【初心者向け】株の銘柄の選び方|失敗しない4つのポイント

【運用公開】資産1億円への軌跡
この記事で解決できるお悩み
 
  • 自分に合った投資スタイルが分からない…
  • 長期投資と短期投資は、どう違うの?
  • 複数の銘柄をどのように組み合わせればいいの?
  • 銘柄を選ぶ基準が分からない…

 

株式投資を始めたいけれど、「株を選ぶ」段階でつまづいたり、不安になる方は多いです。

 
それもそのはず。なぜなら、株の数があまりにも多いからです。
 

そもそも、『何を基準に選ぶべきか』は、その人の投資スタイルや環境によって異なります。
 

しかし、今回は「投資初心者の方」に限定して、失敗しないことをメインにした株の選び方を、元証券マンの私がぜひお伝えします。


 
この記事では、初心者向けに

  • 株の選び方
  • 投資スタイルの決め方
  • 株の利益を得る方法
  • 株のポートフォリオの組み方
  • 損をしないための4つのポイント

上記の内容が、明確に分かります。
 

ぜひ、これらのポイントを押さえて、株の利益を最大限受け取りましょう!

【第一段階】投資スタイルを明確にする

株式投資でまず決めるべきは、自分に合った投資スタイルです。
 

  1. 長期投資:「数年~数十年単位」で資産を増やす方法。
    例:トヨタ自動車(7203)やコカ・コーラ(KO)など、安定した業績の企業を保有。
     
  2. 短期投資:「数日~数か月」で株価の変動から利益を狙う方法。
    例:半導体や流行のテーマ株の大きな株価変動を狙った売買。

 

『自分はどちらのスタイルなのか?』が分かれば、「株の選び方の基準」や「売買のタイミング」が明確になり、無駄な損失を避けやすくなります。
 

下記のチェックリストを活用して、『どちらの投資スタイルが適しているのか』を決めましょう。
 

短期 vs 長期 投資適性チェックリスト

自分に合うスタイルを見極めよう

短期投資向き vs 長期投資向き

【判定の目安】

チェックが多い側のスタイルが、現在のあなたに合っている可能性が高いです。もし両方にチェックがつく場合は、「コア・サテライト戦略」(資産の8割を長期、2割を短期で運用)も検討してみましょう。

 

【第二段階】どちらの株の利益を優先するかを決める

ここでは、株で利益を出す2つの方法を理解して、『どちらを優先すべきか』決めましょう。
 

株式投資で利益を得る方法は、大きく2つあります。

  1. キャピタルゲイン(値上がり益)
    株価が購入時より上がったタイミングで売却します。
     
    例:1株1,000円の株を1,200円で売ると、1株あたり200円の利益が出ます。
     
  2. インカムゲイン配当・利息)
    株を保有するだけで得られる定期的な配当金です。
     
    例:配当利回り4%の株を100株購入と、年間4,000円の配当がもらえます。

 

初心者は、インカムゲインを狙う投資から始めると、リスクを抑えながら利益を得やすいです。
 

【第三段階】株式ポートフォリオを組み立てよう

リスクを極力減らすためには、分散投資が欠かせません。
 

つまり、資金を1銘柄に集中投資せず、複数銘柄に分散することでリスクを抑えられます。
 

実際の具体的な株式ポートフォリオの例を、以下で紹介しています。
 

分散投資ポートフォリオ例(5業種均等配分)
業種 銘柄例 投資割合
食品・飲料 コカ・コーラ(KO) 味の素(2802) 20%
通信 ソフトバンク(9434) KDDI(9433) 20%
金融 三菱UFJ(8306) SBIホールディングス(8473) 20%
IT・テクノロジー 日立(6501) キーエンス(6861) 20%
公共・生活必需品 花王(4452) 日本たばこ(2914) 20%

 

ポートフォリオを作成するときの株の構成について、2つのポイントを押さえましょう。

  • 「長期投資向きの銘柄」と「短期狙いの銘柄」を組み合わせる
  • 業種ごとに分散して、経済の変動リスクを軽減する

 

【参考】予算100万円以内でポートフォリオを作成してみた

参考までに、初期投資額100万円以内で、上記の5業種(各20万円ずつ)をベースにした「新NISA対応・安定成長型ポートフォリオ」のシミュレーションを作成しました。
 

もし、初期投資額が同じくらいで考えているのであれば、以下のポートフォリオをぜひマネしてみてください。
 

【予算100万円】理想の分散ポートフォリオ案

各セクターに20万円ずつ配分し、リスクを最小限に

業種・テーマ 具体的な配分・銘柄案 投資金額
食品・飲料 コカ・コーラ(KO)等
米国株で安定配当を確保。1株から買えるため少額調整しやすい。
200,000円
通信 KDDI / ソフトバンク
高配当の代表格。単元(100株)が難しい場合はS株等で分散。
200,000円
金融 三菱UFJフィナンシャルG
メガバンクを主軸に。金利上昇局面での恩恵を期待。
200,000円
IT・ハイテク 日立 / 米国成長株ETF
株価成長(キャピタルゲイン)を狙う「攻め」の枠。
200,000円
生活必需品 日本たばこ(JT) / 花王
景気に左右されにくいディフェンシブ株で下値支え。
200,000円
合計 1,000,000円
💡 運用のコツ:
最初は各セクターに20万円ずつ、**「時間を分けて投資する(ドル・コスト平均法)」**のがおすすめです。例えば、毎月20万円ずつ、5ヶ月かけてこの100万円のポートフォリオを完成させると、高値掴みのリスクをさらに減らすことができます。

