冷水シャワー7年目に突入したけどメリットしかない

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私はかれこれ7年間毎日冷水のシャワーを浴びています。
以前の記事にも冷水シャワーについて書かせていただきましたが、冷水シャワーを浴びてからの変化について、もう少し深堀していきます。

冷水シャワーの効果

冷水シャワーと検索すると、いろんな効果・効能が出てきます。例えば、脂肪燃焼効果、免疫力アップ、疲労回復効果、ストレス解消などです。

他にも様々ありますが、やはりどの記事にも共通しているのが冷水シャワーの実施期間が短いと感じてしまいます。

1週間や1か月間では、目に見えて効果は表れないのではないかと感じます。しかし、私はこの冷水シャワー生活を習慣にしてから、7年になります。

そこで実感した、本当に変化があった効果についてお伝えします。

 

①代謝効果の継続

冷水シャワーの1つの効果に「脂肪燃焼効果」がありましたが、私は冷水シャワーにしてから急激に体重が減るという結果にはなりませんでした。その代わりに、太りにくい体質にはなりました。

私自身、食欲は人よりも多い方で、毎日たくさん食べます。そして、食べた後にごろごろしたり、そのまま眠ってしまったりしています。

しかし、ここ数年間は、体重にほぼ変化がありません。1.2キロ減ったり増えたりをゆったり繰り返しながら、今に至ります。

そして、汗をよくかくようになりました。
「え?汗かきになるの?」と思われた方。安心してください。

汗は多くかくのですが、汗のかき方が以前よりの良くなってきたんです。汗かきと聞くとあまりよくない印象を受けますが、汗をかくことは体温調節がしっかりできていることを意味します。

最近、夏場は例年よりも気温が上がってきて、家の中でも熱中症になって救急車に運ばれたり、死亡したりするケースも増えています。これは、体にこもった熱を体外に逃がすことが出来なくて、体温が必要以上に上がってしまうことで熱中症になります。

特に、高齢者の熱中症による被害が多いです。これは、年齢が上がるにつれて、代謝が落ちていき汗をかきにくくなるからです。

また太っている人も良く汗をかいているイメージがありますが、それは大丈夫なの?と気になる方もいると思います。太っている方は、汗をかいているというよりも、体の中のミネラル分が外に流れてしまっている状態です。

良い汗というのは、体の中の水分が外に出ていくので、汗の成分はほぼ水でサラサラしてにおいがありません。また蒸発しやすいので体の中の熱を効率的に放散してくれます。

しかし、悪い汗は、汗の成分にミネラル分が含まれてしまっているため、べとべとして蒸発しにくいです。しかも、この汗は臭いがするため、汗臭くなってしまいます。また、体の中のミネラル分が失われるので、熱中症を引き起こしやすいです。

これが、良い汗と悪い汗の違いです。

しかし、代謝アップによって、普段からこまめに汗をかく習慣が増えて、体の汗腺も鍛えられていきます。つまり、体から良い汗が出るように、効率的な汗のかき方をするようになっていくのです。

確かに、私も仕事上、夏場に外に出ることが多かったですが、熱中症になったことは一度もありません。また、汗かきですが周りから汗臭いなどと言われたことはありません。(周りが気を使っている可能性もありますが...)

そして、何より代謝が上がったことで、体の中の脂肪を効率的に燃焼してくれる体へと変化してきたのではないかと思います。実際に、食欲旺盛でお酒も週に2.3回は必ず飲んでいますが、おなかが出たり体重が急激に増えたりもしていません。

結果として、冷水シャワーにより、代謝アップが継続しているのだと思います。


 

②疲労回復

これは、本当に実感できました。

実は私たちが感じている疲労には2パターンあることをご存じでしょうか?

1つは、体を動かした後のだるさ、疲れからくるものです。これは当然、体を動かして消耗すると、どうしても休息を取らなければと体が認識して、疲労感に変わっていきます。長距離を走った後の眠気や疲労感はこれにあたります。

そして、もう1つは脳が疲れたと思い込んで、体全体に疲労感が出るパターンです。実は、これは実際に体が疲れているわけではありません。むしろ体は元気です。

このパターンによく当てはまるのが、仕事終わりの疲労感です。特に社会人になったばかりの人だと、社内研修が多いのになぜか家に着いたら疲労感に襲われることが多かったりした経験があるのではないでしょうか?

