【20代向け】分散投資ポートフォリオ3例|自分に合う資産配分の決め方

資産形成・お金の知識
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20代から投資を始めたいけれど、株式だけでいいのかな?

分散投資が大切なのは分かったけれど、株式・債券・現金を何%ずつ持てばいいの?

 

このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、次の悩みを解決します。

  • 20代に向いているポートフォリオを知りたい
  • 株式・債券・現金を何%にすればいいか分からない
  • 20代なら株式100%でもいいのか知りたい
  • オルカン1本でも分散投資になるのか知りたい
  • NISAでどうポートフォリオを作ればいいか知りたい

 

結論からいうと、「20代なら株式○%が正解」という万能なポートフォリオはありません。

20代は長期の運用期間を確保しやすいため、株式比率を高める選択肢はあります。

しかし、2〜3年以内に結婚や住宅購入を予定している人と、老後まで使わないお金を運用する人では、取れるリスクが違います。

 

金融庁も、以下の通り案内しています。

ライフプランを考えながら長期・積立・分散投資を活用することを資産形成の基本です。

 

私は20代に約50万円から株式投資を始め、その後も追加投資を続けてきました。

30歳の現在では投資資産が500万円を超え、年間配当を月平均に換算すると約1万円程度を受け取れる規模になっています。

 

一方、20代を株式中心で運用してきたからこそ、今は「若いから株式だけでいい」と考えるのではなく、目的や家計から資産配分を決めることが大切だと感じています。

この記事では、20代向けの3つのモデルポートフォリオを紹介したうえで、自分に合った資産配分の決め方まで分かりやすく解説します。

  1. 【結論】20代の分散投資は「積極型・標準型・安定型」の3つから考える
    1. 積極型|長期運用できるなら株式比率を高める選択肢
    2. 標準型|株式を中心に債券・現金も組み合わせる
    3. 安定型|値動きを抑えたいなら債券・現金の比率を高める
    4. 20代でも「全員同じポートフォリオ」が正解ではない
  2. あなたはどれ?20代のポートフォリオを決める5つのポイント
    1. ①何のために投資するのかを決める
    2. ②いつまで運用できるのかを確認する
    3. ③生活防衛資金と近い将来使うお金を先に確保する
    4. ④収入・家族構成・ライフイベントを考慮する
    5. ⑤どこまでの値下がりなら耐えられるか確認する
  3. 【簡易診断】自分に合うポートフォリオをチェックしよう
    1. 積極型を検討しやすい人
    2. 標準型を検討しやすい人
    3. 安定型を検討しやすい人
    4. 同じ20代でも違う|3つのモデルケース
  4. 20代が知っておきたい分散投資の4つの考え方
    1. 資産分散|株式・債券・現金など値動きの異なる資産を組み合わせる
    2. 地域分散|日本だけでなく世界へ投資先を広げる
    3. 銘柄分散|1社・少数銘柄への集中を避ける
    4. 時間分散|積立投資で購入タイミングの偏りを抑える
  5. 20代は株式100%でもいい?債券・現金を持つ意味を比較
    1. 株式100%が選択肢になりやすい人
    2. 20代でも債券を組み入れる意味
    3. 近い将来使うお金は投資せず預貯金などで確保する
    4. 預金も含めて金融資産全体のポートフォリオを考える
  6. 20代のポートフォリオは具体的に何を買えばいい?
    1. 株式部分は全世界株式などのインデックスファンドで分散できる
    2. 債券を組み入れるなら債券インデックスファンドも選択肢
    3. 生活防衛資金・近い将来使うお金は投資資金と分けて管理する
    4. シンプルな商品数でも十分な分散はできる
  7. オルカン1本でも分散投資になる?商品数より「中身」を確認しよう
    1. オルカン1本でも地域・銘柄は広く分散できる
    2. ただし資産クラスとしては株式中心
    3. オルカン+S&P500は米国株の比率を高める組み合わせ
    4. 投資信託を何本も持てば分散できるわけではない
  8. 【実体験】私が20代で株式中心のポートフォリオを選んだ理由
    1. 20代では長期保有と配当収入を目的に株式を中心にした
    2. 約50万円から始め、追加投資を続けて資産500万円超まで形成
    3. 現在は月平均約1万円の配当収入につながっている
    4. 株式中心だったため資産クラスでは偏りもあった
    5. 30歳の今感じる「20代だから株式中心でいい」とは限らない理由
  9. 20代のポートフォリオをシミュレーション|増えた場合・下がった場合
    1. 月1万円・3万円・5万円を20年積み立てた場合
    2. 長期積立では運用期間と入金額も資産形成に影響する
    3. 株式が20%・30%下落した場合の資産額
    4. 株式100%・株式80%+債券20%・株式60%+債券40%を比較
    5. 「どこまで下がっても続けられるか」から配分を考える
  10. 20代の分散投資でよくある失敗7選
    1. 1つの銘柄・国・資産に集中する
    2. 投資商品の中身を確認せず本数だけ増やす
    3. 生活防衛資金まで投資する
    4. 近い将来使うお金をリスク資産へ投資する
    5. 手数料・信託報酬を確認せず商品を選ぶ
    6. 暴落時に投資方針を忘れて狼狽売りする
    7. NISAの枠を埋めること自体が目的になる
  11. NISAで20代のポートフォリオを実践する方法
    1. つみたて投資枠を長期積立に活用する
    2. 成長投資枠だから個別株を買う必要はない
    3. 両方の枠の対象なら同じ投資信託を利用する方法もある
    4. NISAだけでなく預金・iDeCoなどを含めて資産配分を見る
  12. ポートフォリオは作って終わりではない|定期的に見直そう
    1. 年1回など定期的に資産配分を確認する
    2. 配分が崩れたら積立額の変更などでリバランスする
    3. 結婚・住宅購入・転職などライフイベント時に見直す
    4. 30代・40代になっても年齢だけで配分を変えない
  13. 20代の分散投資・ポートフォリオに関するよくある質問
    1. Q1. 20代なら株式100%でも大丈夫ですか?
    2. Q2. オルカン1本だけでも分散投資になりますか?
    3. Q3. 20代でも債券は必要ですか?
    4. Q4. 貯金はいくら残してから投資を始めればいいですか?
    5. Q5. ポートフォリオはどのくらいの頻度で見直せばいいですか?
  14. まとめ|20代のポートフォリオは年齢ではなく「目的・期間・家計」から決めよう

