株は怖いもの?元証券マンが教えます!初心者のそんな不安に対策を。

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なぜ投資を始めないのか?始めた方がよい理由を私なりにお伝えします。
もともと証券会社に勤めていたこともあり、その時の経験・変わった価値観も交えて説明しましょう。

預金する意味とは?

「株式投資がはやっているけど何から始めればいい?」、「株って損するイメージがある」、「そもそも何で投資を勧めるの?」などなど。

最近よく聞く「投資」。そもそも投資すると何がいいの?

皆さん当たり前だとは思いますが、預金口座にいつもお金を預けていますよね?何か臨時でお金が入れば預金口座へ入金すると思います。

ここで疑問なのですが、なぜ預金口座にお金を入れるのでしょうか?

もちろん、ある程度まとまった額のお金を使う予定があれば、預金口座にお金を入れるのもわかります。しかしただ何となくお金を貯めるだけでは、お金を入れた分しか増えていきません。これってすごい非効率だと思いませんか?


 

2000万円問題は本当なの?

しかも65歳で定年退職してからの生活資金としての目安は「最低2000万円」と話題になりましたよね。実はこの数字あながち間違ではないと思います。

国民年金の平均受給額は約6万円、そしてサラリーマンなどが対象となる厚生年金の平均受給額は14万円です。つまり約20万円が月々年金として受け取れます。

これが60歳から90歳までの30年間で計算すると、20万円×12か月×30年間=7200万円。これが生涯の年金収入になります。

そして老後の生活費としては、老後生活費の目安を約40万円(医療費も含めると)とすると、40万円×12か月×30年間=1億4400万円。

つまり、1億4400万円ー7200万円=7200万円の差額が出ます。計算はざっくりですのでばらつきがありますが、2000万円をはるかに超える金額を定年までに準備しなければいけないのです。

つまり「2000万円問題」を言い換えると、「最低限生きていくためには2000万円が必須」と言い換えられます。つまりは普通の老後を迎えるには4000万円。豊かな余裕のある老後を迎えるにはそれ以上が必要になると思っています。(今後の物上昇なども含める)

なので私は「最低5000万円」は老後資金として、定年までに貯めておきたいと考えています。

この5000万円を、普通に会社で給料をもらってその給料を銀行口座に預けて貯めていこうと思っても絶対に貯められないです!

なので、貯めたお金にも働いてもらうために運用していく必要があるのです。

 

株式投資はギャンブルではない!

ここまで読んで頂いて、預金以外に何もしていないことに危機感を覚えた方もいるのではないでしょうか?

だけど、「やばい!とは思ったが、何をどうやって不足資金を確保すればいいんだ?」と迷いますよね。そんなときに私がおススメするのが「株式投資」です。

冒頭でも書きましたが、「株って何か怖くない?」と思われる方も多いと思います。そもそもなぜ株は怖いというイメージがあるのでしょうか?

それは周りで「大損した!」という情報のみが飛び交っているからです。また、「100万円儲かった!」など「ギャンブル性が強い」というイメージにすり替わっているからです。

まずその思い込みをなくしましょう。株はギャンブルではありません。

ギャンブルというのは、損得を運に任せるような、宝くじ、競馬、パチンコなどを指します。それらと株式投資は全くの別物です!

株式投資はある会社の株を購入して、その株を持ち続けて定期的に配当という会社からの利益の一部をもらい続けたり、その株の価格が購入したときよりも上がった時に売却すれば、その分の利益を受け取ることができます。

 

株で損する人って?