これは、初めて経験する仕事に対する緊張感や、初めて聞く言葉を理解しようとすることで、脳に負担がかかるからです。つまり脳が疲労してしまっているのです。

こうなると、脳は疲れたと思い、それを認識した体も疲れたという連鎖反応を起こしてしまい、体全体が錯覚した疲れを感じてしまいます。

私も経験があるのですが、脳が疲れているときって、脳の血管が収縮してしまっていてうまく疲労感が逃がせない状態になってしまっています。この対策としては、運動したり走ったりすることで解消されます。体を動かすことで、脳に血液の流れが戻り、血管も拡張します。

すると、疲労感が減ってスッキリします。なので、疲れた仕事終わりに、あえてランニングなどを行うと、行った後の方がすっきりします。

「でもランニングする時間もないし」、「やっぱり疲れて走る元気もないよ」という方には冷水シャワーがおススメです。

冷水を浴びることで、血管は一気に収縮します。しかし、浴びた後に、体は冷水で下がった体温を上げようとして、血管が拡張して血流をアップさせます。

つまり、冷水シャワーの効果と運動を行うことで得られる体の変化は同じなのです。先ほどの効果の中にもあった、脂肪燃焼効果もこの体の変化からくるものだと思われます。

私は、仕事終わりに冷水シャワーと普通の暖かいお湯を交互に浴びることで、血管の収縮、拡張を繰り返すことで、疲労感を吹き飛ばしています。

実際に行うと、マジで疲労感吹っ飛びます。マジで飛ぶぞ!

 

③ポジティブシンキング効果

これはメンタル面で変化した効果ですね。私自身の実感としては、以前よりも考え方がポジティブ寄りになったと感じます。

私は、結構細かい所まで気を遣ってしまって、神経をすり減らしてしまうことがあったり、考えすぎて行動に移せないことが多かったです。

しかし、冷水シャワーを浴びてからは、そのような欠点が解消されてきました。例えば、主に行動を起こしたこととしては、2回の転職ですね。

転職活動をしよう!と心に決めるまではいいのですが、実際に行動に移すことって結構難しいと思いませんか?「今私が会社をやめて迷惑が掛からないかな...」「どうやって上司に退職の意志を伝えよう...」「もう少し考えてみようかな」などと、行動を阻む言い訳が多く出てきます。

そして結局、退職が先延ばしになったり、思いとどまってしまう結果になってしまいます。しかし、私は社会人になってから2回の転職を経験しています。しかも。退職しようと思ってから、その翌日には退職の意志を伝えています。

今までの私からは想像もできないです。意識的に実感している変化としては、「自分の気持ちを最優先にしよう」「早く動いてしまえば、後はどうにでもなる」といったことが挙げられます。

要は、少し先のことを気にしすぎたり、行動する前にあれこれ考えることが圧倒的に少なくなりました。

冷水シャワーの研究結果からも以下のようなことが分かっています。

ヴァージニア・コモンウェルス大学医学部の専門家の研究によると、1日に1〜2度、まずは5分ほど徐々に水を冷たくしていく”調整期間”を経てから、冷水シャワーを2〜3分浴びると、鬱の症状を効果的に軽減できるという。

研究チームは、皮膚にはコールドレセプター(冷受容体)が密集しているため、冷温に触れると交感神経が活性化し、末梢神経の末端から脳に電気的刺激がたくさん送られるので、この前向きな結果が出たと見ている。

私自身の考えとしては、毎日冷水シャワーを浴びることで意志力が鍛えられてきたからではないかと感じます。冷水と聞くと、普通に人なら浴びることはほとんどありませんし、そもそも浴びようなんて思うこともないはずです。

しかし、誰もやりたがらない冷水シャワーを継続して浴びることで、「今日も俺は冷水のシャワーを浴びてやったぜ!」という達成感と、それによる自信が湧いてきます。

さらにその習慣を継続していくためには、少なからず意志力がなければできません。冷水シャワーはその意志力の強化にもつながっているのではないでしょうか。

意志力が強くなれば、当然自分の意識は前向きになっていきます。つまりポジティブになります。それゆえに、私自信も以前よりもポジティブ寄りの考え方になってきたのだと思います。

 

④若返り効果

これは周りの人から声をかけてもらうことで気が付きました。

久しぶりに会う人や初対面の方に、よく言われるのが「年齢よりも若く見える」と言われます。最初はお世辞で言ってくれているのかなと思っていたのですが、複数人の方から言われるようになってきてので、見た目が若々しくなってきたのだと思います。

極端な例ですが、私は現在27歳なのですが、大好きなお酒を買うときに年齢確認のため免許証を確認されたことが何度かありました。

これも、体に起こる変化として、ある研究結果が出ています。

「冷水は肌のためにいいのです」と、ロンドンのメディカルスパ『Regents Park Aesthetics』のエステナース、ケイ・グリーヴソン。「クレンジングの後に冷たい水をサッと濡らすだけでも肌が明るくなります」

