投資信託の基準価額とは?初心者でも5分で分かる仕組みと見方を徹底解説

【運用公開】資産1億円への軌跡
  • 「投資信託の基準価額って何?」
  • 「安い投資信託を買ったほうが得なの?」

投資信託を調べ始めると、必ず出てくるのが基準価額(きじゅんかがく) という言葉です。
しかし、多くの初心者がここでつまずきます。

結論から言うと、
基準価額は「投資信託1口あたりの値段」を表す数字で、
高い・安いだけで投資判断をしてはいけません。

この記事から分かること
  • 投資信託とは何か
  • 基準価額の正体
  • なぜ1万口あたりで表示されるのか
  • 分配金との関係
  • 再投資とNISAの活用法

専門用語を使わずに分かりやすく解説します。

投資信託とは?初心者向けに超シンプルに解説

投資信託とは、

多くの投資家から集めたお金をひとつにまとめ、
プロ(ファンドマネージャー)が運用する金融商品です。

簡単に言うと、

「みんなでお金を出し合い、プロに運用を任せる仕組み」

投資信託の主な特徴

  • 少額から投資できる
     → 100円・1,000円から始められる
     
  • 分散投資ができる
     → 1つの商品で多数の株や債券に投資
     
  • 運用はプロ任せ
     → 個別株を選ぶ必要なし

そのため、投資信託は
投資初心者にもっとも選ばれている金融商品のひとつです。
 

投資信託の基準価額とは?

投資信託の値段は「株価」とは言いません。
基準価額(きじゅんかがく) と呼びます。

また、投資信託は「口(くち)」という単位で管理されます。

基準価額の正体

基準価額とは、

投資信託の純資産総額 ÷ 総口数

で計算された「1口あたりの値段」です。

一般的に、投資信託は1万口=1万円からスタートし、
その後は運用成績によって毎日変動します。
 

純資産総額とは?投資信託の「体力」を表す数字

純資産総額とは、
その投資信託が保有している資産の合計額です。

純資産総額の中身

株式・債券などの資産から、信託報酬などのコストを差し引いた金額です。
 

純資産総額が大きい投資信託の特徴

  • 多くの投資家に選ばれている(人気がある)
  • 規模が大きく、運用が安定しやすい
  • 繰上償還(突然の運用終了)リスクが低い

逆に、純資産総額が極端に小さい投資信託は
途中で運用終了になるリスクもあります。

長期投資なら、純資産総額がある程度大きい投資信託を選ぶのが安心です。

 

基準価額はどうやって決まる?【具体例あり】

基準価額の計算イメージ

  • Aさん:10万口購入
  • Bさん:20万口購入
  • 合計:30万

1口1円で募集したとすると、純資産総額は30万円(1円×30万口)というイメージです。

投資信託は一般的に1万口から投資できるので、この場合
基準価額は1万円(1円×1万口)となります。
 

運用後

上記のイメージ図のように、純資産総額が40万円に増えた場合、

40万円 ÷ 30万口 ≒ 1.33円
➡ 1万口あたり約13,000円

  • 運用成績が良くなると基準価額は上がる
  • 悪くなると下がる

これだけ覚えればOKです。
 

なぜ基準価額は「1万口あたり」で表示されるのか?

これは投資信託のルールです。

多くの投資信託は、
運用開始時に「1万口=1万円」で設定されます。

スーパーのお肉で例えると…

  • お肉は「100gあたり○円」と表示
  • 投資信託は「1万口あたり○円」と表示

どちらも
価格が日々変わるものを分かりやすくするための表示方法です。
 

少額投資ではどう計算される?

例えば、
基準価額:36,036円(1万口あたり)

100円分購入すると…

100 ÷ 36,036 × 10,000 ≒ 27.7口

金額指定で購入できるのが投資信託の強みです。

 

基準価額が1日1回しか決まらない理由

投資信託は、

  • 株式
  • 債券
  • 海外資産

など複数の資産の集合体です。

そのため、

  1. 市場がすべて終了
  2. 資産価格を集計
  3. 基準価額を算出・公表

という流れになり、
1日1回しか決まりません。
 

なぜ「ブラインド方式」が採用されているのか?

投資信託は、
申込時点では基準価額が分からない仕組みになっています。

これは、

  • 既存投資家
  • 新規投資家

不公平を防ぐためです。

もしリアルタイム価格で売買できると、
一部の人だけが有利になるケースが出てしまいます。

👉 そのため、投資信託は
公平性を重視したブラインド方式を採用しています。

 

海外資産を含む投資信託の場合

米国株式が含まれる投資信託では、

  • 米国市場:日本時間22:30〜6:00
  • 基準価額の反映:翌営業日

となります。

👉 購入翌日に基準価額が分かるのは正常です。

 

分配金と基準価額の関係

分配金は、
投資信託の資産から支払われます。

そのため、

  • 分配金が出る
  • 純資産が減る
  • 基準価額が下がる

という仕組みになります。

👉 分配金=利益確定の一部
👉 基準価額が下がっても損とは限らない

ここは初心者が誤解しやすいポイントです。
 

再投資のメリット|複利の力を最大化

分配金を再投資すると、

  • 元本
  • 分配金

両方が次の運用対象になります。

これが、複利効果です。

長期になるほど、資産の増え方に大きな差が出ます。
 

再投資のデメリット・注意点

  • 現金として使えない
  • 相場下落時は含み損が出る
  • 課税口座では税金がかかる

👉 生活費が必要な人は「受取型」
👉 資産形成重視なら「再投資型」

と考えましょう。
 

まとめ|基準価額は「投資信託の健康診断表」

  • 基準価額は 1口あたりの値段
  • 高い・安いで判断しない
  • 純資産総額とセットで見る

投資信託は、
正しく理解すれば初心者にとって最強の資産形成ツールです。

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