投資に乗り遅れるな!この12月、来年1月が投資開始には最適な理由

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皆さんはすでに証券口座をお持ちでしょうか?あるいはすでに投資をされていますか?
来年1月から新NISAもスタートすることから、今年12月は投資を開始をする時期としては最適です。その理由を解説していきます。

来年1月から新NISAがスタート!

まず、この12月が最適な理由の1つとして、「新NISAのスタート」が挙げられます。

元々今のNISAは2014年に開始された制度になります。なので来年でちょうど10年になるということになりますね。

2014年から制度が確立したとはいえ、日本ではまだまだ投資を行っている方は少ないです。

しかし、2024年からNISA制度が新しくなるという情報が出回るにつれて、投資に興味・関心を抱いている方が増えてきているような印象があります。

そもそも新NSIAで一体何が変わるのか?

大きく変わることとしては、非課税金額と、その期間が大幅に伸びることです。投資家にとっては、自分が得た利益から引かれる金額が少なくなるので、これほど嬉しいことは無いでしょう!

新NSIAに関しての詳細な説明は、私のブログでも解説しているので、気になった方は参考にしてみてください。

この新NISAへの興味・関心が集まることで、1つの予測ができます。
それは、株式市場への資金流入が増加することです。

来年からの新NISAを利用して、投資を始める方は少なからず一定数はいると考えます。その人達が株や投資信託を購入するために資金を入れるのも、来年1月に集中すると思われます。

株式市場へ資金が流入するとどうなるのでしょう?
少なくとも株価は上昇傾向になると思います。

資金が流入することで、株式市場にある株が購入されます。例えば、ソフトバンクやソニーなどの知名度が高い会社や、手ごろな価格で購入できる配当金が高い会社に資金が集中します。そうすると、株に対する需要が高まることで株価が上昇します。

また、日経平均株価も多少なりとも上昇することが考えられます。

日経平均株価は、日本の株式市場に上場しいる225銘柄の平均を取っています。つまり、その225銘柄の幾銘柄の株価が上場することで、日経平均株価全体も上昇します。

例えば、日経平均株価などの指数に投資する「インデックス投資」を行っている方にも恩恵があるのではないかと思います。

まとめると、新NSIAへの注目度の分だけ、株価が上がると予想します!



なので、この12月のうちに現行NISA口座を開設して、株を仕込んでおくことで値上がりを期待できるのではないでしょうか?

また、12月は年末商戦にも入るので、それにちなんだ銘柄も徐々に株価に織り込んでいってます。この12月が勝負です!

 

初心者はまず何に投資すればよいのか?

まずは何に投資すればよいのか?株式?投資信託?
私のおすすめは「インデックス投資」です!

インデックス投資とは、市場の値動きを示す指数(=インデックス)の値動きに連動をめざす投資手法です。この指数とは、日経平均株価などです。

通常の株式投資では、その投資する対象の1つの会社に投資を行いますよね。しかし、インデックス投資は会社ではなく、指数そのものに投資を行うことができます。

インデックス投資と個別株式投資とでは、どう違うのか?

通常の株式投資として「ソフトバンク」を、インデックス投資の例として「日経平均株価」に投資する場合を考えてみましょう。

まず、ソフトバンクの株式を100株購入したとします。1株1,800円として、100株で合計18万円になりますね。このソフトバンクの株価が10%下落したとします。つまり1,800円×0.9=1,620円になります。

この結果としては、ごく普通のことですよね。何らかの出来事がきっかけで10%の下落を受けて、株価がその分落ちてしまうことはよくあります。

しかし、日経平均株価の場合はどうなるでしょう?

先ほどもお伝えしたように、日経平均株価225銘柄から構成されています。ここでは、本来225銘柄ある中から、日経平均株価に採用されているソフトバンクとソニーを例に挙げてみましょう。

ソフトバンクは1株1,800円、ソニーは1株12,000円だとします

仮にソフトバンクが先ほどと同じ10%の下落を受け、ソニーは5%の値上がりしたとします。つまり、ソフトバンクが先ほど同様1,620円、ソニーが12,600円になります。その合計は14,220円になりますね。そしてその平均として、7,110円になります。

ここで言いたいこととしては、インデックス投資では分散効果が狙えることです!

個別銘柄への投資では直接下落を受けてしまいますが、指数はいくつもの銘柄で構成されているので、1つの銘柄が下落した年も、他の銘柄が上昇すれば、その差が相殺されることになります。

なので、大きく変動せず平均した安定的な値動きになります。

初心者の方にインデックス投資をおススメするのは、まだ相場観がなく、どの銘柄が値上がりするのか見当もつかないと思うからです。

その場合に、安定した指数に投資することで、その初心者からスタートの差を少なくすることができます。したがって、まず初心者の方には「インデックス投資」をおススメします!

どのインデックス投資がおすすめ?