株式投資で大損している方の大半は、後者の「値上がり益」を重視して投資している人です。

彼らは1つの会社の株に一気にお金を投資するという手法を取っています。

例えばA社の株式に1000万円という多額なお金を投資したとします。もし株価が1株1000円だとしたら、1%下落すると990円になります。そして1000万円の1%の下落とみると10万円となります。たった1%の下落で10万円失うことなります。

また株価は1日に10%ほどの下落なんてざらにあります。つまり1000万円だとすると、100万円を失うことになります。

また、株式を購入・売却するときには手数料がかかりますこの手数料が株式売買を仲介している証券会社の利益になるわけです。

この手数料は一律ではなく、投資する金額が多くなるほど手数料も多くなります。

さらにこのように値上がり益を重視して株式投資する方は「短期売買」を好む傾向があります。つまり1日や1週間のうちに何度も株を買って、売って、買って、売って…を繰り返して、総合的な金額がプラスになるように運用していきます。

この時点で毎取引で手数料がかかってしまい、手数料だけで結構な金額になってしまいます。


手数料を追い求めた証券マン時代

私も元証券会社に勤めていて、月々にどれだけこの手数料を稼げるかのノルマがありました。

担当するお客さんに値上がりしそうな株を勧めまくり、手数料をより多くするために大きな金額を投資してもらえるように営業していました。

この時は、お客さんのことよりも私自身のノルマのことしか考えていませんでした。

私は株式投資自体が好きで、できるだけお客さんに株の魅力や投資って怖くないんだよっていうことを伝えていきたいと思っていました。

なので、この手数料をどれだけ稼いで会社に貢献するかという仕組みになっている証券会社にものすごく嫌気が差していました。

しかし上司からは「ノルマを絶対に達成しろ!」「訪問、電話して営業しまくれ!」とプレッシャーをかけられ、手数料をどれだけ稼ぐかという考え方にものすごく違和感を覚えていました。

確かにボランティアではないので、利益を考えなければいけないことはわかっていますが、お客さんのことをあまりにもないがしろにしすぎだと感じていました。

なので私は株式売買手数料ではなく、新規顧客の口座数で目立って会社に貢献しようと思いました。

株式投資について何もわからない。株って怖いというイメージをなくし、投資を始めてみたいと思えるように情報提供していきました。

そして小さな金額から投資をスタートしてもらうことを前提にして、自分の証券会社に口座を作ってもらいました。そのおかげで月々6件ずつくらい新規顧客を作っていくことができました。

新規顧客が増えて文句を言う上司はいなかったので、その分手数料のノルマ設定を緩めてもらえるようにしました。

個人的な話で横道にそれましたね。つまり結論は、手数料を最低限に抑え、長期で株式投資をしていくというスタイルをおすすめします!

 

自然に身につく金融知識

ここまでで、株式投資に対する見えない恐怖が多少なりともなくなったと思います。そして株式投資は資金を増やすこと以外にも、増えていくものがあります。それは金融知識です。

私たちは日々モノを購入する際に必ずお金を支払います。また働いた分の対価としてお金をもらいます。その生活の中で必須になるお金という存在、またそのお金に派生する様々な役割、法律、機能があります。

しかし私たちは、お金について知らないことが多いです。これは日本の教育問題でもよく挙げられることですが、金融に関する教育が少なすぎるからだと思います。

主にアメリカでは小学生の頃から、投資について教えられます。その子供たちが大人になれば、少なくとも投資にお金を回すようになっていくでしょう。

なぜなら、「株は怖い」「投資は怖い」。そういった先入観がないからです。

金融知識をつけると、「どうしたらお金が動くのか?」「何にお金が持っていかれているのか?」と今まで無自覚に搾取されていたお金の動きに気づいていくと思います。

無駄にお金を支払わないでください。お金の潜在能力をもっと引き出してあげましょう!

そしてお金が増えると、選択肢も増えます!

 

お金が増えたその先には...

極論、お金を増やす最終的な目標は自分のしたいことをすることです!

大きな家がほしい!会社員じゃなくて自分のお店を持ちたい!海外に住んでみたい!などなど。自分の夢をあきらめる必要がなくなります。

ぜひ自分の夢を叶え、おじいちゃんになっても優雅で余裕があって自分のやりたいことを死ぬまでやりきる!そんな人生を目指しましょう!

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