【初心者向け】楽天証券でiDeCoを始める方法|手順を分かりやすく解説

初心者ガイド

老後の資産形成や節税に役立つ制度として注目されている iDeCo(個人型確定拠出年金)

中でも楽天証券は、手数料が無料で商品ラインナップも豊富なため、初心者から経験者まで多くの方に選ばれています。

とはいえ、

・楽天証券でiDeCoを始めるにはどんな手続きが必要?
・口座を開設した後、どの商品を選べばいいの?

と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、

  • 楽天証券でiDeCoを始めるまでの具体的な流れ
  • iDeCoの口座とは何か
  • 初心者におすすめの商品と選び方のポイント

を初心者向けに分かりやすく解説します。

この記事を読めば、楽天証券でiDeCoを安心してスタートできるはずです。
 

楽天証券でiDeCoを始めるメリット

楽天証券でiDeCoを始めると、他の金融機関にはない大きなメリットがあります。

具体的に見ていきましょう。

関連記事:iDeCoの基本・仕組みについて知りたい方は、以下の記事から👇

1. 運営管理手数料が無料

iDeCoは長期運用が前提なので、毎月の手数料がかかるかどうかはとても重要です。

楽天証券では、口座管理にかかる運営管理手数料が無料

他の金融機関では月額数百円かかる場合もあるため、20年・30年と積み立てると大きな差になります。
 

2. 投資信託のラインナップが豊富で低コスト

楽天証券では、信託報酬(運用コスト)が安いインデックスファンドから、積極的な運用を目指すアクティブファンドまで幅広く用意されています。

特に人気商品になっている、

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
  • eMAXIS Slimシリーズ

など、低コストかつ長期投資向けの優良ファンドが揃っています。
 

3. 楽天証券のサイトが使いやすい

すでに楽天証券の総合口座を持っている方なら、普段の管理画面からそのままiDeCoを確認できます。

資産状況や掛金の状況がわかりやすく、初心者でも迷わず操作できるシンプルな設計が特徴です。
 

4. 楽天グループならではの安心感

楽天カードや楽天銀行を利用している方にとっては、同じグループ内でまとめて管理できるのも大きな魅力です。

生活の中で楽天経済圏を活用している方にとって、資産運用を一元化できる安心感があります。
 

5. サポート体制が充実

楽天証券では、iDeCoに関する専用の電話サポートやWEBページのQ&Aが充実しています。

「初めてで不安」という方も、サポートを受けながら安心して手続きを進められます。
 

楽天証券でiDeCoを始めるまでの具体的な流れ

それでは、さっそく本題のiDeCoを始める方法について、解説していきます。

全体的な流れとしては、以下の6つのステップになっています。

  • 楽天証券の総合口座を開設する
  • iDeCoの資料を請求する
  • 申込書を記入・返送する
  • 国民年金基金連合会での審査
  • iDeCo口座の開設完了
  • 掛金の引き落とし・運用開始

各ステップを具体的に、解説していきます!

① 楽天証券の総合口座を開設する

iDeCoを申し込むには、まず楽天証券の「総合口座」が必要です。

まだ持っていない方は、楽天証券の公式サイトから口座開設を申し込みましょう。

  • 必要書類:マイナンバーカードまたは通知カード+本人確認書類(運転免許証など)
  • 申込から最短翌営業日で口座が有効化されます

👉 楽天証券の口座開設はこちら

②iDeCoの資料を請求する

楽天証券の公式ページから「iDeCo資料請求」をクリックすると、自宅に申込書が届きます。

  • 資料請求は無料
  • 申込書には勤務先への記入依頼が必要な場合があります

③申込書を記入して返送する

届いた申込書に、以下の内容を記入します。

  • 基本情報(氏名・住所・年金加入区分など)
  • 毎月の掛金額(5,000円~1,000円単位で設定可能)
  • 運用商品(投資信託や定期預金)を選択

その後、勤務先に提出し「事業主の証明欄」に記入してもらい、申込書を楽天証券へ返送します。
 

④国民年金基金連合会での審査

申込書が受理されると、国民年金基金連合会で加入審査が行われます。

この審査には 約1~2か月 かかるのが一般的です。
 

⑤iDeCo口座の開設完了

審査が終わると、楽天証券から「加入者識別番号」「パスワード」が記載された書類が届きます。

これで楽天証券のiDeCo口座が開設され、運用がスタートできます。
 

6. 掛金の引き落とし・運用開始

設定した金額が毎月、指定した金融機関口座から自動的に引き落とされます。

その資金で、選んだ投資信託や定期預金が購入され、運用が開始されます。
 

iDeCo口座開設後にやるべきこと:商品の選び方

iDeCoの口座開設が完了したら、いよいよ運用商品の選択です!

