最近よく耳にする「積み立て投資」という言葉。
このサイトを閲覧して頂いている方も、周りが投資を始めたなどの理由で焦っている方もいるんじゃないでしょうか?しかし、いざ積み立て投資しようにも何に投資すればよいのか迷いますよね。
安心してください!このページでおすすめの積み立て投資のおすすめの種類を解説します。
全く投資用語が分からない初心者の方向けに、分かりやすく解説していますので、ぜひ参考にしていってください。
目次
積み立て投資とは?
積み立て投資は、定期的に一定金額を投資することで長期的な資産形成を目指す投資方法です。例えば、月に1万円など数万円を金融商品に投資を行います。
積み立て投資は、無理のない範囲で生活に支障をきたすことなく、長期的に投資を行っていきます。また、それほど知識を要する必要もなく、リスク耐性がまだない投資初心者にも気軽に始めることができます。そのため、最近は資産形成の第一歩として各証券会社が積み立て投資をおススメしています。
積み立て投資
積み立て投資のメリットとしては、以下の3点があります。
①長期的な資産形成
②リスク分散
③自動化と手軽さ
①長期的な資産形成
積み立て投資の魅力は、長期的な資産形成に適していることです。市場の変動や値動きに左右されずに定期的に投資することで、時間の経過とともに資産が積み上がります。
特に、長期の投資期間を設定することで、市場の一時的な変動に影響されずに資産を成長させることができます。
②リスク分散
積み立て投資では、複数の投資先に分散投資することができます。例えば、投資信託を選択する場合、株式、債券、不動産など異なる資産クラスに投資することができます。これによって、リスクを分散させることができ、全体のパフォーマンスの安定化やリスクの軽減が期待できます。
投資信託についてよくわからない方は、以下のサイトでわかりやすく紹介していますのでぜひ参考にしてください。
URL:投資信託とは?投資信託の用語・仕組みを徹底解説! | とむろぐ (shinzidai.com)
③自動化と手軽さ
積み立て投資は、自動的に定期的な投資を行うことができるため、手間をかけずに継続的に投資することができます。また、ネット証券や投資信託などのオンラインサービスを利用すれば、手続きが簡単で手軽に始めることができます。
積み立て投資を行うための準備
積み立て投資をいざ始める際に必要なもの、そして投資を始めた後に必要なことについて解説します。
大きくは以下の3点です。
①証券口座の開設
②「リスク」について知っておく
③そのリスクを管理する
①証券口座の開設
まずは口座がなければ何も始まりません。真っ先にやるべきこととしては、まずは証券口座を開設しましょう!口座開設はネット証券なら最短で1日で解説できます。
②「リスク」について知っておく
これも、とても重要なことです。リスクと聞くと漠然と「危険」とイメージされる方が多いです。
この投資におけるリスクの意味を正しく理解していないと、いざ証券口座を開設しても、なかなか投資に踏み出せないと思います。
日本人は投資になじみがなく、つい最近まで貯金重視になっていたので無理もありません。この凝り固まった認識をまずは打開すべく、以下のサイトをぜひ参考にしてみてください。
URL:何で株式投資しないの?元証券マンが教える! | とむろぐ (shinzidai.com)
投資への第一歩を踏み出しましょう!
③リスク管理
リスクについて正しく理解できたら、次はそのリスクを管理しましょう。基本的に、積み立て投資などは投資を行って、それ以降管理するのは信託会社になります。
しかし、自分持っている金融商品や、何に投資しているのか全く把握していない状態では、少し不安です。なぜなら、その商品の管理は信託会社が行ってくれますが、「どの商品を購入すべきなのか?」「いつその商品を売却するべきなのか?」その最終判断をするのは自分自身です。
なので、自分が持っている商品が、今どれほどのリスクにさらされているのかを定期的に自分で管理する習慣をつけておきましょう!
