【初心者向け】投資って何がいいの?投資種類のメリット・デメリットを徹底解説

用語解説

現在投資する商品ってたくさんありますよね?
株や投資信託、不動産など。でもそれぞれの商品の特徴とかっていまいちピンとこない方もいらっしゃると思います。

また、投資する重要性については何となくわかったけれど、そもそも投資って株だけなの?他に何があるの?と疑問に思われた方のために。

投資対象の商品について、メリット・デメリットを含めてお伝えします。

株式

まずは当ブログでもおススメしている株式投資から行きましょう!
株式投資とは、ある企業が発行している株を売買する投資法になります。

利益が出る仕組みとしては、購入したときの株の価格が上がった状態で売れば利益になりますし、逆に下がっていれば損失なります。

なので、この会社は伸びそうだなぁとか、過去の会社の決算内容を見て健全そうだなと思った会社の株を購入したりするわけです。

そして主に、株式投資で得られる利益は3つあります!

値上がり益②配当金③株主優待の3つです!

①値上がり益

冒頭で述べたように、購入したときよりも株価が上がっている状態で売却すれば、上がった分の差額を利益として受け取れます。

 

②配当金

そして、私が最も重要視しているのが配当金です。

これは、会社の利益の一部を株主(株を購入して持っている人)に還元しますよ~という利益です。
この配当金は日本株の場合だと、年に2回還元されます。

長期的にみると、株を売買せずに保有して配当金を受け取るというスタイルにすれば、運用管理も面倒ではないですね。

 

③株主優待

ある一定の株式数を保有していれば会社の独自商品やサービスなどを受け取れるものです。

業種が異なる株式を組み合わせて保有していれば、バランスがとれて大きく損するリスクを減らしたりできます。

また、日本の株式市場が動いている9:00~11:30、12:30~15:00の間なら自由に株式の売買ができるので、ある程度は自分でコントロールできると言えます。

 

投資信託

投資信託とは何か?それは言葉通り、投資をほかの第三者を信じて託すことです。

簡単に言うと、自分ではなくてほかの人に投資の運用をしてもらって、うま~く利益出してもらうという金融商品になります。この他の人とは、ちゃんとした運用の専門家になります。

投資信託のいいところは分散投資ができるところです!

投資信託という商品の中身って、ざっくりいうと株式セットみたいなものです。国内外の株式や債券、不動産など組み合わせてバランスが取れた状態のものに投資できます。

また、運用はお任せできるので運用する手間が一切ありません。ただ、専門家にタダで運用してもらえるわけではありません。

投資を運用してもらうためには信託報酬という経費を支払わなくてはいけません。これは運用中に定期的にかかる費用になります。

また投資信託を解約する際にも信託報酬留保額という費用が掛かります。

投資信託は株式と違い価格が1日1回算出されます。この価格のことを基準価額と言います。
なので長期での運用のみを目的としている方が対象になります。

 

ETF(上場投資信託)

ETFとはExchange Trated Fundの略になります。 これを上場投資信託と言います。信託とあるので、これは先ほどの投資信託の一種です。

また、これも投資信託と同じく、投資する対象も複数である分散投資になります。

じゃあETFって投資信託と同じなの?と思われた方。実は違う点が1つだけあります。ETFは株式と同じく株式市場に上場しているんです。

どういうことかというと、株式市場に上場している会社の株式は日々価格が変動しています。そのため株式市場が開いている時間帯にリアルタイムで売買することができます。

ETFも同じく取引所に上場しているので、株式と同じく価格も変動しますし、その時間帯に売買することができます。

まとめると、投資信託のように分散投資できて、かつリアルタイムで売買できる金融商品になります。


REIT(不動産投資信託)

REITとはReal Estate Investment Trustの略称になります。日本語で不動産投資信託と言います。名前から意味を考えると、不動産を対象にした投資信託になります。

先ほど紹介した投資信託の対象は株式や債券などです。しかし、REITは不動産を対象にします。

そしてREITを持つことによって間接的に不動産のオーナーになれます。

不動産投資と聞くと、物件を1つ丸ごと購入して、その物件に住む人からの家賃収入を得ることで収益を継続的に得る仕組みを持てるというイメージです。

しかし、不動産オーナーにはなりたいが、いきなり物件を持つのも不安だし、うまく運用できるかどうかわからないという方が大半だと思います。

そんな時にベストなのがREITです!

