皆さん何かしら投資をしていますか?
株式投資、金投資、ポケモンカード投資等々。現在投資の方法は様々あります。ここでは主に株式投資について、皆さんの悩みを解消していきたいと思います。
投資デビューを妨げるものとは
投資をしたいけど何か怖い。知識不足で不安。理由は個人によっていろいろあると思います。実は投資デビューできない代表的な理由は、「損しそう」よりも「分からない」なんです!
確かに、何も知らない状態で、株式投資をしようにもまず何をしていいかもわかりませんよね。私も最初はそうでした。
でも実は私は前職、証券会社に勤めていたこともあり、投資に対してはそれほど抵抗はなかったです。むしろ投資をしないと、資産はほとんど増えないと思っていました。
ですが、全く投資に慣れ親しんだことのない方が、いきなり「やってみよう!」という気持ちになるのも珍しいと思います。
なので、ここではまず「分からないから投資できない」という抵抗感を取っ払っていきましょう。
分からないの本当の原因とは
まずは「分からない」という抽象的な言葉をもっと具体的に掘り下げてみましょう。
投資に関する調査結果を参照すると、
①「株式投資は専門的な知識をもって取り組むもの」(91.1%)
②「株式投資の基礎を勉強してから実践したい」(73.0%)
③「知識を身に付けたくても何を学ぶべきか分からない」(90.9%)
大きくこの3つの理由で悩んでいる人が多いです。したがって、この3つの先入観をなくしていきましょう!
株式投資は専門的な知識をもって取り組むもの
実はこの「専門的な」というところがポイントです。
専門的って聞くと、証券会社などの仕事でしか得られない特別な知識が必要なのではないかと思ってしまう方も多いと思います。
実は、株式投資って、それ程膨大な知識量は必要ありません。でも必要最低限の知識がないと少し不安なので、そこだけ抑えておけば大丈夫です。
でもやっぱり、「本当にたくさんの知識はいらないの?」という不安は付きまとってくる問題だと思います。
まずここで理解してほしいのは、私たちのような個人の投資家と証券会社が行う投資で使う知識は違います。なぜなら、投資のやり方がそもそも違うからです。
証券会社は基本的にお客様に株式投資をしてもらって、その株式の売買を仲介する代わりに手数料をもらっています。株式は買うときと売るときに売買手数料がかかります。
これが証券会社の収益となり、社員のお給料に直結するわけです。なので、給料上げるためにはこの売買手数料をたくさん稼がなくてはなりません。
このような仕組みから、証券会社ではお客様に売買をできるだけ多く行ってもらって、手数料をいただかなくてはなりません。
つまり証券会社では短期間での頻繁な取引を進めていることになります。短期というのは1日のうちに複数回、売買を行うことを指します。
株価は日々変化しているので、あるニュースや出来事がきっかけで価格が上げ下げします。この些細な情報を見逃さないために、かなりの情報収集力や売買のタイミングを見極めるセンスなどが必要になってきます。
このような知識や能力はやはり「専門的な」ものになります。
しかし、私たちのような個人の投資家におすすめしているのは「長期投資」です。
私が紹介するのは、「株式を購入したら売らずに持ち続ける」というスタイルです。長期投資については、私のブログでもご紹介しているのでぜひご覧ください(短期投資と長期投資 どっちがおすすめ? | とむろぐ (shinzidai.com))
長期投資だと売買を頻繁に行うことはないので、専門的な知識は必要ありません。知っておくと便利なこととしては、株式投資でよく出る言葉の理解とどの株が将来的に伸びそうかの想像力だけです。
この株式投資でよく出る言葉の意味も当ブログでご紹介しています。(投資管理アプリ①【iSPEED】~基本用語解説編~ | とむろぐ (shinzidai.com))
結果として、「株式投資は専門的な知識をもって取り組むもの」というのは少し語弊があります。言い換えるなら、「株式投資は必要最低限の知識を抑えればすぐ取り組める」になります!
そして必要最低限の知識とは、
①株式投資でよく出る言葉の理解
②日々のニュースから今後伸びそうな会社を想像すること
この2つです!
株式投資の基礎を勉強してから実践したい
この問題も掘り下げると、最終的には③「知識を身に付けたくても何を学ぶべきか分からない」になります。何を学ぶべきか分からない気持ちはよくわかります。
投資って幅が広すぎてどこから手を付けていいのかわからないですよね。しかもいきなり投資本を購入して、読んでも「チンプンカンプンで意味も分からない」ってなることも多いです。
ここで重要なのは、まずはやってみることなんです。なので、まずは証券口座を持つことです!
「まずは知識から」「まずは情報をめちゃくちゃ集めてから」となる方が多いですが、このように遠回りするのは、やらない理由を探しているようにも感じます。
証券会社に口座をつくるだけなら、お金はかかりません。しかも口座をつくることで、特典で1000円などのお金をもらえたりもします。そして、今はネット証券が主流なので、スマホで5分ほどで口座が作れてしまいます。
なので、株式投資の基礎を勉強する前に、まずは口座を作りましょう!つまり行動に移すことです!
これができないことが、投資を始められないと悩む原因だと思っています。
ちょっと話がそれますが、ここで一歩踏み出す名言をお伝えします。
ここ最近超人気の「呪術廻戦」。その中でも映画でも出た禪院真希(ゼンインマキ)の名台詞の1つです。
「呪いを祓って祓って祓いまくれ!!自信も他人もその後からついてくんだよ!!」
特に、この「自信も他人もその後からついてくんだよ!!」は私の心にぐっときました。
「自信がない」、「不安」。「だから何もできない」ではないんです!そう思うからこそまずは「呪いを祓って祓って祓いまくれ!」つまり「行動しろ!」ってことなんです。
その後に、知識だったり投資に関する価値観が変わったりと何かしら変化があります。この変化が、成長したり自信がついたりするのに、一番重要なものではないでしょうか?
「何がしたい!!何が欲しい!!何を叶えたい!!」と問う真希に対して私は、「もっと資産を増やしたい!安定した収益を確保したい!そのお金で自分のしたいことを自由にしたい!」と答えます。
話はそれましたが、まずは証券会社に口座を作ること。そして、その後に知識を蓄えましょう!
口座をつくった後にすべきこと
「基礎知識を身に付けるには、次は何をすればいいの?」という疑問が出てきます。まずは、本を購入することをおすすめします。
「しかし本を購入するにもたくさんありすぎて何を買えばいいのか分からない...」
確かに投資に関する本ってたくさんありますよね。ここで、カテゴリーに分けて本当に必要な本を絞っていきたいと思います。
まず当ブログでは株式投資をメインにしていますので、「株式投資」にテーマを決めます。ここで株式投資に関する本のタイプを大きく2種類に分けると、
①株式の売買を行うのに役立つ本
②株式投資を始めるのに役立つ本
に分けられます。
①は口座もあり、実際に株式投資も行っている方むけですね。株を売買するタイミングやどの銘柄が今後の伸びそうかなどの内容が多いですね。
②は口座は作ったけど、株を購入するのにまだ抵抗がある方向けです。例えば、預金と投資では蓄えられる資金の差や、最初投資する金額はこのくらいなどの内容です。
つまりは、②→①のようなステップになります。
なので、まずは②株式投資を始めるのに役立つ本を手に入れましょう!
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