
将来のために貯金をしなければ…
そう思っていても、物価上昇や低金利の影響で、銀行預金だけではお金はなかなか増えない時代になりました。
とはいえ、「投資」と聞くと、
と不安に感じる方も多いでしょう。
実は私も、2020年に投資を始めるまでは、全く同じ不安を抱えていました。
しかし、『このまま預金だけでは将来が不安だ』と感じ、思い切って積立投資を始めました。
最初は「初期投資50万円」と「毎月3万円」の積立投資からスタートし、その後は新NISAの成長投資枠を活用した個別株投資も継続しています。
その結果、2026年現在では金融資産は「400万円」を超えました。
もちろん、この400万円は積立投資だけで増えたわけではありません。
積立投資を資産形成の土台としながら、余剰資金で個別株にも投資した結果です。
だからこそ私が実感しているのは、「積立投資は初心者が資産形成を始める最も再現性の高い方法」だということです。
この記事では、私自身が6年間積立投資を続けてきた経験をもとに、
について、できるだけ分かりやすく解説します。
この記事を読み終える頃には、『投資は怖い…』という不安が和らぎ、自分に合った積立投資の始め方が分かるはずです。
投資を始める前に基礎知識を身につけたい方は、まずは以下の記事をご覧ください。
積立投資とは?
積立投資とは、毎月決まった金額を継続して投資する方法です。
例えば、
- 毎月1,000円
- 毎月5,000円
- 毎月1万円
- 毎月3万円
など、自分で決めた金額を投資信託などへ自動で積み立てていきます。
一度設定してしまえば、毎月自動で購入されるため、忙しい会社員や投資初心者でも続けやすいのが特徴です。
私自身も毎月3万円の積立設定をしていますが、普段はほとんど投資に時間をかけていません。
仕事をしている間も自動で積立が続くため、『気付いたら資産が増えていた』という状態を作りやすい投資方法です。
新NISAについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
積立投資が初心者におすすめな理由
積立投資が初心者におすすめされる理由は、一度に大きな金額を投資しなくても始められることです。
さらに、毎月一定額を購入することで、価格が高いときは少なく、安いときは多く購入できます。
この仕組みを「ドル・コスト平均法」といいます。
相場の上がり下がりを予想する必要がないため、『いつ買えばいいの?』と悩む初心者には非常に相性の良い投資方法です。
私も投資を始めた頃は、『今買ったら暴落するのでは?』と毎日のように株価を見ていました。いわゆるデイトレードのような短期売買を中心に行っていました。
しかし「積立投資」は、自動で一定額を購入する仕組みなので、株価を気にする時間が大幅に減りました。
精神的な負担が少ないことも、積立投資が長く続けられる理由の一つです。
私が積立投資を始めた理由【実体験】
私が積立投資を始めたのは、「2020年」です。
当時(大学生の頃)は銀行預金しかしておらず、『投資は損をするもの』というイメージしかありませんでした。
しかし、証券会社へ入社したことにより、投資のイメージが一変しました。
その頃から、「老後資金2,000万円問題」や物価上昇のニュースを見る機会が増え、『このまま預金だけで本当に大丈夫なのだろうか』と考えるようになりました。
そこで証券会社での経験と資産形成についても自身で勉強を始めたところ、多くの専門家が初心者には積立投資をすすめていることを知りました。
最初は不安もありましたが、『月3万円なら無理なく続けられるだるう』と考え、積立投資を始めることを決意しました。
もちろん、最初から順調だったわけではありません。
投資を始めて間もない頃には、評価額がマイナスになったこともあります。

やっぱり投資なんてやらなければよかったかな…
そう思ったことも一度や二度ではありません。
しかし、そのたびに「積立投資は長期で続けるもの」と自分に言い聞かせ、積立だけは止めませんでした。
今振り返ると、あの時に積立をやめなかったことが、一番良い判断だったと思っています。
価格が下がっている間も積み立てを続けたことで、多くの口数を購入でき、その後の相場回復によって資産は大きく増えていきました。
現在では積立投資を資産形成の土台とし、新NISAの成長投資枠を利用した個別株投資も組み合わせることで、金融資産は400万円を超えています。
私の経験から言えることは、「積立投資は一気にお金持ちになる方法ではない」ということです。
その代わり、毎月コツコツ積み立てるだけで、将来の資産形成につながる可能性が高い投資方法だと実感しています。
だからこそ、これから始める方には、最初から大きな利益を狙うのではなく、まずは月1,000円でもいいので、一歩踏み出すことをおすすめします。
私が投資を始める決断ができた理由については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
【実績公開】積立投資6年間で金融資産400万円超になった私の運用実績
ここでは、私自身の資産推移と実際に取り組んできた投資方法をご紹介します。