投資商品のおすすめ3種類
投資初心者の方にお勧めしたい3種類の積み立て投資をご紹介します。
①つみたてNISA
②iDeCo(個人型確定拠出年金)
③投信積み立てサービス
それぞれの特徴を押さえて、自分に合った積み立て投資を行いましょう。
①つみたてNISA
「つみたてNISA」(NISA: Nippon Individual Savings Account)は、日本の個人投資家向けの節税制度であり、株式や投資信託に対して特典が与えられる制度です。
その特典とは何でしょうか?それは、金融商品を売却するときにかかる税金をゼロにすることができます。
実は、株式や投資信託を購入して、それらが値上がりして売却した場合、その利益に対して20.315%の税金を払わなくてはならないのです。
例えば、20年投資して値上がり益が500万円あったとします。つみたてNISAをしていない場合、その商品を売却しても500万円そのまま受け取ることができません。
この500万円×20.315%=1,015,750円の税金が引かれます。したがって、実際に受け取れる金額は5,000,000-1,015,750=3,984,250円となります。
つまり約100万円ほど税金でもっていかれてしまうわけです。しかも、投資金額が増えていくほど、徴収される税金も増えていきます。
これを防ぐためにもつみたてNISAはおススメです!つみたてNISAの詳しい記事は以下を参考にしてください。
URL:
②iDeCo(個人型確定拠出年金)
「iDeCo(Individual Defined Contribution)」は、個人の老後資金を積み立てるための制度であり、税制優遇を受けながら資産形成ができます。
iDeCoを利用することで、個人の年金負担を軽減し、税制優遇を受けながら長期的な資産形成ができます。こちらも以下の記事に詳しくまとめてあるので参考にしてください。
URL:iDeCoってよく聞くけど何なの?個人型確定拠出年金の仕組み、メリット・デメリットを解説 | とむろぐ (shinzidai.com)
③投信積み立てサービス
「投信積立サービス」は、通常の投資信託よりも少額からの投資が可能であり、手軽に始めやすいという特長があります。銀行などで行う投資信託は、100万単位など最初にまとまった金額を投資することが多いです。
しかし、投信積み立てサービスは、そんなまとまった金額がない方や、最初は少額投資を望んでいる方には、ピッタリのサービスになります。
ちなみに私がおススメする投資信託としては、「ひふみ投信」です。ひふみ投信は世界中の成長企業に投資を行っています。以下が組み入れ上位銘柄です。
最大の特徴を一言で言うと、「守りながら増やす運用」です!その最大の特徴を裏付けている理由として、大きく2つあります。
1つは、ひふみ投信というファンドができてから、その基準価額は5倍を超えました(2022年12月末時点)。基準価額とは、投資信託の1単位当たりの価格のことです。要は、株式で言う株価みたいなものですね。
その基準価額の結果をみると、とても高いパフォーマンストポテンシャルを兼ね備えている投資信託になります。
現在、数多くの投資信託が存在していますが、投資信託の良し悪しは、以下の2つで決まると思っています。
①信託会社が投資信託を管理する能力
②その投資信託の投資先企業
ひふみ投信はこの2点をカバーしていると思います。
①については、その管理能力が実際に高く評価されています。「R&Iファンド大賞2022」では、投資信託10年国内株式コア部門優秀ファンド賞を受賞しており、投資信託10年部門でひふみ投信は4年連続の受賞となります。
ちなみにこの「R&Iファンド大賞」とは、R&Iという機関が5,000本を超える投資信託の中から、中立的な立場で「優れた運用実績を示したアクティブファンド」を表彰するアワードです。
この結果を見ても、とても優れた運用パフォーマンスであることはうかがえます。
②に関しては、成長企業かつ安定性もある企業への投資を重視しています。
例えば、ソニーグループや三菱UFJファイナンスなど、皆さんご存じの会社にも投資を行っています。
以下が、上位組み入れ銘柄です。
まとめると、「守りながら増やす運用」を目指し、高い運用パフォーマンスを実現していることで、現在も高い基準価額を保っています。これが1つの裏付けです。
そしてもう一つが、セミナーやYouTubeの動画配信などを通じて、お客様とのコミュニケーションを積極的にはかる「顔が見える運用」を行っていることです。
特に投資信託で資金を運用してもらうわけですから、「自分の投資資金をちゃんと運用しているのか?」「大丈夫なのかな?」と不安になる方もいると思います。
「守りながら増やす運用」を目指していることもあり、資産だけではなく、投資して頂いているお客様自身も守ることにも重きを置いています。
普通の投資信託だと、ただ運用の報告レポートが送られてくるだけだったりするので、不安になることも多いです。その点、ひふみ投信は、お客様とのコミュニケーションも重視している点では、投資初心者にとってはとてもありがたいものになります。
\「つみたて」デビュー応援キャンペーン実施中/ 積立投資を始める今がチャンス!詳細は以下。https://hifumi.rheos.jp/lp/tsumitate2023/
まとめ
結論としては、投資初心者には少額の積み立て投資からのスタートをおススメします。
繰り返しになりますが、投資を始めたばかりにいきなり大きな金額を投資して、結果として大きな損につながることはよくあります。その理由としては、知識不足であることはもちろんあると思うのですが、1番は試行錯誤をするステップを飛ばしているからです。
投資をしてみて初めて分かることや、「次はどう運用していこうか?」「どう管理していこう?」「これからどうなるか?」というように考えて、実際に行動する過程はとても重要になります。
その経験を得てこそ、次の失敗を防ぐことにもつながります。また、経験を積んでいくと「こうなるだろう」という直感が働くようになります。
投資で大きく利益を上げている人は、過去に大きな損失や失敗を何度もしてきて、最終的に損が出そうな場面で直感が働いて、早めにその場面から退散することで、リスクを最小限に抑えていると感じます。
もし、いきなり多額の投資をして損失を出してしまうと、「もう二度と投資はしない」という感情になってしまいますし、一種のトラウマにもつながりかねません。
それは投資が悪いわけではなく、やり方が間違っているだけです。そう頭では理解していても、実際に多額の損を出したときの、あの何とも言えない気持ちが頭をよぎって何もできなくなってしまいます。
そのようなことを防ぐためにも、少額からコツコツ投資をしてその過程で試行錯誤していくことは、リスクを最小限に抑えながらも、将来の利益を伸ばしていくことにつなげる最良の手法だと感じています。
確かに確実に利益が出るとは言えませんが、自分の知識や経験に関しては確実に蓄えられていきます。その蓄えた財産を使って、何度でも再スタートすることが可能なのです。
なので、投資初心者の方は「長期・積み立て・分散」のこの3つをぜひ意識して、投資を始めてみてください。
投資に関して、不安に感じることや分からないこと、参考にする本などは当ブログで分かりやすく紹介しています。ぜひ、みなさんのお役に立てればと思います。
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