【結論】20代の分散投資は「積極型・標準型・安定型」の3つから考える

20代のポートフォリオを考えるときは、最初から細かな商品選びをする必要はありません。

まずは、

「自分はどこまでの値下がりなら投資を続けられるのか」

を考え、大まかな資産配分を決めましょう。

 

この記事では分かりやすく、次の3つのモデルに分けます。

20代向けの積極型・標準型・安定型の3つの分散投資ポートフォリオを比較した図

20代のポートフォリオは、リスク許容度に応じて「積極型・標準型・安定型」から考えると分かりやすくなります。

積極型|長期運用できるなら株式比率を高める選択肢

積極型は、株式を中心に運用するポートフォリオです。

たとえば、株式90%・債券10%といった配分です。

 

20代で老後資金などを目的に投資する場合、数十年単位の運用期間を確保できる可能性があります。

そのため、

  • 生活防衛資金を確保している
  • 10年以上使わないお金を投資できる
  • 株価が大きく下落しても積立を続けられる

といった人なら、株式比率を高める方法も選択肢になります。

 

ただし、長く投資すれば必ず利益が出るわけではありません。

株式には元本割れの可能性があります。

20代の強みは「損をしないこと」ではなく、長期目的であれば短期的な値動きだけに振り回されず運用できる時間を確保しやすいことにあります。

標準型|株式を中心に債券・現金も組み合わせる

株式だけに資産を集中させるのが不安なら、

株式70%・債券20%・現金10%

などから考えてみる方法があります。

株式で成長を狙いながら、債券や現金を組み合わせてポートフォリオ全体の値動きを調整する考え方です。

 

金融庁も、以下通りで説明しています。

値動きの異なる資産や地域へ分散することで、1つの資産だけに投資する場合よりリスクを抑える効果が期待できます

 

長期運用はしたいけれど、株式だけでは不安

という人なら、標準型から考えてみるのも一つの方法です。

安定型|値動きを抑えたいなら債券・現金の比率を高める

値下がりへの不安が強い場合は、

株式50%・債券30%・現金20%

など、株式以外の比率を高める方法もあります。

 

ただし、「3年後に住宅を買うから、その頭金を債券で運用しよう」と考えるのは注意が必要です。

債券や債券ファンドにも価格変動があります。

数年以内に確実に使う予定のお金は投資資金と分け、預貯金などで確保しておく方がよいでしょう。

20代でも「全員同じポートフォリオ」が正解ではない

同じ25歳でも、

Aさん
  • 独身
  • 十分な生活防衛資金がある
  • 10年以上使わない資金を運用
  • 収入も比較的安定

という人と、

Bさん
  • 貯金がまだ少ない
  • 2年後に結婚予定
  • 3年後に車を購入予定

という人では、取れるリスクが違います。

 

つまり、

「20代だから株式を多くする」のではなく、「長期運用できる環境があるから株式を多くできる場合がある」

と考えることが重要です。

 

あなたはどれ?20代のポートフォリオを決める5つのポイント

では、自分に合った資産配分はどのように決めればいいのでしょうか。

年齢だけではなく、次の5つから考えてみましょう。

20代がポートフォリオを決める投資目的・運用期間・生活防衛資金・ライフイベント・リスク許容度の5項目

ポートフォリオは年齢だけでなく、目的・期間・家計・将来の支出・リスク許容度から決めます。

①何のために投資するのかを決める

最初に決めたいのが投資目的です。

たとえば、

  • 老後資金
  • 10年後の資産形成
  • 配当収入を作る
  • 将来的な住宅資金
  • セミリタイア資金

では必要な運用期間が異なります。

 

周りがNISAを始めているから!