REITの簡単な仕組みをご説明します。ポイントとしては、「不動産投資法人」、「資産運用会社」の2つになります。

まず不動産投資法人とは、投資家から資金を投資してもらい、そこから発生する分配金を投資家に配分するという組織になります。

要は、REITを行うための窓口という位置づけです。

次に資産運用会社とは、投資先の不動産を選定したり、その管理・運用を実際に行う組織になります。こちらは「不動産投資法人」から業務委託を受けているという位置づけですね。

この資産運用会社がうまく運用することで収益につながるというわけです。

また、REITも投資信託と同じように複数の不動産を対象にしています。つまり分散投資している状態になり、リスクを抑えることができます。

また、不動産投資だと1つや2つの物件を持つのが限界だと思いますが、REITは複数の不動産を対象にしているので、いくつも不動産を保有している間接的な不動産オーナーになることができます。

間接的に不動産オーナーになりたい!という方にはぜひおすすめです。

 

FX(外国為替証拠金取引)

最後にFXをご紹介します。FXとはForeign Exchangeの略称になります。日本語で外国為替証拠金取引と呼びます。

簡単に中身を言うと、通貨と通貨を交換する取引になります。

「通貨同士を交換すると何がいいの?」と思われるかもしれません。この「通貨」とは、例えば日本と米国、日本と中国など異なった国同士の通貨を交換します。

通貨の価値は各国で異なります。価値が上がっている通貨もあれば、下がっている通貨もあります。
この価値の差を利用して利益を得るという仕組みです。

ですが、私はあまりお勧めはしません。

それはなぜか?理由は2つあります。

1つは時間です。国の通貨の価値は日々、1秒1秒変化しています。これは株と同じだと思われるかもしれません。

比較して株は、株を取引する時間が決まっているので、その時間内しか価格が変動しません。

しかし通貨は、1日中価値が変動しています。つまり私たちが眠っている間も変動しつづけています。

なのでFX取引で収益を得ている人は、ずっと価格を見て利益が出せるタイミングを見て売買しています。したがって、常に価格が気になる生活を送ることになります。これでは疲れてしまいますよね。

2つ目リスクが他の金融商品と比較して高いことです。

日々価値が変動していることから、その国で何か悪いニュースが出れば急落する場合があります。もし眠っている間に悪いニュースが出て通貨の価値が下がろうものなら、大きな損失を抱えてしまうことになります。

なので株式よりもリスクが高いと考えています。

 

まとめ

以上がざっくりとした投資対象の金融商品になります。

結論として、株式か投資信託への投資をおすすめします。

そして、ある程度のまとまった資金がある場合やリスクをできるだけ分散しておきたいと考えている方には投資信託をおすすめします。

そしてここでは、このブログでは主に株式投資に焦点を当てて解説していきます。私自身、株が好きと言いうのもあるのですが、やはり自分で株式ポートフォリオを構築したいという想いが強いからだと思います。

投資信託は、運用会社がしっかり調査をした上で様々な株式を組み合わせて、セットとして販売しています。また、その後の運用もしっかり行ってくれます。

しかし運用にかかる手数料などを考えると、やはり自分で運用する株式投資の方が長期的にみるとコスト面でもいいと判断しました。

なので、私は株式投資をメインに行っています。

個人によって意見や価値観も異なると思うので、自分に合った投資商品を選択して運用していくのが一番だと思います。

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