NISA × ETFで「毎月配当」を目指す投資戦略|初心者ガイド

高配当ETF

「NISA × ETF」で、毎月のように配当を受け取りたい。

そんな“安定収入”を目指す投資スタイルが、近年人気を集めています。

この記事から分かること
  • NISAでETFを買うメリット
  • 「毎月配当」を実現するETFの組み合わせ方
  • 初心者でも失敗しない投資の始め方

実体験を交えながら分かりやすく解説します。

なぜ「NISA × ETF」で毎月配当を目指すのか?

毎月、一定の配当収入が入ってきたら…

そんな思いを抱えて投資を始めようとする人は多いでしょう。

たとえば、

  • 会社員以外の収入を作りたい
  • 年金や将来の収入に不安がある
  • 株価の変動に左右されず、安定感ある投資がしたい

こうした悩みを抱えるあなたに、私は 「NISA × ETFで毎月配当を狙う投資戦略」 を強くおすすめします。

この投資には、個人レベルでの魅力だけでなく、市場全体の資金流入トレンドという裏づけもあります。

2025年10月16日、ブルームバーグの記事によれば、米国ETF市場には過去最速ペースで1兆ドルを突破する資金流入があり、ETFそのものが相場を動かす原動力になっているとのことです。(記事引用:米ETF市場に資金殺到、過去最速で1兆ドル突破-相場動かすエンジンに – Bloomberg

言い換えれば、ETFという投資手段は投資家からますます選ばれる存在になっているのです。
 

NISAでETFを買うメリット

1.NISA制度の基本

  • NISAは一定額までの配当金・売却益が非課税になる制度
  • 一般NISAは幅広な商品を対象、つみたてNISAは低コスト・長期向け商品中心
  • 2024~2025年にかけて制度拡充もあり、今後の変化にも注意が必要

この非課税枠をETF購入に使えば、本来は課税される部分を丸ごと手元に残せるのが大きなメリットです。
 

2.なぜETFが選ばれるのか?

ETFは株式のように取引でき、複数銘柄に分散投資できる金融商品です。

  • 税制メリット
    NISAで配当・キャピタルゲインが非課税
  • 低コスト・透明性
    信託報酬や隠れコストが比較的低水準
  • 流動性・売買自由度
    取引所でリアルタイム売買
  • 市場トレンドとの整合性
    米国ETF市場への資金流入が急速に進み、ETF自体がマーケットをけん引中

ただし、ETFにも流動性リスク・コスト・分配方針の違いがあるため注意が必要です。

毎月配当を目指すETFの組み合わせ

ETFの配当は一般的に四半期ごと

複数ETFを組み合わせることで「毎月配当」が可能です。

ETF名配当月特徴配当利回り(目安)
VYM3・6・9・12月米国の大型高配当株に分散約3.0%
HDV2・5・8・11月財務健全で厳選投資約4.0%
SPYD1・4・7・10月高利回り重視型約5.0%
MAXIS米国株式(2558)6・12月日本上場で手軽に購入可約1.5%

複数ETFを組み合わせることで、ほぼ毎月配当を得ることが可能です。
 

配当金投資のメリット

1.安定した収入(不労所得)

配当金は、労働時間に依存せず得られる不労所得です。

  • 家で休んでいても
  • 旅行中でも
  • 副業していても

自動的に収入として入金されます。
 

2.値動きが緩やかになる傾向

高配当株・ETFは長期保有目的で買われることが多く、売買が少ないため株価変動が比較的緩やかです。
 

3.複利効果

受け取った配当を再投資すると、複利効果で資産が雪だるま式に増えるのが魅力です。
 

配当金投資の始め方(ステップ別)

配当金投資の始め方の全体的な流れは、以下のようになっています。

  • 口座を開設する
  • 安定企業・ETFを選ぶ
  • 配当利回りをチェック
  • 分散投資を実践

ステップ① 口座を開設する

以下に初心者におすすめの口座をまとめて比較しました。

証券会社特徴キャンペーン
SBI証券NISAにも強い新規口座開設で現金2,000円相当
楽天証券楽天ポイント投資に最適口座開設+取引で最大5,000ポイント
松井証券電話サポートありNISA口座開設で米株プレゼント

 

ステップ② 安定企業・ETFを選ぶ

  • 参入障壁の高い企業か
  • ストック型ビジネス
  • 株主還元意識があるか

ステップ③ 配当利回りをチェック

  • 配当利回り3%以上を目安
  • 極端に高すぎる場合は業績リスクも確認

 

ステップ④ 分散投資を実践

  • 同業種・同銘柄だけに集中せず、複数企業・ETFに分散

月ごとの配当スケジュールを意識

ETF・個別株を配当月ごとに分散すると毎月配当を狙えます。

以下は、実際に私が行っている例になります。

配当銘柄(例)
1月SPYD, HDV, エクソンモービル
2月P&G, JT
3月VYM, ハネウェル, JFEホールディングス

四半期配当のETFと個別株を組み合わせ、ほぼ毎月配当が可能です。
 

実際にNISAでETFを積み立ててみた結果(体験談)

筆者も2023年からNISAでETFを毎月購入しています。

最初は「VYMを1口」からのスタートでしたが、数ヶ月で配当が口座に入り、投資の実感とモチベーションが生まれました。

株価の上下はありますが、長期的に見ると右肩上がり。

「配当+値上がり益」をコツコツ積み上げられるのがETFの強みです。
 

成功のポイント

  • 定期的に見直す
    配当状況や企業財務をチェック
     
  • 長期投資を心掛ける
    短期利益を追わず、再投資を行う
     
  • 少額からコツコツ開始
    まずは月1万円の配当を目指す
     

まとめ

  • NISAを使ったETF投資は税制メリット+毎月配当狙いの強力な戦略
  • Bloomberg記事でも示されたように、ETF市場への資金流入は過去最速ペース
  • 配当金再投資で複利効果を活かせる
  • まずは少額から分散投資し、長期目線でコツコツ資産形成を

あなたも今日から「NISA × ETF」で毎月配当を目指す投資を始めてみましょう。

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