ETF SPYDとは?特徴・配当金・実際の運用成績を解説

高配当ETF

「ETF SPYD」は米国の高配当株に分散投資できる人気ETFです。

特に投資初心者にとって、安定した配当を受け取りながら長期投資できる点が魅力です。

この記事から分かること
  • SPYDの基本情報
  • 特徴・メリット・デメリット
  • 過去の配当金実績
  • 私自身の保有と配当金の受取実績

実際の運用成績も公開しますので、購入を検討している方の参考になれば幸いです。

SPYDとは?基本情報

SPYD(SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF)は、米国ETFの中でも 高配当株に特化 した商品です。

  • 運用会社:State Street(ステート・ストリート)
  • ティッカーシンボル:SPYD
  • ベンチマーク:S&P 500 高配当指数
  • 配当頻度:年4回(3月・6月・9月・12月)
  • 経費率:0.07%(低コスト)

S&P500に含まれる銘柄のうち、高配当上位80銘柄に分散投資しています。
 

SPYDのメリット

  1. 高配当利回り
    平均して3〜5%前後の配当利回りが期待できます。
     
  2. 分散投資が可能
    80銘柄に分散されているため、個別株リスクを抑えられます。
     
  3. 低コスト
    経費率は0.07%と非常に安く、長期投資に向いています。
     

SPYDのデメリット

  • 景気敏感株が多く含まれるため、株価が下落しやすい局面がある
  • 配当金は安定しているが、四半期ごとに変動が大きい
  • グロース株比率が低いため、キャピタルゲインは期待しにくい
     

過去の配当金実績(1株あたり・USドル)

権利落ち日支払日配当金
2025年6月23日2025年6月25日0.50004
2025年3月24日2025年3月26日0.41890
2024年12月20日2024年12月24日0.54677
2024年9月20日2024年9月24日0.45710
2024年6月21日2024年6月25日0.48693
2024年3月15日2024年3月20日0.37294

※実際の配当は四半期ごとに変動します。

平均して1株あたり、約0.45ドルが配当金として受け取れる計算になります。

1USドル=147円で計算を行うと、日本円で1株あたり約66円となります。
 

私の実際の運用成績(保有データ公開)

私はSPYDを100株保有しています。以下は、最近の受取配当金の一部です。

支払日保有株数配当金(USD/株)税引前合計(USD)受取額(円換算)
2025年6月30日120株0.5000465.01約8,600円
2025年3月28日120株0.4189050.27約6,650円
2024年12月26日120株0.5467765.61約8,680円
2024月9日26日120株0.5467754.85約7,255円
2024年6月27日120株0.457158.43約7,730円
※受取金額は税金を差し引いて、1USドル=147円で計算しています。

👉 年間で計算すると、配当収入はおよそ35,000〜40,000円(為替により変動)を得られています。

まとめ

  • SPYDは米国高配当株に分散投資できる人気ETF
  • 高配当&低コストで長期投資向き
  • 景気敏感株が多いため、株価変動リスクには注意
  • 実際に保有している私も、安定した配当を受け取れている

「ETF SPYD」は、長期で配当収入を得たい投資家におすすめできる選択肢です。

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SPYDを購入するには証券口座が必要です。以下の記事も参考にしてみてください。

👉 DMM.com証券SBI証券では、米国株ETFも取引できます。

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