配当金投資は、株式投資の中でも安定した収益を得るための戦略として注目されています。
特に、長期的に安定した収入を得たい投資家にとっては、非常に魅力的な選択肢です。
この記事では、配当金投資の基本から始め方、実践方法までを丁寧に解説します!
目次
配当金投資とは?
配当金投資の基本

そもそも配当金投資って何?
配当金投資は、企業が株主に対して利益を分配する配当金を受け取ることを目的とする投資方法です。
企業の業績が安定していれば、定期的に配当金を受け取ることができます。
株を売買する手間がないため、初心者でも簡単に始めることができます。
配当金投資の特徴
株式売買によるキャピタルゲイン(価格差による利益)を狙うのではなく、配当金を安定的に得ることを目的とします。
株式売買だと安定的に利益を出すことが難しいです。
しかし、配当金投資であれば、「良い銘柄を保有していれば安定してリターンを得ること」が可能です。
配当金は不労所得としての収入源にもなります。
配当金投資の3つのメリットとは?
私も配当金投資を継続して、最終的に不労所得で「生活を豊かにしたい」という目標があります。
その配当金投資を継続していく中で実感した、3つのメリットについて解説していきます。
①安定した収入
②税優遇の可能性
③複利効果
この配当金投資のメリットによって、私自身の資産も継続して増加傾向になっています。
1.安定した収入
配当金投資は何と言っても、この「不労所得に相当する安定した収入源」になる点です。
ちなみに不労所得とは、会社で実際に働く労働を行わずに、受け取れる所得のことです。
普通は働いた時間に基づいて会社から給料が支払われ、それが収入源となります。
しかし、不労所得である配当金投資は、労働時間などの時間の拘束がないです。
そのため...
・家で寝ていたり、
・友人と遊んでいたり、
・副業をしていたりしても、
自動的に所得として安定してお金が入金されます。

私が生活を豊かにしたい理由というのは、労働時間という時間的拘束から自由になり、その空いた時間を自分が過ごしたい時間として確保したいからです。
2.値動きが緩やかになる傾向
配当株投資で選択される高配当株式の株価は、比較的変動が少ない傾向にあります。
緩やかになる要因としては、投資家が株式を長期的に保有する目的であることが多いため、株式の売買が行われにくいことです。
通常、株式売買できるのは、ある価格で株を買いたい人と売りたい人がマッチしたときに取引が成立します。
その際に、株を売りたい人が買いたい人より多ければ、需給の関係から株価は下落します。
逆に買いたい人のが多ければ、需要の高まりから価格が上がります。
つまり、配当株投資による高配当株は、
市場からの需要が一定程度ある
→価格変動が少なくなる
→緩やかな値動きに傾向になる
このような流れになります。
3.複利効果
配当金を再投資することで、時間と共に複利の効果を活かし、資産を増やすことができます。
私は、この複利効果が配当金投資の最大のメリットだと感じます。
複利とは、利息や分配金も元本に組み込まれることを言います。
株式投資などで発生した配当金が元本に組み込まれ、その利息や分配金も利息付与の対象となります。
利息が利息を生み、元本が増えていきます。
例えば、雪玉を作って転がしていった場合、最初は小さいですが、転がしているうちに積もった雪や降ってきた雪が合わさり、次第に大きくなっていきます。
最終的にそれが大きな雪ダルマとなって、さらに大きくなっていきます。
つまり、受け取った配当金をさらに投資に回していくことで、雪だるま式に投資元本が大きくなっていきます。

しかも雪だるまは、転がすに従って負荷が大きくなっていきますが、配当金投資ではそのような負荷がありません。
ただ、入金された配当金を投資に回していくだけで、資産拡大を狙えます。
配当金投資の始め方
ここからは、配当金投資の始め方について、解説していきます。
①口座を開設する
②安定した企業を選ぶ
③配当利回りをチェックする
④分散投資を実践する
1.口座を開設する
配当金投資の第一歩は口座を開設することです。