という理由だけでは、相場が下落したときに投資を続ける理由を見失いやすくなります。

まず、「何のために、いつまで資産を作るのか」を考えてみましょう。

②いつまで運用できるのかを確認する

老後まで30年以上使わないお金と、3年後に使う住宅頭金では運用方法が違います。

20代の大きなメリットは、老後など長期目的であれば長い運用期間を確保しやすいことです。

 

金融庁も、以下の通り案内しています。

資産形成の基本的な考え方は、長期・積立・分散投資です。

 

短期間で大きな利益を狙うより、長期目線で資産形成を考えることが重要です。

③生活防衛資金と近い将来使うお金を先に確保する

投資を始める前に、「投資に回さないお金」を分けておきましょう。

たとえば、

  • 毎月の生活費
  • 病気や失業などに備えるお金
  • 結婚資金
  • 引っ越し費用
  • 車購入資金
  • 住宅購入の頭金

などです。

 

必要額は収入や家族構成によって異なるため、「全員○か月分あれば十分」と一律には決められません。

大切なのは、

予定外の出費が発生しても、投資商品を慌てて売らなくて済む状態を作ることです。

④収入・家族構成・ライフイベントを考慮する

ポートフォリオは年齢だけでは決まりません。

同じ20代でも、

  • 会社員か自営業か
  • 独身か既婚か
  • 扶養家族がいるか
  • 毎月どれくらい余剰資金があるか
  • 住宅購入予定があるか

によって状況は変わります。

将来必要になることが分かっているお金まで株式へ投資しないようにしましょう。

⑤どこまでの値下がりなら耐えられるか確認する

最後に考えたいのがリスク許容度です。

たとえば、「100万円が一時的に70万円になったらどう感じるか」を想像してみてください。

 

30万円の含み損を見て、

これ以上損する前に全部売りたい

と感じるのであれば、株式比率が高すぎる可能性があります。

ポートフォリオは、期待できる利益だけでなく、自分が耐えられる損失から考えることも重要です。

 

【簡易診断】自分に合うポートフォリオをチェックしよう

ここまで読んでも、

結局、自分はどれを選べばいいの?

そんな思いを持つ方もいるでしょう。

以下を一つの目安にしてください。

20代が自分の運用期間や生活防衛資金、値下がりへの耐性からポートフォリオを考える簡易診断

簡易診断はあくまで目安。最終的には自分の家計や投資目的から判断しましょう。

積極型を検討しやすい人

次の条件に多く当てはまるなら、株式比率の高いポートフォリオを検討しやすいでしょう。

  • 10年以上使わない資金で投資できる
  • 生活防衛資金を別に確保している
  • 近い将来に大きな支出予定が少ない
  • 収入が比較的安定している
  • 資産が20〜30%下落しても投資を続けられそう
  • 長期的な資産成長を重視している

ただし、当てはまる項目が多くても「株式100%が正解」という意味ではありません。

標準型を検討しやすい人

次のような方は、株式だけでなく債券や現金も組み合わせる方法を検討できます。

  • 長期投資はしたい
  • ただし株式だけでは不安
  • リターンと値動きのバランスを取りたい
  • 暴落時の損失を少し抑えたい
  • 初めて本格的な資産運用をする

最大限のリターンを狙うより、長く続けられる資産配分を選ぶことが大切です。

安定型を検討しやすい人

次のような方は、株式比率を抑える方法も検討できます。

  • 大きな値下がりへの不安が強い
  • 投資経験がほとんどない
  • 収入が不安定
  • 今後のライフプランがまだ固まっていない
  • 株価下落を見ると売却したくなりそう

なお、数年以内に使うことが決まっているお金は、安定型のポートフォリオへ入れるのではなく、預貯金などとして別に確保しておきましょう。

同じ20代でも違う|3つのモデルケース

ケース①:25歳・生活防衛資金あり・老後まで長期運用

長期間使わない資金で投資でき、値下がりにもある程度耐えられるのであれば、株式比率を高める方法を検討しやすいでしょう。


ケース②:28歳・3年以内に結婚予定

結婚式や新生活に使う資金は預貯金として確保し、それ以外の余剰資金を長期投資に回します。


ケース③:29歳・数年以内に住宅購入予定

住宅頭金など使用時期が近い資金は投資せず、長期間使わないお金だけを資産形成へ回します。


このように、「20代」という年齢以上に「いつ使うお金なのか」が重要です。

 