結論から言うと、個人的には「S&P500指数」への投資をおススメします。

S&P500指数とは何か?
アメリカを代表する500銘柄で構成されている指数になります。つまり米国株への投資になります。
米国株って聞くと、不安になる方も多いのではないでしょうか?
しかし、私の当ブログでは特に米国株への投資をおススメしていますし、関連記事も書かせてもらっています。

米国株投資への魅力は、なんといっても成長性の高さです!

米国株の力強さの要因としては、イノベーションの発端が米国である場合が多いからです。例えば、アップルのiphone、グーグルの検索エンジン、フェイスブック(現在はメタプラットフォームズ)のインスタグラム、その他ネットフリックスのサブスクサービス、ウーバーの配達などが挙げられます。

今は、日常となっている商品やサービスの発端は、米国企業がほとんどなのです。

イノベーションの発端になると、どんなメリットがあるのか?
それは、圧倒的なシェアを獲得できることです。

何か新しいサービスを始めた場合、競合他社はありません。つまり、サービスを始めたその1社だけということになります。つまり、この初期段階ではシェアが100%です。そこから、そのサービスを真似する競合が増えて、徐々にシェア率がばらけます。

しかし、最初にそのサービスを確立した会社は、基盤がどの企業よりも早く整っていて、知名度も高いので優位な立場になります。基盤ができてしまえば、需要さえあれば将来も定期的に利益を確保していくことができます。

特に、アップルのiphoneなんて、新しい機種のものが発表されるたびに、大きな重要を集めることができます。また、定期的な入れ替えを必要とすることで、自動的に利益が入ってくることになります。

 

米国株は年末に向けて上昇期待もある

米国株は年末にかけて力強く上昇するのではないかと予想しま

そう考える理由としては3つ!
①今後米国の物価が安定することが期待できる
②雇用市場に減速の兆しが出てきた
③米国の中央銀行であるFRB(連邦準備制度理事会)が利上げ中止の可能性がある

ちょっと良くわからないと思うので、分かりやすく解説します。

①今後米国の物価が安定することが期待できる

まずは株価と物価の関係として、物価の上昇局面では株価も上昇する傾向があります。

これは物価の上昇により、企業の商品やサービスの価格も合わせて上がります。すると、企業は物価上昇分だけ利益を多く得ることができます。これに連動して会社の株式の価値も上がるため、株価も上昇するというわけです

しかし、ここで例外もあります。

緩やかな物価の上昇については、株価もそれに合わせて上昇する傾向がありますが、短期的な物価の急騰時には下落する可能性が高いです。

例えば、日本での出来事を例に挙げてみてみましょう。
下の図は、物価を示す指数である「消費者物価指数」と「日経平均株価」を示した図になります。

出典:世界経済のネタ帳

目立った物価上昇の例として、①1997年消費増税、②2008年世界景気拡大により商品市場へ多額の資金流入、③2012年アベノミクスによる景気拡大期待。そして足元の④2022年ロシアのウクライナ侵攻による供給面の制約があり商品市況が上昇したことと、円安による輸入物価上昇です。

このように短期的な物価の急騰時には、日経平均株価も下落していることが分かります。
つまり物価の急騰時に経済全体の対応が遅れてしまうことが原因になります。

話を戻して、米国の物価の場合は、10月に消費者物価指数が発表されて、前年の同じ月に比べて3.2%の上昇になりました。上昇こそしている者の、市場予想の3.3%を下回り、前月よりも0.5%低下しています。

つまり、物価が落ち着く傾向になってきたということです。

最近まで、インフレ傾向だった米国経済がゆっくりスローダウンする可能性が現れてきました。
そのため、それに合わせて株価の上昇も期待されます。

②雇用市場に減速の兆しが出てきた

ここでも、まずは「株価と雇用市場の関係」から理解しましょう。

雇用が増加するということは、会社が人を雇う人件費に余裕があるということです。また、雇用された側も、その分収入が増えるため消費も拡大します。それにより、経済が回り、景気が良くなっていると判断されるわけです。

特に米国は世界経済の中心でもあり、米国経済の約7割が個人消費で占められています。

個人消費が増えれば、その分商品やサービスを提供している会社は儲かり、その会社の株式の価値は上がります。そのため、雇用市場の活性化は株価にも影響を与えるということです。

しかし、雇用市場が急激に活性化すると、雇用者への賃金も上昇します。賃金の上昇ということは、要はもらえる給料が増えるということです。

給料が増えれば当然、今まで買えなかったモノなどを買いますよね。それが個人消費のさらなる拡大につながります。この拡大があまりにも急だと、先ほどの①でも解説した、物価の急騰にもつながってしまいます。

つまり、物価の急騰時には経済全体の対応が遅れてしまって、株価の下落にもつながります。そのため、雇用市場も緩やかに安定している方が、株価への影響も少なくて済みます。