口座開設って時間がかかりそう...
このような悩みもあると思います。
しかし口座開設にかかる手間はそれほどありません!
私は楽天証券と松井証券に口座を開設していますが、それぞれ口座開設にかかった時間は約5分ほどです。
以下の記事に証券会社の選び方、口座開設の流れについても詳しく書いてあるので参考にしてみてください。
2.安定した企業を選ぶ
高配当利回りだけを追い求めるのではなく、安定した業績を上げている企業を選ぶことが重要です。

でも安定した企業ってどうやって判別するの?
このような疑問が出てくると思います!
結果から言うと、私は以下の3つを重視しています。
①参入障壁が高いかどうか
②ストック型ビジネスであるかどうか
③株主還元を意識しているかどうか
以下の記事で配当株投資向けの銘柄選択の方法を詳しく掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
高配当株投資の勝者になる!注目銘柄とその選定理由を徹底解説 | とむろぐ
ちなみに私も参考にしている配当株投資の本があります!
それが...
年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資
初心者でも分かりやすく実践しやすい内容になっていますので、こちらもぜひ参考に読んでみてください。
3.配当利回りのチェック
配当利回りが高すぎると逆にリスクが高くなる場合もあるため、適切な利回りの企業を選びましょう。
私の基準としては、配当利回り3%以上の銘柄としています。
ここで注意してほしいことが、「配当利回り ランキング」などと検索して、ランキングが高いものから購入していくことは決してしないでください。

配当利回りが高いってことは、たくさん配当金がもらえるってことじゃないの?
確かに配当金は大きいかもしれません。
ここで注意してほしいことが配当利回りの計算式です。
年間配当利回りは年間の配当金を株価で割ることで求められます。
配当利回り(%)=1株当たりの年間配当金÷株価×100
つまり年間の配当金額が高ければ高いほど、配当利回りが高くなります。
これ自体は、別に悪いことではありません。
しかし、株価が低くなることで配当利回りが極端に高くなる場合があります。
先ほどメリットのところで、「高配当株はある一定の需要があるので、株価変動が少ない傾向がある」とお伝えしました。
しかし、株価が極端に低くなるということは、投資家からの需要が少なくなっている証拠。
つまり、その企業の業績や事業に何かしら問題があると予測できます。
この場合、仮に配当利回りが高い状態で株を購入したとしても、最悪その企業が何かしらの事情で倒産になった場合、投資元本自体が失われる可能性があります。

そうならないためにも、配当利回りだけでなく、その会社の事業内容、業績や過去からの株価動向についてもチェックしておく必要があります。
こちらも先ほどの記事、
高配当株投資の勝者になる!注目銘柄とその選定理由を徹底解説 | とむろぐ
合わせて、私も銘柄選びの際に参考にしている書籍を活用してみてください。
半オートモードで月に23.5万円が入ってくる「超配当」株投資 日経平均リターンを3.86%上回った“割安買い”の極意
4.分散投資の実践
特定の企業に依存せず、複数の企業に分散して投資することは、リスク管理につながります。
こちらは、ある程度元本が大きくなってきたら、投資先を分散しておきましょう。
例えば、50万円を元手にある銘柄Aを購入した場合、その元手が増えて100万円になったとします。
その際に、残りの50万円で同じ銘柄Aを購入するのではなく、他の高配当銘柄Bを購入しましょう。
その際に、同じ業種ではなく別業種にすることをお勧めします。
配当株投資の土台となってくるのが、分散投資です!
しっかり投資先を分散しておくことでリスク軽減効果も期待できます。
分散投資についても以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
分散投資の重要性とは?リスクを減らして安定的な資産運用を目指す方法 | とむろぐ
配当金投資のリスク
1.企業の業績リスク
企業が業績不振になると、配当金が減少したり、支払われなくなったりする可能性があります。
先ほどもお伝えしたように、ただ配当利回りが高いという理由だけで選択すると、この業績リスクをもろに受けてしまいます。
また、すでに株式を保有している場合は、半年や1年毎にと設定して、自分が保有している銘柄の決算や株価動向を再確認しておく必要があります。
もし、業績的に怪しいと感じたら、保有している株を売って別の銘柄を保有しましょう。
2.金利リスク
金利が上昇すると、高配当株の魅力が低下することがあります。

