株を塩漬けにしないために大切な視点|株価ではなく企業価値を見よう

銘柄分析・個別株

買った株が下がってしまい、気づいたら塩漬けになっていた…

こんな経験をした投資家は少なくありません。

株価は毎日上下しますが、大切なのは 株価そのものではなく企業価値を見ること です。さらに、自分なりの「売買ルール」を作ることで、感情に左右されず冷静な判断ができるようになります。

この記事では、塩漬け株から抜け出すために、企業価値の見方と売買ルール作りのポイント をわかりやすく解説します。

なぜ株を塩漬けにしてしまうのか?

株を塩漬けにしてしまう主な原因は次のとおりです。

  • 損切りのルールを決めていない
  • 株価の上下に感情が振り回されてしまう
  • 「いつか上がるはず」と思い込み、売れなくなる

結果として、資金が固定され、新しい投資チャンスを逃してしまいます。
 

株価ではなく企業価値を見る大切さ

株価はあくまで「投資家の期待」で動く数字です。

本当に見るべきは、以下のような企業価値に関わる要素です。

  • 業績(売上・利益の推移)
  • 財務の安定性(自己資本比率・負債比率)
  • 将来の成長性(新規事業、海外展開など)
  • 配当方針(安定した配当や増配実績)

👉 株価が一時的に下がっても、企業価値が成長していれば、長期的に株価も戻る可能性が高いです。

 

移動平均線で企業価値のトレンドを把握する

企業価値そのものは財務指標から判断しますが、移動平均線を使って株価のトレンドを確認することも有効です。

  • 株価が移動平均線の上にある
    → 投資家が企業を評価しているサイン
     
  • 株価が移動平均線を下抜けた
    → 市場がその企業に懐疑的になっている可能性

例えば、長期移動平均線(75日・200日線)が右肩上がりであれば、企業の価値を市場が長期的に認めていると判断できます。

📌 あわせて読みたい
👉 株価と移動平均線を使った銘柄の探し方|初心者におすすめの基本分析

移動平均線の基礎を理解しておくと、企業価値の分析とあわせてより精度の高い銘柄選びができます。

👉 財務指標(企業価値)+ 移動平均線(株価トレンド)を組み合わせることで、より確実な判断ができます。

 

株を塩漬けにしないための売買ルール作り

塩漬けを防ぐには、「マイルール」を持つことが不可欠です。

ルール例

  • 損切りラインを設定する
     例:購入価格から-10%
     
  • 利確ラインを決める
     例:+20%で一部売却
     
  • 移動平均線を参考にする
     ゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売り

ルールを紙やメモに書いておき、必ず守るようにすることで「感情に左右されない投資」が可能になります。
 

まとめ

株を塩漬けにしてしまう人は、株価の上下に一喜一憂してしまいがちです。

  • 大切なのは 株価ではなく企業価値を見ること
  • 企業の成長性や財務を確認しつつ、移動平均線で株価の流れをチェック
  • 損切り・利確ルールを明確にして感情に流されない

この3つを意識することで、塩漬け株から抜け出し、長期的に資産を増やせる投資家へと成長できます。

👉 まずは証券口座を開設し、企業の財務やチャートを実際に確認するところから始めてみましょう。
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