20代が知っておきたい分散投資の4つの考え方

分散投資というと、「投資信託を何本も買うこと」と思われがちですが、それだけではありません。

考えたいのは、資産・地域・銘柄・時間の4つです。

分散投資の資産分散・地域分散・銘柄分散・時間分散の4種類を説明した図

分散投資では「資産・地域・銘柄・時間」の4つの視点でリスクを分散します。

資産分散|株式・債券・現金など値動きの異なる資産を組み合わせる

株式だけではなく、

  • 株式
  • 債券
  • 現金

など、異なる特徴を持つ資産を組み合わせます。

 

金融庁も、以下通り説明しています。

値動きの異なる複数資産への分散には、リスクを抑える効果が期待できます。

 

ただし、分散投資をしても元本保証になるわけではありません。

地域分散|日本だけでなく世界へ投資先を広げる

次が地域分散です。

日本企業だけではなく、

  • 日本
  • 米国
  • 欧州
  • その他先進国
  • 新興国

などへ投資先を広げれば、1つの国だけに依存するリスクを抑えられます。

銘柄分散|1社・少数銘柄への集中を避ける

個別株へ投資する場合は、1社や少数企業への集中にも注意します。

1社に大きな問題が起きれば、自分の資産全体へ大きな影響が出る可能性があるからです。

 

複数企業へ分散するほか、多数の企業へまとめて投資するインデックスファンドを利用する方法もあります。

時間分散|積立投資で購入タイミングの偏りを抑える

積立投資では、一度にすべてを購入するのではなく、定期的に一定額を投資します。

 

金融庁も、以下の通り説明しています。

投資時期を分散することには高値づかみなどのリスクを軽減する効果が期待できます。

 

ただし、積立投資=必ず利益が出る方法ではありません。

相場全体が下落すれば、積立投資でも元本割れする可能性があります。

 

20代は株式100%でもいい?債券・現金を持つ意味を比較

若いなら株式100%でもいいの?

そんな疑問を持つ人もいるでしょう。

株式100%が間違いというわけではありませんが、誰にでも適しているわけではありません。

株式100%と株式・債券・現金を組み合わせたポートフォリオの値動きの違いを示すイメージ

株式比率が高いほど大きな成長を期待できる一方、値下がりも大きくなる可能性があります。

株式100%が選択肢になりやすい人

株式比率を高くしやすいのは、

  • 十分な生活防衛資金がある
  • 長期間使わない資金である
  • 大きな価格下落にも耐えられる
  • 長期的な資産成長を重視している

といった人です。

 

一方、世界中の企業へ分散していたとしても、資産クラスとして見れば株式へ集中しています。

株式市場全体が下落すれば、資産も大きく減る可能性があります。

20代でも債券を組み入れる意味

「20代なら債券は不要」と一律に考える必要もありません。

株式だけでは値動きが大きすぎると感じるなら、債券を組み合わせる方法があります。

重要なのは、

債券を入れると儲かるかではなく、自分が投資を続けられる値動きに調整できるかです。

近い将来使うお金は投資せず預貯金などで確保する

結婚・住宅購入・車購入など、数年以内に使う予定のある資金は、株式や債券ファンドへ無理に投資する必要はありません。

価格変動のある商品では、必要になったタイミングで元本割れしている可能性があります。

 

使うお金と増やすお金を分けることが大切です。

預金も含めて金融資産全体のポートフォリオを考える

証券口座の中身だけを見るのも避けたいところです。

たとえば、

  • 預金200万円
  • NISA100万円

で、NISAが株式100%だとしても、金融資産全体が株式100%というわけではありません。

 

一方、

  • 預金20万円
  • 株式300万円

なら、金融資産のほとんどが株式です。

NISA・預金・iDeCoなども含め、金融資産全体で何%をどの資産に持っているのかを確認しましょう。

 

20代のポートフォリオは具体的に何を買えばいい?

