
将来のお金が不安。貯金はしているけど、このままで本当に大丈夫?
こう感じている人は多いはずです。
実際、貯金だけでは老後資金やインフレへの対策が難しくなってきており、
日本でも政府が「貯蓄から投資へ」と明確に舵を切っています。
しかし、投資初心者からすると

どれくらい貯金があれば投資していいの?

リスクが怖い…
という不安も当然あります。
そんな悩みをもつ方に向けて、貯金だけ行うことのリスクから、実際に投資を行う場合の貯金と投資のバランスについて、私の投資を始めたときの体験談まで詳しく解説します。
- なぜ貯金だけでは不十分なのか(根拠つき)
- 貯金と投資の最適バランス
- 投資を始めていいか判断する基準
- 初心者でも失敗しない「貯蓄から投資」の流れ
- 投資初心者が選ぶべき商品(根拠つき)
- 投資を継続するための仕組み化の方法
- 実際に筆者が投資を始めたときの体験談
ぜひ、「貯金だけでは不安…」をお悩みの方に、投資を始めるきっかけを認識してもらえればと思います!
目次
なぜ今「貯蓄から投資へ」が必要なのか【根拠つき】
理由① インフレで貯金の価値が下がっている
物価が上がると「銀行に置いているお金の価値」は実質的に目減りします。
例:
年間2%のインフレ → 貯金100万円の価値は実質98万円へ。
日本のインフレ率は近年上昇傾向で、
“貯金だけでは資産が守りにくい時代” になっています。
理由② 銀行金利が低すぎる
メガバンクの普通預金金利は 0.001%〜0.02%。
100万円を1年間預けても、利息はたった10〜200円です。
インフレ2%なら、
「+200円」ではなく「–20,000円」になるイメージ。
理由③ 国が「貯蓄から投資へ」を推進(新NISA)
新NISAは“非課税で投資を促進する制度”として史上最大規模。
国としても
というメッセージを出しています。
貯金と投資の最適なバランス
貯金がない状態で投資を始めるのはNG。
しかし、貯金をしすぎて投資を始めないのも損です。
では、どう判断するか?
一般的な推奨バランス
例:1か月の生活費が20万円
この基準は金融庁や多くのFP(ファイナンシャルプランナー)が推奨する一般的な考え方で、
根拠が明確です。
投資を始める前に整えるべき3つの土台(超重要)

ここからは、投資を始める前には「必ず押さえておきたいポイント」です。
① 家計の把握
まず、毎月どれだけお金が「残るか」を知ること。
黒字でないと投資は続けられません。
→ 家計アプリを使うと負担ゼロで管理できます。
② 生活防衛資金を貯める(3〜6か月分)
これがないと、
急な出費 → 投資を売却 → 損して終わる
という最悪のパターンになりやすい。
③ 借金(リボ・高金利ローン)がある場合は返済が優先
金利15〜18%のリボ払いより高いリターンを投資で出すのは不可能です。
投資初心者が選ぶべき金融商品
根拠として、
この3点をもとに選んでいます。
✔ 最適解:インデックスファンド
特に、
- 全世界株式(オルカン)
- S&P500
この2つ種類が最適。
理由
✔ NISAでの積立が最強
新NISAは
税金が0%になるので、投資リターンが大きく伸びます。
初心者でも続けやすい「投資の仕組み化」

特に、初心者が投資を継続するための「重要な方法」をお伝えします。
仕組み① 毎月の自動積立
→ 証券口座で「自動積立」を設定すると、強制的に資産形成が進む。
仕組み② 収入が増えても積立額は維持
生活水準を上げると投資額が増えないため、
「増えた分は投資へ」を習慣化。
仕組み③ 価格が下がっても積立を止めない
ドルコスト平均法が働いて、長期で利益が安定しやすい。
私が”貯金だけ人間”から抜け出した体験談
私は数年前まで、
「投資は怖い」「貯金さえあれば安心」
と思っていました。
しかし、実際には
という壁にぶつかりました。
そこから
- 家計管理
- 生活防衛資金の確保
- NISAでの積立
を始めたことで状況が変化。
今では、
「お金に働いてもらう」感覚を知り、
精神的な余裕が大きくなりました。
初心者が最初に不安を感じるのは当たり前ですが、
“正しいステップ”で進めば怖くありません。
今日からできる最初の一歩
✔ ステップ1:家計アプリで支出を把握
まずは現状を知ること。
✔ ステップ2:生活防衛資金の目標を設定
貯金〇万円を目指す → 達成したら積立開始。
✔ ステップ3:NISA口座を開く
初心者の方は、手数料の安いネット証券で開設しましょう。
✔ ステップ4:積立設定(オルカン or S&P500)
最初は月1〜3万円でOK。
よくある質問Q&A
Q. 投資はいつ始めるべき?
A. 生活防衛資金が貯まったらすぐ。
Q. 少額でも意味ある?
A. 毎月1万円でも全然OK。
長期なら複利の力で数百万円の差になることも。
Q. 暴落が怖い
A. 暴落は“買い時”。
価格が落ちている間も積立を継続すると平均取得単価が下がる。

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