商品を選ぶときは、以下のポイントを意識しましょう。

  1. 信託報酬(運用コスト)が安い商品を選ぶ
    長期投資では手数料が大きな差になります。できるだけ信託報酬の低い投資信託を選びましょう。
  2. 分散投資できる商品を選ぶ
    1つの国や資産に偏るとリスクが高くなります。世界中に投資できるファンドや米国株ファンドが人気です。
  3. 長期投資に向いている商品を選ぶ
    iDeCoは60歳まで引き出せない制度です。短期的な値動きに左右されにくく、成長が期待できるインデックス型ファンドが向いています。

 

楽天証券iDeCoで人気のおすすめ商品

楽天証券では数多くの投資信託が選べます。

初心者に人気の商品を3つご紹介します!

1. 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)

  • 米国株式市場全体に投資できるファンド
  • 世界経済の中心である米国に長期投資が可能
  • 手数料も比較的低めで、人気No.1クラス
  • 投資対象
     米国株式市場のほぼ全て(約4,000銘柄)
  • 信託報酬
     年率 0.162%程度(2025年時点)
  • 特徴
    • アメリカ全体の成長に投資できるファンド。
    • GAFAMを含む大型株から中小株まで幅広くカバーしています。
  • 向いている人
    • 「アメリカ経済の成長に長期的に投資したい」
    • 「シンプルに米国株に賭けたい」

信託報酬とは、購入した商品を運用してもらうための支払う手数料です

 

2. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

  • 世界中の株式市場に分散投資できる
  • 1本で先進国から新興国まで網羅
  • 「とにかく広く分散したい」という人におすすめ
  • 投資対象
     先進国+新興国を含む全世界の株式
  • 信託報酬
     年率 0.1133%程度
  • 特徴
    • 1本で全世界に分散投資できるファンド。
    • 特定の国に偏らず、世界経済全体の成長を取り込めます。
  • 向いている人
    • 「どの国が伸びるかわからないから、世界に広く投資したい」
    • 「リスク分散を最優先にしたい」

初めて投資する初心者には、ぜひおすすめです!

 

3. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

  • 米国の代表的な株価指数「S&P500」に連動
  • 世界的に見ても代表的なインデックス投資商品
  • 米国の成長を信じる方にぴったり
  • 投資対象
     アメリカの代表的な500社(S&P500指数に連動)
  • 信託報酬
     年率 0.09372%程度
  • 特徴
    • 世界で最も有名な株価指数の一つに連動。
    • GAFAMなど世界を代表する企業に投資できます。
  • 向いている人
    • 「米国の大型優良企業に投資したい」
    • 「長期で安定的にリターンを狙いたい」

この3つの中で、信託報酬は一番低いです!

商品選びに迷ったら?

商品選びのコツとしては、以下のようなイメージです!

  • リスクを取れる人 → 米国株式や全世界株式のインデックスファンド
  • リスクを抑えたい人 → 定期預金+インデックスファンドを組み合わせる
  • 迷ったら → 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が無難で人気

「どの商品を選んでいいかわからない」という方は、まずは 楽天VTIかオール・カントリー を少額から始めてみるのがおすすめです。

シンプルで分散効果があり、長期投資との相性が非常に良い商品だからです

 

まとめ

iDeCoは「老後の資産形成+節税」ができるお得な制度です。

楽天証券なら手数料無料で、商品ラインナップも充実しています。

  • 口座開設 → 資料請求・申込書提出 → 審査 → iDeCo口座開設
  • 商品を選んで毎月コツコツ積立
  • 初心者は低コストのインデックスファンドがおすすめ

まずは楽天証券の口座を開設し、iDeCoで将来に向けた資産形成を始めましょう。

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