資産配分を決めたら、次に投資商品へ落とし込みます。

大切なのは商品をたくさん買うことではなく、自分が決めた資産配分を実現できる商品を選ぶことです。

株式・債券・現金の資産配分をインデックスファンドや預貯金へ落とし込む流れ

先に資産配分を決め、その配分を実現するための商品を選ぶとポートフォリオを作りやすくなります。

株式部分は全世界株式などのインデックスファンドで分散できる

株式部分を作る方法の一つが、インデックスファンドです。

たとえば「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、日本を含む先進国・新興国の株式へ1本でまとめて投資できます。

個別企業を何十社も自分で選ばなくても、地域・銘柄を広く分散できる点が特徴です。

 

ただし、オルカンでなければならないわけではありません。

「人気の商品だから」ではなく、「自分のポートフォリオに必要だから」選ぶことが重要です。

債券を組み入れるなら債券インデックスファンドも選択肢

債券部分も、複数の債券へまとめて投資するインデックスファンドを利用する方法があります。

ただし、債券ファンドにも価格変動があります。

債券=元本保証ではない点には注意しましょう。

生活防衛資金・近い将来使うお金は投資資金と分けて管理する

ポートフォリオ作りでは、

「何を買うか」だけでなく「何を投資しないか」も重要です。

必要なお金まで投資してしまえば、相場が下落したタイミングで売却せざるを得なくなる可能性があります。

まず使う予定のお金を確保し、余剰資金で投資を始めましょう。

シンプルな商品数でも十分な分散はできる

初心者ほど、

たくさんの商品を持った方が安全では?

と思いがちです。

しかし、投資対象が重複した商品を増やしても、思ったほど分散効果が高まらないことがあります。

商品数と分散度は同じではありません。

投資商品まで決まったら、次は「どの金融機関でNISAや投資を始めるか」を決めます。

NISAは証券会社だけでなく銀行などの取扱金融機関でも利用できますが、株式も含め幅広い商品から選びたい場合は証券会社が有力な選択肢になります。金融庁もNISAを取り扱う金融機関について案内しています。

どの証券会社を選べばいいか分からない

という方は、次の記事で初心者向けの証券会社を比較しています。

 

 

オルカン1本でも分散投資になる?商品数より「中身」を確認しよう

オルカン1本だけでは分散不足では?

と心配する人もいるでしょう。

ここで重要なのは、保有している商品数ではなく中身です。

全世界株式型の投資信託1本でも複数の国や企業へ分散投資できることを示す図

分散投資では、保有している商品の本数より「何に投資しているか」を確認することが重要です。

オルカン1本でも地域・銘柄は広く分散できる

オルカンは1本の投資信託ですが、日本を含む先進国・新興国の株式へまとめて投資できます。

そのため、

「1商品しか保有していない=1社に集中投資している」という意味ではありません。

ただし資産クラスとしては株式中心

一方、オルカンはあくまで株式へ投資する商品です。

つまり、

  • 地域分散:できる
  • 銘柄分散:できる
  • 株式・債券などの資産分散:別途考える必要がある

ということです。

「世界中の株式へ分散している」ことと、「複数の資産クラスへ分散している」ことは別と覚えておきましょう。

 

オルカン+S&P500は米国株の比率を高める組み合わせ

オルカンには米国企業も含まれています。

そのため、さらにS&P500へ連動する投資信託を組み合わせれば、商品数は増えますが投資対象の一部は重複します。

つまり、

「分散先を増やす」というより「米国株の比率を意図的に高める」

という意味合いが強くなります。

オルカンについては、次の記事で詳しく解説していますので、もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

 

 

投資信託を何本も持てば分散できるわけではない

たとえば、

  • オルカン
  • S&P500
  • NASDAQ100

を保有していても、同じ米国企業が複数の商品に含まれている場合があります。

新しい商品を追加するときは、

「この商品を追加すると、自分の資産配分はどう変わるのか?」を確認しましょう。

【実体験】私が20代で株式中心のポートフォリオを選んだ理由

ここからは、私自身の経験を紹介します。

私は20代で投資を始めた当初、株式を資産形成の中心にしました。

ただし、「自分が株式中心だったから20代は株式だけでいい」とは考えていません。

あくまで一つの実例です。

20代では長期保有と配当収入を目的に株式を中心にした

私が株式投資を選んだ大きな理由は、

将来的に株式を長期保有しながら配当収入を受け取れる資産を作りたかったから

です。

 

短期的な価格変動そのものから利益を狙うより、企業を長期保有しながら配当を積み上げる方法の方が自分には合っていると考えました。

当時は住宅購入など大きなライフイベントもまだ少なく、

20代のうちに株価下落も含めて株式投資を経験し、長期投資に慣れておきたいという思いもありました。

そのため、高配当株を中心に資産形成の土台を作っていきました。

 

もちろん、高配当株だから安全という意味ではありません。

株価下落や減配・無配になる可能性があります。

 

約50万円から始め、追加投資を続けて資産500万円超まで形成

投資を始めた当初の資金は約50万円でした。

ただし、50万円を運用だけで500万円にしたわけではありません。

 

