
米国株の高配当ETFが人気らしいけど、どれを選べばいいか分からない…

VYMやHDVってよく聞くけど、どれが自分に合っているの?
そんな悩みをお持ちの方へ。
この記事では、2025年に注目の米国高配当ETFを初心者にも分かりやすく徹底解説します。
高配当ETFは、個別株のように銘柄を選ぶ手間を省きながら、安定した配当収入を得られるのが魅力です。
本記事を読めば、「どのETFを選ぶべきか」から「実際の買い方・注意点」まですべて理解できます。
投資初心者でも、安心して米国ETFデビューできるように構成しています。
- 米国高配当ETFの基本構造とメリット
- 2025年に注目すべき高配当ETFランキング
- 各ETF(VYM・HDV・SPYD・JEPI・SCHD)の特徴と違い
- 為替・税金など日本人投資家が注意すべき点
- 初心者でも失敗しないETFの選び方
- おすすめの証券口座(松井証券・SBI証券・楽天証券など)
目次
米国高配当ETFとは?初心者でも分かる基本構造
米国高配当ETFとは、米国企業の中でも配当利回りの高い銘柄に分散投資できる上場投資信託のことです。
ETF(上場投資信託)は、複数の株をまとめて買えるため、1社の業績に左右されにくいのが特徴。
米国高配当ETFのメリット
米国高配当ETFデメリット(リスク)
【2025年版】米国高配当ETFおすすめランキング
ここでは、人気・実績・安定性の観点から2025年におすすめの米国高配当ETFを5本厳選しました。
それぞれの特徴を簡潔にまとめます。
| ETF名 | 運用会社 | 経費率 | 配当利回り(目安) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ①VYM | バンガード | 0.06% | 約3.0% | 大型安定企業中心。長期投資に最適 |
| ②HDV | ブラックロック | 0.08% | 約4.0% | 財務健全で安定配当。ディフェンシブ銘柄多め |
| ③SPYD | ステートストリート | 0.07% | 約5.0% | 利回り重視。景気敏感株の比率が高い |
| ④JEPI | JPモルガン | 0.35% | 約7.0% | オプション戦略で高配当を実現。新NISA対応で注目上昇中 |
| ⑤SCHD | チャールズ・シュワブ | 0.06% | 約3.5% | 配当成長株中心で、増配を狙いたい人向け |
※配当利回りは2025年1月時点の概算。実際の数値は変動します。
各ETFの特徴と選び方のポイント
① VYM(バンガード・米国高配当株ETF)
② HDV(iシェアーズ・コア米国高配当ETF)
- 財務が健全で、安定して平均以上の配当を出せる米国企業75社で構成された指数です。
- 企業の「配当を支払う力(配当余力)」に応じて、比重(ウェイト)が決められています。
③ SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)
S&P500指数のうち配当利回りの高い80銘柄に投資し、安定した配当収入を追求
④ JEPI(JPモルガン・米国株式プレミアム・インカムETF)
将来の株価を予想して“権利”を売買する取引
投資商品の一種。リターンが株式や株式指数のパフォーマンスにリンクしている「債券」
⑤ SCHD(シュワブ米国配当株式ETF)
- 10年以上増配を続ける企業中心。
- 成長性と安定性のバランスがよく、長期的な資産形成に適す。
- 近年、米国投資家の中でも人気上昇中。
- ダウジョーンズ米国配当100インデックスに連動
- S&P500指数から、同業他社と比較して財務比率に基づき銘柄を選定。
- 安定した配当実績を持つ高配当企業100社を測定しています。
為替・税金の注意点

米国ETFを日本で購入する場合、次の2点は必ず押さえておきましょう!
為替リスク
税金(配当課税)
初心者でも失敗しないETFの選び方3ステップ
- 投資目的を明確にする
配当重視なのか、将来の資産形成なのかを明確に。 - 複数ETFに分散投資する
VYM+JEPIのように、安定型と高利回り型を組み合わせるのもおすすめ。 - 長期視点を持つ
短期での値動きに左右されず、配当を再投資しながらじっくり育てる。
【筆者の体験談】実際に高配当ETFを運用して感じたこと

私は2021年からVYMとHDVを中心に投資を始めました。
最初は「円高で損するのでは?」と不安もありましたが、配当金が毎年入る安心感が大きいです。
特に暴落時にも定期的に配当が入るため、心理的にも支えになります。
「株価の上げ下げに一喜一憂せず、配当を受け取りながら長期保有する」
これが高配当ETFの魅力です。
まとめ:2025年は「安定×分散×継続」がカギ
2025年の米国市場は金利動向や景気の波が読みにくい年です。
だからこそ、安定配当を出す優良ETFに分散投資する戦略が有効です。
初心者の方は、まずは「VYM」「HDV」「SCHD」など安定型を中心に始め、慣れてきたら「JEPI」「SPYD」など高利回り型を組み合わせていくのがおすすめです。
証券口座をまだ持っていない方へ
米国ETFは、以下の証券会社で購入できます。

手数料・使いやすさ・NISA対応のバランスがよい口座を選びましょう。
| 証券会社 | 特徴 | 公式サイト |
|---|---|---|
| 松井証券 | 低コストで初心者向け。サポートが丁寧 | 松井証券の公式サイトはこちら |
| SBI証券 | 米国株・ETFの取扱数が最多。Tポイント投資も可能 | SBI証券の公式サイトはこちら |
| 楽天証券 | 楽天ポイントで米国株投資可能。アプリ操作が分かりやすい | 楽天証券の公式サイトはこちら |
この記事のまとめ


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