「それに加えて、中核体温を閉じ込めるために肌の毛穴が小さくなるので、肌全体の質感や見た目が改善します」と、『Dr. Jonquille Chantrey Clinic』のエステティック医師、マイケル・バーニッシュ博士は言う。

つまり、冷水シャワーによって体の表面の毛穴を閉じて、肌の質感をアップさせることができます。そうすることで、肌にみずみずしさが出て若く見えるのだと思います。

確かに冷水シャワーを浴びるようになってからは、ニキビが出来ることが減りましたし、冬でも肌の乾燥を全くしなくなりました。冷水シャワー最高です!

 


私の冷水シャワーのルーティン

①まずは朝一番に浴びる

私はまず起きてからすぐに歯磨きをします。歯磨きで口内をさっぱりしてから、次は冷水シャワーで体全体をスッキリさせます。浴びる時間としては2分間くらい。足の先から頭のてっぺんまで、冷水を浴びます。

特に太もも裏や、脇の下、首の裏などに集中して水を当てます。これらの部位は体温調節に敏感な部分で、水を当てることで交換神経がより活発になります。

つまり、副交感神経が活発な眠気のある状態から、一気に気分爽快な交感神経活発状態へと持っていくことができます!

また、これは体臭対策でもあるのですが、必ずある2か所の部位は、水できれいに洗い流すようにしています。寝ている間も汗はかいているので、寒い時期の冬でも汗臭くなることがあります。

その2か所とは、陰部と脇の下です。

実は、この2か所はとても大事なのです。これはジュウィッシュ・バスと呼ばれています。

ジュウイッシュはユダヤ人を指します。つまりユダヤ人の入浴法のことです。
ちなみにユダヤ人には成功者が多いと言われています。

例えばスターバックス、リーバイスの創業者はユダヤ人(ユダヤ系を含む)ですし、アインシュタインもユダヤ人。世界人口のわずか0.25%のユダヤ人が、ユダヤ系を含めるとノーベル賞受賞者の20%を占めているといわれています。

この優秀な彼らが、この2か所を集中して洗うのは、病気リスクへの対策と臭い対策のためだと言われています。

特に陰部は最も細菌が多く、例えば性病などのリスクもあります。つまり、病気の感染源としては最も大きい部分と言いうことになります。なので、健康を保つためにも陰部はしっかり清潔にしています。

また、脇の下に関しては、汗をかいたときに最も臭いを放つ部分になります。相手との商談などで、清潔感が損なわれるだけで、大事な商談がお粗末な結果になってしまうこともあります。そんなリスクを避けるためにも脇も清潔に保っています。

話がそれましたが、冷水シャワーのついでに、この2か所も集中的に洗うようにしています。

 

②夜は冷水と温水を交互に

夜はできるだけ、体からの疲労感を飛ばすために、水シャワーと温水シャワーを交互に2回ずつ浴びます。流れとしては、温水→冷水→温水→冷水です。

ここで注意点としては、必ず最後は冷水で終わりにしてください。最後に冷水を浴びることで、シャンプーやトリートメント、洗顔剤などの成分を取り込んだ状態で上がることができます。

逆に温水だけだと、これらの成分が飛んでしまってあまり意味がありません。

この流れを繰り返すことで、体が疲労感からリラックス状態へと変化することを実感できると思います!

 

まとめ

私はかれこれ7年間、このルーティンで水シャワーを浴び続けてきました。総合的な実感としては、マイナスになることは無いと思っています。

気持ち的にも、何か原始的というか、原点に戻ったような感じがしました(笑)。また、心臓などに持病がある方や、心臓が弱い方にはおすすめはしません。

年中冷水シャワーということは、真冬でも冷水シャワーを浴びています。最初から冬に冷水シャワーを浴びると、地獄のような感覚に襲われます。

そして、次の日から、結局もう浴びないなんてことにもなりかねません。なので、始めるなら、夏など暖かい時期から始めることをお勧めします。冬でも大丈夫という!という強者は別ですが...

しかし、冬でも浴びた後は、とてもリラックスした状態になります。冷えた体に、さらに追い打ちの冷水を浴びることで、体が芯まで冷えます。そんな状態になると、体は温めようと必死に血流が増加するので、徐々に体がポカポカしてきます。

その体が温まっていく感覚が、とても心地が良いです。サウナの整う効果に似ていますね。

常にストレス環境にいる方や、体の状態を整えたい方はぜひ水シャワーを実践してみてください!

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