給与などから追加投資を続け、配当の再投資なども行いながら資産形成してきました。

その結果、30歳になった現在では投資資産が500万円を超えています。

20代から追加投資を続けて30歳で投資資産500万円を超えた筆者の実績

約50万円から投資を始め、追加投資と長期運用を続けた結果、30歳で投資資産500万円を超えました。

 

私自身の経験では、

一度に大きな利益を狙うより、入金と長期運用を続けること

が資産形成の土台になりました。

 

現在は月平均約1万円の配当収入につながっている

20代の頃から目標にしていた配当収入も少しずつ増えてきました。

現在では、年間配当を月平均に換算すると約1万円程度を受け取れる規模になっています。

まだ配当だけで生活できる金額ではありません。

 

それでも、保有している株式から配当が入ってくる仕組みを少しずつ作れたことは、投資を続けるモチベーションになっています。

ただし、配当は保証されておらず、企業の業績などによって減配・無配になる可能性があります。

 

株式中心だったため資産クラスでは偏りもあった

今振り返ると、私の20代のポートフォリオは資産クラスという意味では株式への比重が高いものでした。

複数の個別株へ投資していても、株式・現金という観点では資産分散が十分だったとはいえません。

この経験からも、

「複数銘柄を持っている=十分に分散できている」とは限らない

と感じています。

 

30歳の今感じる「20代だから株式中心でいい」とは限らない理由

20代から株式投資を経験したこと自体は、自分にとって良い経験だったと感じています。

 

一方、今なら、

「20代だから株式中心にする」のではなく、「長期運用できる環境だから株式中心を検討する」

と考えます。

 

もし当時、

  • 数年後に住宅を購入する
  • 結婚資金が必要
  • 生活防衛資金がほとんどない

という状況だったなら、違う配分を考えていたでしょう。

ポートフォリオは年齢そのものより、目的・期間・家計から決めることが大切です。

 

20代のポートフォリオをシミュレーション|増えた場合・下がった場合

ポートフォリオを考えるときは、

「将来いくら増えるか」

だけではなく、

「途中でいくら減る可能性があるか」

も確認しましょう。

長期積立による資産形成と株式が30%下落した場合の損失を比較した図

ポートフォリオは期待リターンだけでなく、下落時に自分が耐えられるかも確認して決めましょう。

月1万円・3万円・5万円を20年積み立てた場合

以下の条件で単純計算します。

  • 運用期間:20年
  • 想定年率:4%
  • 毎月積立
  • 月次複利で計算
  • 税金・手数料等は考慮しない
毎月の積立額 20年間の積立元本 20年後の試算
月1万円 240万円 約367万円
月3万円 720万円 約1,100万円
月5万円 1,200万円 約1,834万円
試算条件
運用期間20年・想定年率4%・毎月積立・月次複利で計算しています。税金・手数料等は考慮していません。
※将来の運用成果を保証するものではありません。

※スマートフォンでは表を横にスクロールできます

 

これは、毎年一定の年率4%で運用できたと仮定した試算にすぎません。

長期積立では運用期間と入金額も資産形成に影響する

上の表から分かるのは、投資では、

「どの商品を買ったか」だけでなく、「いくらを何年間続けたか」も重要

ということです。

20代の強みを活かすなら、短期間で一気に増やそうとするより、無理のない投資額を長く続ける方法を検討してみましょう。

株式が20%・30%下落した場合の資産額

100万円を株式へ投資している場合、

  • 20%下落 → 80万円
  • 30%下落 → 70万円

となります。

 

「30%下落」という数字だけでなく、

100万円が70万円になっても保有を続けられるか?

と考えてみると、自分のリスク許容度を判断しやすくなります。

株式100%・株式80%+債券20%・株式60%+債券40%を比較

次に、株式が30%下落し、債券価格は変化しなかったという単純な仮定で比較します。

ポートフォリオ 下落前 下落後 下落額
株式100% 100万円 70万円 ▲30万円
株式80%
+ 債券20%
100万円 76万円 ▲24万円
株式60%
+ 債券40%
100万円 82万円 ▲18万円
シミュレーション条件
投資資産100万円に対して、株式が30%下落し、債券価格は変化しなかったと仮定した単純な比較です。
※実際には債券も値下がりする場合があり、この結果を保証するものではありません。

※スマートフォンでは表を横にスクロールできます

 

実際には株式と債券が同時に下落することもあるため、必ずこの結果になるわけではありません。

この表は、株式比率によってポートフォリオ全体の値動きが変わることをイメージするためのものです。

「どこまで下がっても続けられるか」から配分を考える

投資では「いくら儲かるか」に注目しがちですが、

「いくら下がったら自分は投資をやめたくなるか」

も考えてみましょう。

大きな下落に耐えられないなら、最初から株式比率を少し下げる方法もあります。

長期投資では、自分が無理なく続けられる配分にすることが重要です。

 

20代の分散投資でよくある失敗7選

20代の分散投資で注意したい集中投資や狼狽売りなど7つの失敗例

分散投資では、商品選びだけでなく生活資金の確保や暴落時の行動にも注意が必要です。

1つの銘柄・国・資産に集中する

値上がりしている投資先を見ると、

全部ここへ投資した方が増えるのでは?