金利と配当株投資ってどういう関係があるの?
このように思われた方...
実は、ものすごく関係しているんです。
先ほどもお伝えしたように、配当利回りは以下の計算式で成り立っています。
配当利回り(%)=1株当たりの年間配当金÷株価×100
この株価が金利と密接に結びついています。
結論から言いうと、金利と株価は逆方向に動きます。
つまり、金利が上がれば株価は下がり、金利が下がれば株価は上がります。
金利が上がるとは、どういうことか?
例えば預金金利などがそうです。預金の金利が上がれば私たち一般消費者は嬉しいですよね。
預けてあるお金の金利が上がれば、それだけ受け取れる利息も増えます。
しかし、企業側からするとそうではありません。
企業は会社を成長させようと設備投資を積極的に行います。
その際に、銀行からその投資資金を借り入れる必要があります。
もし、金利が上がっている時に借り入れを行うと、返済するときのに余計に利息を支払う必要が出てきます。
企業の借り入れともなると、金額もそれなりに大きい金額になるので、利息分もさらに大きくなります。
こうなると、企業は積極的に設備投資を行わなくなります。
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すると本来設備投資すれば利益が増えるのに、利益が出ない状態になり業績が悪化し始めます。
会社の業績悪化により、次はその会社に投資している投資家は、株の売却を始めます。

当然ですよね!先行きが怪しい企業に投資家も投資はしません。
すると株の売却が増え、株価は下落していきます。
その業績悪化した企業も、配当金に回す余裕がなくなり配当金が下がります。
すると、配当利回りもそれと合わせて下がっていきます。
ただ株価下落と同時に配当金も下がると、配当利回り自体はあまり変化がないことがあります。
この部分は、配当株投資の1つの落とし穴になっているので注意してください。
3.インフレリスク
配当金の額がインフレに追いつかない場合、実質的な収益が減少することがあります。
インフレとは、「物価が上がり続けて、お金の価値が下がり続けること」です。
インフレ状態のときに、企業が困ることはコスト高の影響を受けることです。
コストの具体的な内容としては、
・従業員コスト
・材料コスト
・生産コスト
・金利コスト
要は、経営資源である「ヒト、モノ、カネ」のコストが上昇します。
コストが増えた分、利益がも減り、それが投資家へ支払うべき配当金の実質的な現象につながります。
会社は、利益を得た場合の使い道は大きく3つあります。
①設備投資
②株主還元
③内部留保
この従業員コストが大きくなった場合は、この内部留保からその上乗せコスト分を支払います。
会社は働いてくれる従業員がいないと、会社として成立しません。
そのため、従業員をつなぎとめるい意味でも、この従業員越コストを優先する会社が多いです。
つまりインフレリスクにより、配当金が減少する可能性があります。
配当金投資の成功法則
配当金投資にも成功するための基本法則があります。
まずは、この法則をしっかり意識して取り組んでください。
定期的に見直しを行う
配当金の支払い状況や企業の財務状況を定期的にチェックし、必要に応じてポートフォリオを調整することが大切です。
ポートフォリオとは、「自身が保有する金融商品の組み合わせ」を意味します。
配当株投資の場合は、自身が保有している銘柄を指します。
定期的に銘柄を入れ替えたりすることで、リターンを安定させたりリスク軽減につながります。
長期投資を心掛ける
配当金投資は長期的に安定した収益を得るための手法です。
短期的な利益を追わず、じっくりと運用しましょう。
自分の中で投資金額の目標を作って、長い目で追加投資、入金された配当金の再投資を行っていきましょう。
例えば、まずは300万円を目指すのであれば、自分のポートフォリオ全体の年間平均利回りが5%だとすると、15万円(300万円×5%)が年間の配当金合計額になります。
つまり、月々に1万2500円が入ってきている計算になります。

私も配当金投資を初期投資額50万円から始めた当初は、「毎月の配当金額を1万円にする!」を目標にしていました。
また投資金額が300万円を超えてくると、入金される配当金額が急に大きくなります。
なので、まずは月々1万円を目指して、配当金投資を長期的に継続していってください!
まとめ
配当金投資は、安定した収益を得るための強力な戦略です。
しっかりとした企業選びとリスク管理を行い、時間を味方にして資産を増やしていきましょう。
初心者でも実践できる方法を踏まえて、配当金投資を始める第一歩を踏み出してみましょう。
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