株式投資を始めたいけれど…

どの株を選べばいいのか?利益はどうやって出すのか?
と不安な方も多いはずです。
この記事では、初心者向けに株の選び方や投資スタイルの決め方、利益を得る方法、ポートフォリオの組み方までを分かりやすく解説します。
- 自分に合った投資スタイルの決め方
- 長期投資と短期投資の特徴と違い
- 株で利益を得る2つの方法
- 基本的な株式ポートフォリオの組み方
- インカムゲイン銘柄の選び方と注目ポイント
目次
投資スタイルを決めて株の選び方を考える
株式投資でまず決めるべきは、自分に合った投資スタイルです。
- 長期投資:数年~数十年単位で資産を増やす方法。
例:トヨタ自動車(7203)やコカ・コーラ(KO)など、安定した業績の企業を保有。 - 短期投資:数日~数か月で株価の変動から利益を狙う方法。
例:半導体やテーマ株の株価変動を狙った売買。
投資スタイルが決まれば、銘柄選びの基準や売買タイミングが明確になり、無駄な損失を避けやすくなります。
長期投資と短期投資の違いと特徴を押さえる
①長期投資と②短期投資について、各違いと特徴について比較していきます。
長期投資の特徴
短期投資の特徴
株で利益を出す2つの方法を理解する
株式投資で利益を得る方法は大きく2つです。
- キャピタルゲイン(値上がり益)
- 株価が購入時より上がったタイミングで売却する
- 例:1株1,000円の株を1,200円で売る → 1株あたり200円の利益
- インカムゲイン(配当・利息)
- 株を保有するだけで得られる定期的な配当金
- 例:配当利回り4%の株を100株購入 → 年間4,000円の配当
初心者は、まずインカムゲインを狙う投資から始めると、リスクを抑えながら利益を得やすいです。
株式ポートフォリオの具体的な組み立て方
1銘柄に集中投資せず、複数銘柄に分散することでリスクを抑えられます。
業種 | 銘柄例 | 投資割合 |
---|---|---|
食品・飲料 | コカ・コーラ(KO)、味の素(2802) | 20% |
通信 | ソフトバンク(9434)、KDDI(9433) | 20% |
金融 | 三菱UFJ(8306)、SBIホールディングス(8473) | 20% |
IT・テクノロジー | 日立(6501)、キーエンス(6861) | 20% |
公共・生活必需品 | 花王(4452)、日本たばこ(2914) | 20% |
- 長期投資向き銘柄と短期狙いの銘柄を組み合わせる
- 業種ごとに分散して経済の変動リスクを軽減
インカムゲイン銘柄の選び方と注目すべき業種
安定した配当を狙う場合は、以下のポイントを意識しましょう。
- 業界トップ企業に注目する理由
- 市場シェア3割以上の企業の強み
- 安定したストック型ビジネスを展開する企業の魅力
①業界トップ企業に注目する理由
業界1位・2位の企業は収益力が安定しやすく、配当金も継続しやすいです。
例えば…
- 日本たばこ産業(2914):国内市場トップで高配当
- トヨタ自動車(7203):自動車業界トップで安定的
これらの業界上位の企業は、時価総額が高い傾向があります。時価総額は以下の計算式で成り立っています。
●時価総額=株価×発行株式数
つまり、株式の価値が高く、その株式を求めている人が多いと時価総額が高いと言えます。
②市場シェア3割以上の企業の強み
高い市場シェアを持つ企業は、競合の影響を受けにくく、安定した収益を確保できます。
例えば…
- 味の素(2802)
- 花王(4452)
これらの食品や消費財メーカーは、生活必需品を取扱っているので、安定した収益を実現できています。
③安定したストック型ビジネスを展開する企業の魅力
サブスク型やサービス型の収益モデルは、毎年安定的に利益が見込めます。
例えば、SBIホールディングス(8473)の金融サービスなど。
このストック型ビジネスは、先にお金を集めるビジネスなので、利益率が高く次のビジネスも始めやすいという利点があります。
事業基盤が固く、参入障壁が高い業種
この章の最後に、競合の参入が難しく、事業基盤も安定している業種をご紹介します。
初心者向け!株の銘柄選びまとめ
まずは少額でインカムゲインを狙いつつ、ポートフォリオの組み方や投資スタイルに慣れるのがおすすめです。
以下の記事でポートフォリオの具体的な作成方法を紹介しています。
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