と思うことがあります。

 

しかし、特定の企業・国・資産へ集中すれば、問題が起きた場合の影響も大きくなります。

分散投資では、1つの判断ミスが資産全体へ与える影響を抑えることを意識しましょう。

投資商品の中身を確認せず本数だけ増やす

投資信託を5本持っていても、投資対象がほとんど同じなら十分な分散にならない場合があります。

商品を追加する前に、

「今のポートフォリオと何が違うのか」

を確認しましょう。

生活防衛資金まで投資する

現金を持っているのはもったいない

と感じることがあるかもしれません。

しかし、急な出費が発生すれば現金が必要です。

投資に回すのは、基本的に長期間使わない余剰資金から考えましょう。

近い将来使うお金をリスク資産へ投資する

数年後の住宅頭金などを株式へ投資し、その直前に暴落すれば、予定していた金額を用意できなくなる可能性があります。

使う時期が近い資金と長期投資資金は分けて管理することが大切です。

手数料・信託報酬を確認せず商品を選ぶ

投資信託を選ぶ際はコストも確認しましょう。

単純に「高コスト=悪い」という意味ではありませんが、長期保有ではコストも運用成果に影響します。

何へ投資する商品なのかと合わせて、手数料や信託報酬も確認しましょう。

暴落時に投資方針を忘れて狼狽売りする

相場が急落すると怖くなり、

もっと下がる前に全部売ろう

と思うことがあります。

 

もちろん、投資目的や家計が変わったなら見直しは必要です。

しかし、価格が下がったという理由だけで当初の方針を忘れて売買を繰り返さないようにしましょう。

そのためにも、最初から自分が耐えられる資産配分にしておくことが重要です。

NISAの枠を埋めること自体が目的になる

2026年8月時点のNISAでは、成人の年間投資枠は、

  • つみたて投資枠:年間120万円
  • 成長投資枠:年間240万円

で、併用すれば年間最大360万円です。

 

非課税保有限度額は合計1,800万円で、そのうち成長投資枠は1,200万円が上限です。

ただし、

年間360万円を必ず使い切らなければならない制度ではありません。

生活資金を削ってまでNISA枠を埋める必要はなく、自分の余剰資金の範囲で利用しましょう。

 

NISAで20代のポートフォリオを実践する方法

自分の資産配分が決まったら、NISAを活用して実際の運用へ進みます。

20代がポートフォリオを決めてNISAのつみたて投資枠・成長投資枠を活用する流れ

資産配分を決めたら、NISAの対象商品を使って実際のポートフォリオへ落とし込みます。

 

NISAでは対象となる上場株式や投資信託などの売却益・配当・分配金を非課税にできる制度が設けられています。

ただし、上場株式やETFの配当をNISAで非課税にするには、受取方法として「株式数比例配分方式」を選択する必要があります。

つみたて投資枠を長期積立に活用する

つみたて投資枠では、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託などが対象となっています。

月1万円、3万円など、自分が無理なく続けられる金額から利用できます。

年間120万円を使い切らないともったいない

と考える必要はありません。

成長投資枠だから個別株を買う必要はない

「成長投資枠=個別株専用」ではありません。

成長投資枠では、一定の投資信託なども対象となっています。現在のNISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠を併用できます。

自分が決めたポートフォリオに合わせて利用しましょう。

両方の枠の対象なら同じ投資信託を利用する方法もある

商品によっては、つみたて投資枠と成長投資枠の両方の対象になっています。

その場合、

成長投資枠だから別の商品を買わなければ

と考える必要はありません。

同じ投資信託を利用し、シンプルなポートフォリオを維持する方法もあります。

NISAだけでなく預金・iDeCoなどを含めて資産配分を見る

NISAで株式100%だからといって、金融資産全体が株式100%とは限りません。

  • 預金
  • NISA
  • iDeCo
  • 特定口座
  • 企業型DC

なども含め、

金融資産全体で何にいくら保有しているか

を確認しましょう。

そして、ここまで読んで、

ポートフォリオは決まった。NISAも使いたい。でも、どの証券会社を選べばいいの?

