【実体験】投資で失敗した5つの理由と学んだ教訓|初心者がやりがちな落とし穴とは

初心者ガイド

「積立NISAを始めたけど、含み損に耐えられずやめてしまった」
「高配当株に飛びついたら暴落した」

私もそんな失敗を重ねた投資初心者のひとりでした。

この記事では、実際に100万円以上の損失を出した私の失敗談をもとに、「初心者がやってはいけない投資の落とし穴」と「そこから学んだ大切な教訓」をお伝えします。

同じような後悔をしないための参考になれば幸いです。

ここで自己紹介をさせていただきます。

  • 29歳のサラリーマン
  • 5年前は、証券会社で営業職をしていた
  • 新規開拓中心で、株をはじめとした金融商品を販売
  • 2020年に退職し、自身で株式投資を始める
  • しかし、投資開始直後に大損して元手が3分の1になる
  • 現在は、損金を回収し毎月3万円を継続して投資に回す


証券会社出身なら、「自分で資産運用したら結構利益出てるでしょ!」と思われるかもしれません。

しかし、最初はその逆で全く利益は出ず何なら損失の方が大きかったです。

その時に失敗した理由と、改善したことについてもご紹介していきます。

投資で失敗した5つの理由と学んだこと

まずは、投資において私が失敗した理由を5つご紹介していきます。

また、皆さんが同じ失敗をしないように、その失敗から学んだことについてもお伝えします。

【失敗1】SNSやYouTubeの情報をうのみにして損した

この銘柄はこれから上がる!今が仕込みどき!

そんな投稿を見て、深く調べずに買った結果、含み損に…

失敗からの学び:
・情報の「出どころ」と「根拠」がないものは信じない。
・投資判断は必ず自分で裏付けを取るクセをつけましょう。

 

【失敗2】短期間で一発逆転を狙って失敗

ボラティリティが大きいハイリスク銘柄で、短期利益を狙った結果、大きく下落して損切り…。

ボラティリティとは?

株価の値動きの大きさのこと。ボラティリティが大きい=値動きのは幅が大きい。

失敗からの学び:
・ 投資は「焦らずコツコツ」。
・時間を味方につけた「積立投資」「インデックス投資」の方が再現性が高いと実感しました。

 

【失敗3】話題株に飛びついて後悔した

ニュースで話題になった企業の株を「みんな買ってるから」という理由で購入していました。

しかし、すでに高値圏で買ってしまい下落…。

失敗からの学び:
・すでに注目されている銘柄=割高リスク。
・周囲に流されず、自分の投資スタイルを持つことが重要です。

 

【失敗4】売り時が分からず、含み益が消えた

値上がりした株を「もっと上がるかも」と欲を出して売れず、最終的に含み益がゼロに。

失敗からの学び:
・ エントリー(買い)だけでなく、出口(売り)の戦略を持っておくこと。
・利益確定ルール(例:+20%で利確)を決めるのが有効でした。

 

【失敗5】分散せずに1銘柄に集中投資して大損

「この会社は間違いない」と思い、ほぼ全額を1社に投資したところ、まさかの業績悪化で大きな含み損へ。

失敗からの学び:
・分散投資はやはり重要。
・ETFや投資信託を使って、複数の業種・地域に資金を分けることで、リスクを下げられます。

 

実際の体験談|お金と時間を失った

結論からいうと、私は短期投資で大失敗しました。

短期投資とは?

株の売買を1日のうちに何度も行って利益を得る投資のこと。


大失敗とは具体的にいうと、お金と時間をの両方を失いました・・・

私は証券会社を退職した後に、すぐにネット証券で新規口座を作り証券取引を始めました。

この時の私は、証券会社に勤めていたこともあり、「簡単に利益なんて出せるだろう」と考えていました。

1日中株価の変化を見ながら、買ったときよりも高くなったら売却することを繰り返していました。

最初のうちは、それなりに利益も出ていたのですが、その後に大きく損失を出してしまいます。

なぜなら、利益がそれなりに出たことで調子に乗って、多額の資金を一気に株に投資したからです。

また、「俺は儲かる株価を選ぶセンスがある!」と思い込みすぎて、偏った銘柄に大きく資金を投資していました。

その結果、ある一時的なニュースをきっかけに、大きく損失を出してしまいました。

また、株式を売買するごとにかかる売買手数料も大きくコストとしてかかっていました。

株式を購入するとき、そして売却するときには手数料として証券会社にお金を支払わなければいけません。

ましてや1日に何度も取引するということは、それだけ売買手数料を多く払っているということです。

儲かっている時はそれほど気になっていなかったのですが、損を出し続けるとやはり大きな負担にもなってきます。

そしてもう一つの大きな失敗とは、「時間」です。

1日中、株価チャートとにらめっこしていたので、その分大きく時間も失いました。

なぜなら、株価を見ること以外何もできなかったからです。

それに株価を見ていないときでも、どうしても気になってしまって株価をチェックするというループ状態になっていました。

しかし、このような日々を送っていく中である大きな気づきがありました。それをきっかけに、次第に自分の投資方法に疑問を抱くようになっていきました。

それは・・・

何で俺は急いでお金を稼ぎたいと思ってるんだ?

お金を儲けるのは、自分がやりたいことを自由に行える状態にするからだと思っています。

つまり、お金を増やすことが目的ではなく、その先にあるやりたいことを達成することが目的です。

しかし、お金を得るために1日中株価を見ていることになれば、確かにお金は増えるかもしれませんが、自分のやりたいことを行う時間は全くなくなります。

これって矛盾してますよね?

お金はほしい!好きなことをするために!しかし、する時間がない・・・

短期投資だと、どうしても私の目的は達成できないと感じました。

そう思い、短期投資はすっぱりやめました。

ここで結論としては、短期投資のメリットは短期的に資金を得る可能性があること。デメリットとしては、大きな資金と時間を失うリスクがあることです。

「短期投資が絶対おすすめしない!」というわけではありません。

しかし、私はこのメリットとデメリットを天秤にかけたときに、デメリットの方がリスクが高いと感じました。

そのため、二度とこんな失敗をしないように、投資初心者だった頃の私が意識したことがあります。


 

同じ失敗をしないために|初心者が意識すべき3つのこと

1.長期・積立・分散を基本にする

毎月コツコツ積み立てる「ドルコスト平均法」は、相場に振り回されにくくなります。NISA制度を活用すれば、税制優遇も受けられます。

2. 自分に合った証券口座を選ぶ

初心者におすすめの証券口座は以下の通りです。

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3. 失敗から学び、次につなげる

投資において「失敗ゼロ」はほぼ不可能です。
大切なのは「同じ失敗を繰り返さない」こと。私もまだ勉強中ですが、一歩ずつ前に進んでいます。

 

まとめ

失敗を通じて、投資は「感情と欲に打ち勝つゲーム」だと痛感しました。

✅ 情報は自分で調べて判断する
✅ 長期・積立・分散が基本
✅ 感情で動かないルールを決める

これらを意識することで、徐々に投資が「怖いもの」から「資産を育てる手段」へと変わりました。

次に読むべき記事はこちら
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・👉 【2025年最新版】初心者におすすめの証券口座3選|NISA・米国株・手数料で徹底比較! | とむろぐ

 

最後に|まずは一歩踏み出してみましょう

失敗も立派な「投資経験」です。
この記事を読んだあなたが、一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。

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