※金融資産400万円超(2026年現在は480万円まで成長)は、「積立投資」と「新NISAの成長投資枠を活用した個別株投資」を組み合わせた運用結果です。
積立投資だけで短期間に資産が大きく増えたわけではありませんが、資産形成の土台となったのは間違いなく積立投資でした。
ぜひ参考程度にご覧ください。
私の資産推移

私の資産推移を見ていただくと分かるように、資産は一直線に増えたわけではありません。
| 年 | 資産状況 | 主な出来事 |
|---|---|---|
| 2020年 | 約50万円 | 初期投資50万円で積立投資を開始。毎月3万円の積立をスタート。 |
| 2021年 | 一時的に減少 | 相場下落で評価額がマイナスに。それでも積立を継続。 |
| 2022年 | 回復基調 | 積立投資を継続しながら、余剰資金で個別株投資も開始。 |
| 2023年 | 順調に増加 | 積立投資を継続し、配当金も資産形成の一部となる。 |
| 2024年 | さらに増加 | 新NISA開始。成長投資枠を活用して個別株投資も本格化。 |
| 2025年 | 300万円超 | 積立投資・個別株・配当金の3本柱で資産形成が加速。 |
| 2026年 | 400万円超 | 積立投資を資産形成の土台としながら、金融資産400万円を突破。 |
『投資を始めれば毎年右肩上がりで増えてくよね!』と思われがちですが、実際はそうではありません。
私も2021年には評価額が減少し、『投資をやめた方がいいのでは』と悩んだ時期がありました。
しかし、その時に積立をやめず、毎月同じ金額を積み立て続けたことが、現在の資産につながっています。
今振り返ると、あの下落相場は「資産を増やすチャンス」でした。
価格が下がっている間も積立を続けたことで、通常より多くの投資信託を購入でき、その後の相場回復で資産が大きく増えたからです。
何度も言いますが、積立投資は短期間で結果が出る投資方法ではありません。
しかし、時間を味方につけることで、大きな武器になると実感しています。
積立投資がおすすめな5つの理由
私が6年間積立投資を続けてきて感じたメリットを5つ紹介します。
これから投資を始める方は、ぜひ参考にしてください。
① 少額から始められる
積立投資は月100円や1,000円から始められる証券会社もあります。
『投資は何十万円も必要』というイメージを持つ方もいますが、実際には少額から十分スタートできます。
私も最初から大きな金額を投資していたわけではありません。
まずは無理のない金額から始め、慣れてきたら積立額を増やしてきました。
最初から完璧を目指す必要はありません。
大切なのは、「投資を始める習慣」を作ることです。
② ドル・コスト平均法でリスクを抑えられる
積立投資では、毎月同じ金額を投資します。
価格が高い時には少なく、価格が安い時には多く購入することになるため、購入価格が平均化されます。
これが「ドル・コスト平均法」と呼ばれる方法です。
初心者が最も悩みやすい『いつ買えばいいの?』という問題を気にしなくて済むのは、大きなメリットだと思います。
私自身も、現在は相場を毎日気にすることなく、自動積立を継続しています。
③ 新NISAを活用すれば運用益が非課税になる
2024年から始まった新NISAでは、運用で得た利益に税金がかかりません。
通常であれば、利益には約20%の税金がかかります。
例えば10万円利益が出ても、「約2万円」は税金として差し引かれます。
しかし、新NISAを利用すれば、その利益をそのまま受け取れるため、長期投資との相性は抜群です。
私も現在は新NISAを積極的に活用し、資産形成を進めています。
まだ利用していない方は、ぜひ活用を検討してみてください。
④ 複利効果で資産が雪だるま式に増える
積立投資の最大の魅力は、「複利」です。
運用で得た利益が再び投資され、その利益にも利益が生まれます。
これを長期間続けることで、資産は雪だるま式に増えていく可能性があります。
私も投資を始めた頃(1~2年)は複利の効果を実感できませんでした。
しかし5年以上続けてみると、資産が増えるスピードが徐々に早くなってきたことを実感しています。特に、2023年から2024にかけては資産スピードが急激に伸びました。
「時間」が味方になることこそ、積立投資最大のメリットです。
⑤ 一度設定すれば、ほぼ放置で続けられる
積立投資は一度設定すれば、自動で買付が行われます。
そのため、忙しい会社員でも無理なく続けられます。
私も仕事をしながら投資を続けていますが、毎日売買を繰り返すことはありません。
むしろ頻繁に売買しない方が、精神的にも楽だと感じています。
積立投資は、「頑張る投資」ではなく、「続ける投資」です。
そのため、投資初心者ほど積立投資から始めるメリットは大きいでしょう。
私が6年間続けて感じたこと
投資を始める前は、『もっと早く始めていれば良かった』と思う日が来るとは想像していませんでした。
しかし実際に6年間続けてみると、「積立を続けること」の大切さを何度も実感しました。
逆に、『もっと利益を増やしたい』と焦って今でも短期売買をしていたら、おそらく今ほど資産は増えていなかったと思います。