 

【最終段階】「株の選び方」と「注目すべき会社の特徴」

さて、いよいよ最終段階となりました。
 

ここでは、具体的な株の選び方と、必ずポートフォリオには入れたい株の特徴についてご紹介します。
 

株を選ぶ最重要のポイントは、『安定した配当を継続して出しているか』です。
 

このポイントを前提として、株を選ぶ際には、以下の特徴を意識しましょう。

  • 業界1位・2位
     
  • 市場シェア3割以上を取得
     
  • メイン事業が『ストック型ビジネス』
     
  • 参入障壁が高い業種

 

業界1位・2位

業界1位・2位の企業は収益力が安定しており、その企業は配当金を継続して出す可能性が高いです。
 

また、配当金の増額(増配)も期待できます。
 

業界トップ企業の例を挙げると、

  • 日本たばこ産業(2914)
    国内市場トップで高配当
     
  • トヨタ自動車(7203)
    自動車業界トップで安定的

 

これら業界1・2位の企業は、「時価総額」が高い傾向があります。

 
時価総額は、以下の計算式で成り立っています。

時価総額=株価×発行株式数

 
つまり、時価総額が高いと、『株式の価値が高く、その株式を求めている人が多い』と判断できます。
 

②市場シェア3割以上を取得

高い市場シェアを持つ企業は、競合の影響を受けにくく、安定した収益を確保できます。
 

市場シェアとは?
特定の市場において、自社の製品やサービスが占める割合

 

市場シェアが高い企業の例としては、

  • 味の素(2802)
    半導体材料(ABF)を生産
    パソコンのCPU向けでは、世界シェアほぼ100%を占めている
  • 花王(4452)
    衣料用洗剤で、30%超のシェアを獲得
    花王 vs P&G vs ライオンの3強で、花王が長年トップ

 

味の素(食品メーカー)や花王(消費財メーカー)に共通しているのは、衣食住に関する、いわゆる生活必需品を取扱っている点です。

 
生活必需品は、不景気でも需要の落ち込みが少なく、安定した収益を実現できます。
 

メイン事業が『ストック型ビジネス』

ストック型ビジネスとは?
一度顧客を獲得すると、継続的に収益が積み上がる仕組みを持つビジネスモデル

 
「ストック型ビジネス」の大きなメリットは、毎年安定的に利益が見込めることです。
 

「ストック型ビジネス」を実現している企業の例としては、

  • SBIホールディングス(8473)
    証券口座の継続利用(SBI証券)
    銀行(住信SBIネット銀行)の預金・貸出など
     
  • ソフトバンク(9434)
    スマホ通信料(月額課金)
    インターネット回線(光回線)など

 
「ストック型ビジネス」は、先にお金を集めるビジネスモデルなので、利益率が高く次のビジネスも始めやすい』というメリットがあります。
 

④参入障壁が高い業種

最後に、競合の参入が難しく、事業基盤も安定している業種をご紹介します。
 

上記で、例として紹介した企業の業種の共通点にもなっています。
 

もし、『株価下落リスクを抑えながら、配当を継続して受け取りたい』と思っているなら、以下の4つの業種から銘柄を選びましょう!

  1. 銀行・金融
  2. 商社
  3. 保険
  4. 通信キャリア

 

まとめ:失敗しない株の選び方「チェックリスト」

上記の内容をまとめたのが、下記のチェックリストになります。
 

株を選ぶときには、下記のチェックリストを活用して、失敗しない株式ポートフォリオを作成しましょう。
 

📈 失敗しないための「株選び」チェックリスト

1
投資スタイルを明確にする 「いつまでに、いくら増やしたいか」を決め、長期・短期それぞれのメリット・リスクを理解しましょう。
2
利益の仕組みを使い分ける 株価上昇(キャピタル)と配当(インカム)のどちらを重視するかを明確にします。
3
分散ポートフォリオの構築 特定の業界に偏らず、複数銘柄に分散して「全滅」のリスクを防ぎます。
4
安定配当を狙うための3条件
  • 業界トップ・市場シェアが高い企業
  • 継続的に利益が出る「ストック型ビジネス」
  • 配当を出し続ける余力があるか
💡 迷ったら: 業界トップ企業の株を少しずつ買うことから始めよう!

 

以下の記事で、『毎月1万円の配当金を得るポートフォリオの作り方』を紹介していますので、もし興味のある方は、参考にしてください。

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