当を実現するETFの組み合わせ
| 月 | 受け取るETF | 特徴 |
|---|---|---|
| 1月 | SPYD | 高配当利回り重視 |
| 2月 | HDV | 安定配当重視 |
| 3月 | VYM | 分散投資重視 |
| 4月 | SPYD | 高配当利回り重視 |
| 5月 | HDV | 安定配当重視 |
| 6月 | VYM | 分散投資重視 |
| 7月 | SPYD | 高配当利回り重視 |
| 8月 | HDV | 安定配当重視 |
| 9月 | VYM | 分散投資重視 |
| 10月 | SPYD | 高配当利回り重視 |
| 11月 | HDV | 安定配当重視 |
| 12月 | VYM | 分散投資重視 |
「毎月配当ETF」は実際には存在しませんが、このように配当月が異なるETFを組み合わせることで、毎月配当のような仕組みを作れます。
月1万円の配当金をもらうにはいくら必要?
上記でも「30万円からスタートした場合の資産形成シミュレーション」を行いましたが、まずは「毎月の配当金1万円」を目標に投資を継続することをおすすめします。
配当利回り4%で計算してみましょう。
配当金別シミュレーション
配当金別シミュレーション
| 毎月の配当金 | 年間配当金 | 必要資産 |
|---|---|---|
| 5,000円 | 60,000円 | 約150万円 |
| 1万円 | 120,000円 | 約300万円 |
| 3万円 | 360,000円 | 約900万円 |
| 5万円 | 600,000円 | 約1,500万円 |
| 10万円 | 1,200,000円 | 約3,000万円 |
月1万円の配当金であれば、約300万円が目安となります。
まずは、月5,000円〜1万円を目標にすると、現実的に配当金投資を始めやすくなり、新NISAの積立投資を無理なく継続できます。
私が配当金投資を続けている理由
私は証券会社を退職してから、現在で投資歴6年となりました。
配当金投資を始めたのは、投資1年目に短期投資により大損したことがきっかけです。
大きく株価が下落する中、含み損が次第に大きくなっていくことに、とても不安でいっぱいだったことを今でも思い出します...
しかし、株価が下落している中でも配当金は受け取ることができました。
実際に口座へ配当金が振り込まれると、『短期売買をしなくても、お金が入ってくる』という感覚を味わうことができました。
現在はJTやINPEX、花王などの高配当株も保有していますが、配当金は投資を継続する大きなモチベーションになっています。
今となっては資産形成を長く続けるためにも、配当金投資は非常に魅力的だと感じています。
新NISAで高配当ETFを買うメリット
配当金が非課税
通常は入金される配当金から約20%の税金引かれます。
しかし、新NISAなら非課税で受け取れます。
つまり、NISAを活用することで、配当金投資の利益をそのまま受け取れます。
売却益も非課税
また、NISA口座でETFを購入することで、そのETFが値上がりした利益にも税金がかかりません。
私は、購入時から30%以上値上がりした銘柄は、売却して利確するというマイルールを設定しています。(損切りの場合は、マイナス20%で売却します。)
つまり、値上げして途中で売却しても、税金がかからずそのまま利益を受け取れます。
長期投資との相性が良い
高配当ETFは、長期保有を前提とした投資に向いています。
なぜなら、高配当ETFは定期的に配当金を受け取れるため、配当金を再投資しながら長期的な資産形成を目指しやすい投資商品となっているからです。
高配当ETFを保有する場合は、できるだけ売却せずに値下りしたときには、そのタイミングで買い増してETFの保有数を増やしましょう。
よくある質問
ETFだけで毎月配当は可能ですか?

はい。
配当月が異なるETFを組み合わせることで、毎月配当のような仕組みを作れます。
初心者なら個別株とETFどちらがおすすめですか?

投資初心者ならETFがおすすめです。
1本で数百銘柄へ分散投資できるため、リスクを抑えながら運用できます。
月3万円の配当金を目指すには?

配当利回り4%で計算すると約900万円の投資資産が必要です。
まとめ
新NISAで毎月配当を目指すなら、
- VYM
- HDV
- SPYD
の組み合わせが王道です。
ETF単体では毎月配当になりませんが、配当月を分散させることで毎月配当のような仕組みを作ることができます。
私自身も高配当株投資を5年間継続していますが、配当金は投資を継続する大きなモチベーションになります。
まずは少額から始めて、将来の配当金生活に向けた第一歩を踏み出してみてください。




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