積立投資は、一夜でお金持ちになる方法ではありません。
ですが、毎月コツコツ積み立てることで、将来の資産形成につながる可能性は十分あります。
だからこそ私は、これから投資を始める方にも、「まずは少額でも始めて、長く続けること」をおすすめします。
過去に、短期売買を繰り返して失敗した経験を、以下の記事にまとめています。詳細はこちらをご覧ください。
積立投資のデメリットと失敗しないための3つのポイント
積立投資は初心者におすすめの投資方法ですが、もちろんメリットばかりではありません。
デメリットも理解したうえで始めることで、途中で挫折する可能性を減らせます。
ここでは、私が6年間積立投資を続けて感じたデメリットと、その対策を紹介します。
① 短期間では大きく資産は増えない
積立投資は、一攫千金を狙う投資ではありません。
毎月コツコツ積み立てながら、10年・20年という長い時間をかけて資産形成を目指す投資方法です。
私も投資を始めた1〜2年は、『本当に増えるのかな?』と感じることが何度もありました。
しかし、積立を続けることで少しずつ資産が増え、6年経った現在では金融資産400万円を超えています。
積立投資で大切なのは、「短期間の利益」ではなく、「長期間続けること」です。
② 元本保証ではない
積立投資は預金とは違い、元本が保証されているわけではありません。
景気悪化や世界情勢の変化によって、一時的に資産が減ることもあります。
実際、私も評価額が大きくマイナスになった経験があります。
しかし、そのたびに積立をやめるのではなく、「安く買えるチャンス」と考えて積立を続けました。
結果として、相場が回復したときに資産は大きく増えています。
長期投資では、一時的な値下がりは珍しいことではありません。
大切なのは、焦って売却しないことです。
③ 暴落時に積立をやめたくなる
積立投資で最も難しいのは、「続けること」です。
ニュースで株価暴落という言葉を見ると、『もう売った方がいいのでは?』と思ってしまいます。
私も投資を始めた頃は、毎日のように評価額を確認していました。
しかし、何度も経験するうちに、『暴落は将来の資産を増やすチャンスでもある』と考えられるようになりました。
実際、価格が下がっている間も積立を続けたことで、多くの口数を購入でき、その後の資産増加につながっています。
積立投資では、「続けること」が何よりも重要です。
初心者におすすめの投資信託3選【2026年版】
新NISAの「つみたて投資枠」では、多くの投資信託を購入できます。
その中でも、私が初心者におすすめしたい投資信託を3つ紹介します。
① eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
特徴
「オルカン」の愛称で知られる人気の投資信託です。
日本・アメリカ・ヨーロッパ・新興国など、世界中の株式へ幅広く分散投資できます。
1本購入するだけで、全世界へ投資できるのが最大の魅力です。
メリット
デメリット
このような人におすすめ
オルカンについて詳しく知りたい方は、こちらの記事でメリット・デメリットを詳しく解説しています。
② eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
特徴
アメリカを代表する約500社へ投資できる人気の投資信託です。
Apple、Microsoft、Amazon、NVIDIAなど、世界を代表する企業へまとめて投資できます。
過去の実績では、高いリターンを期待できることから、多くの投資家に選ばれています。
メリット
デメリット
このような人におすすめ
③ 楽天・プラス・先進国株式インデックス・ファンド
特徴
日本を除く先進国の株式へ分散投資できる投資信託です。
低コストで運用できることから、新NISAでも人気があります。
アメリカだけでなく、ヨーロッパやカナダなどの先進国にも投資できるため、バランスの良い資産形成が期待できます。
メリット
デメリット
このような人におすすめ
私ならどれを選ぶ?

結局どの商品を選べばいいの?
と迷う方も多いでしょう。
私なら、投資初心者には「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」をおすすめします。
理由は、1本で世界中の株式に分散投資できるため、特定の国や企業に依存しすぎず、長期的な資産形成を目指しやすいからです。
一方で、
という方は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」も有力な選択肢です。
大切なのは、『どの商品が一番儲かるか』を考えることではありません。
自分が納得して長く積み立てられる商品を選ぶことです。
積立投資は数か月で結果が出るものではなく、10年、20年と続けることで資産形成につながります。
そのため、値動きに一喜一憂せず、「続けられる商品」を選ぶことが成功への近道だと、私は6年間の運用を通して実感しています。








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