③米国の中央銀行であるFRB(連邦準備制度理事会)が利上げ中止の可能性がある

FOMCにて米国の金融政策の方針転換が明らかになりました。その会合が12月13日(水)に終了し、そこで米国のFOMCは3会合連続の利上げ見送りを決めました。

ここでのワードとして出てくる「FRB」「FOMC」「利下げ」について、ご説明しましょう。

まずFRBとは、米国の中央銀行です。日本でいうと、日本銀行と同じような機関です。

このFRBという機関の目的としては、「米国の雇用の最大化」、「物価の安定化」、「適切な長期金利水準の維持」を実現し、その結果として米国経済を活性化することです。

この目的を達成するために、金融政策を実施して経済の動きを調整しています。

この金融政策を決める会合の場をFOMCと呼ばれます。そして、そこでの金融政策の1つとして「利下げ」などを行います。

そして、次の疑問としては、そのFRBが利上げを中止することで、どのような影響があるのでしょうか?

まずは利上げをする場合は、どんな時なのか?それは、物価が高騰している時、すなわちインフレの状態の時です。

物価が高騰している場合、先ほどのFRBの目的には「物価の安定」が含まれているので、インフレ時には物価を安定させる金融政策を打つ必要があります。

物価が高騰している=みんながモノを買う需要が高く、供給が追い付いていない状態=お金を持て余している状況、となります。

その場合に金利を上げることで、お金を預金の方向へ向かわせることができます。なぜなら、銀行口座へ預金することで、金利分だけお金が増えるからです。

また、企業の立場で考えてみましょう。

企業は設備投資など、多額の資金を必要とするときにはお金を借りる必要があります。その場合、銀行などから借りるお金に上乗せして、金利を支払う必要があります。

ここで、金利が上がると、企業は銀行への返済の額が、金利分だけ多くなってしまいます。そうなると、企業は設備投資などに資金を遣わずに、ため込む方向に動くことが予想されます。

結果的に、資金が市場に回ることを減らし、物価が高騰することを防ぐことができます。

したがって、FRBはインフレ時にはこのような効果を狙って、利上げを行うことがあります。

しかし、今月のFOMCでは「利下げ」の方向に舵を切ってくるという可能性が出てきました。
ここからなにが分かるかというと、「物価の安定」が達成されたことを意味しています。

そして、利下げに転じることで、「株価アップの方向に動くのでは?」という予測ができます。

先ほどとは逆で、企業が銀行への借り入れを増やすことになり、設備投資が増えます。そうなると、新たな事業への投資などというポジティブなニュースが公表されて、株価アップの材料となる可能性があります。

長くなりましが、FRBの利上げ中止予測が、株価の上昇を期待させるという結論になります!

まとめ

この記事のまとめとして、この12月、さらには来年1月が投資を始めるのには最適な時期になります。そして、実際にNISA口座を開設した後、日本株だけでなく米国株への投資も検討することをおススメします。

いくつか米国株への投資期待の理由を述べましたが、やはりここ数年間は米国経済がトップに君臨し続けると予想します。

確かに先進国以外にも、アジアの発展途上国の経済の伸びも急激に伸びていることもあり、今後その国々が世界経済をけん引していく可能性もあります。

しかし、米国経済は過去の指標からも分かるように、ずっと右肩上がりに成長してきています。日本経済はほぼ横ばい状態なのに対して、米国経済は急激に落ちることもなく、底堅い動きを見せています。

その根底にあるのは、やはりテクノロジーの最先端は、米国にあるからだと思います。米国が発祥となり、各国へその技術が伝染しているように感じます。

最初に技術を発見してスタートさせることは、それを行った人に1番お金が集中します。しかも特許などを取れば、長年に渡ってその技術を独占できるので、競合がいない1人勝ちゲームのように利益を確保できます。

GAFAM(アルファベット、アマゾン、アップル、メタプラットフォームズ、マイクロソフト)と呼ばれる米国の大企業は、その事業の根底にその、初めての技術を備えています。そこから、別のものに派生していって、事業を多角化しています。

これらの企業が、その他にも米国に多数存在すると考えると、やはり米国経済の天井は全く見えないなと常々感じます。

しかし、いきなり米国株への投資はちょっとまだ不安と感じる方は、日本株への投資をまずは優先していいと思います。日本株にメインに投資しながら、その分散投資として少額でもいいので米国株を持つようにしたらいいと思います。

実際に、他国の株式を購入すると、自国の株式との違いを比較することができるので、その投資効果の違いを自分の目で把握しやすくなります。

日本国内でも投資の後押しが、新NISA制度によって始まることになるので、投資を始めることを前提として、何に投資するかを自分なりに勉強していくことにフォーカスしていってください!

その時に、このブログをぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです!できるだけ、投資初心者に寄り添って、よくわからないことを分かりやすくお伝えしています。また投資への不安についての解消方法についても具体的にお伝えしています。

当ブログのモットーは、「投資不安を解消して、次の動きにつなげる」になります。今回のNISA制度の改正を機に、ぜひ投資の世界へ足を踏み入れてみてください!


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