と思った方もいるでしょう。

NISAは証券会社だけでなく取扱金融機関で利用できますが、株式や幅広い投資商品を比較しながら資産形成したい人にとって、証券会社は有力な選択肢です。

証券会社によって、

  • 取扱商品
  • 手数料
  • NISAの使いやすさ
  • アプリ
  • サポート

などが異なります。

次の記事では、投資初心者向けの証券会社を比較しています。

ポートフォリオを決めた次のステップとして、自分が長く使いやすい証券会社を選ぶ際に参考にしてください。

 

ポートフォリオは作って終わりではない|定期的に見直そう

ポートフォリオは一度決めたら、その後ずっと同じにする必要はありません。

資産価格だけでなく、自分の生活も変化するからです。

20代から30代・40代へライフイベントに応じてポートフォリオを見直すイメージ

ポートフォリオは年齢だけでなく、結婚・住宅購入・転職など生活の変化に合わせて見直します。

年1回など定期的に資産配分を確認する

リバランスに絶対的な頻度の正解はありません。

一例として、年1回など確認する時期を決めて、

  • 株式比率が大きく増えていないか
  • 現金が不足していないか
  • 投資目的が変わっていないか

を確認する方法があります。

配分が崩れたら積立額の変更などでリバランスする

たとえば、

株式70%・債券30%から始めたポートフォリオが、

株式85%・債券15%になったとします。

当初想定したよりリスクが高くなっているなら、元の資産配分へ近づける「リバランス」を検討します。

保有商品を売却するだけでなく、新しい積立資金を比率の低くなった資産へ多めに回す方法もあります。

結婚・住宅購入・転職などライフイベント時に見直す

20代から30代にかけては、

  • 結婚
  • 出産
  • 住宅購入
  • 転職
  • 独立

などで家計が大きく変化する可能性があります。

市場だけでなく、自分の人生が変わったときもポートフォリオを見直すタイミングです。

30代・40代になっても年齢だけで配分を変えない

30歳になったから株式を10%減らそう

というように、年齢だけで機械的に資産配分を変える必要はありません。

重要なのは、

  • 何のためのお金か
  • あと何年運用するのか
  • どこまで損失に耐えられるか

です。

年齢はあくまで判断材料の一つとして考えましょう。

 

20代の分散投資・ポートフォリオに関するよくある質問

最後に、20代のポートフォリオについてよくある疑問をまとめます。

Q1. 20代なら株式100%でも大丈夫ですか?

長期運用でき、生活防衛資金を確保でき、大きな値下がりにも耐えられるなら選択肢の一つです。

ただし、20代だから株式100%が正解というわけではありません。

投資目的・運用期間・家計・リスク許容度から判断しましょう。

Q2. オルカン1本だけでも分散投資になりますか?

地域・銘柄という観点では幅広く分散できます。

 

オルカンは日本を含む先進国・新興国の株式へまとめて投資する商品です。

一方、資産クラスとしては株式なので、株式・債券などの資産分散とは別に考える必要があります。

Q3. 20代でも債券は必要ですか?

必ず必要というわけではありません。

株式だけでは値動きが大きすぎると感じるなら、債券を組み合わせる方法があります。

重要なのは、自分が投資を長く続けられる資産配分にすることです。

Q4. 貯金はいくら残してから投資を始めればいいですか?

全員に当てはまる金額はありません。

毎月の生活費・収入の安定性・家族構成・今後の支出などによって必要額が違うからです。

少なくとも、日常生活や数年以内に使う予定のお金まで無理に投資しないようにしましょう。

Q5. ポートフォリオはどのくらいの頻度で見直せばいいですか?

絶対的な正解はありません。

年1回など定期的に確認するほか、結婚・住宅購入・転職などライフプランが大きく変化したときに見直す方法があります。

頻繁に売買するのではなく、

「当初決めたリスクから大きくズレていないか」

を確認することが大切です。

 

まとめ|20代のポートフォリオは年齢ではなく「目的・期間・家計」から決めよう

20代は長い運用期間を確保しやすいため、株式比率を高めたポートフォリオも選択肢になります。

しかし、自分に合った資産配分を考えるには、年齢だけを見るのでは不十分です。

この記事のポイントをまとめます。

  1. 投資目的を決める
  2. 生活防衛資金・近い将来使うお金を確保する
  3. 自分が耐えられる値下がり幅を考える
  4. 株式・債券・現金の割合を決める
  5. 必要な投資商品へ落とし込む
  6. NISAなどを活用して運用する
  7. ライフプランの変化に合わせて見直す

私は20代に約50万円から株式投資を始め、追加投資を続けながら現在500万円を超える資産を形成してきました。

その経験から感じるのは、

「完璧なポートフォリオを探し続けること」より、自分が理解できて無理なく続けられる資産配分を作ることが大切です。

そして、ポートフォリオが決まったら次は、実際に投資する金融機関を選びます。

特に証券会社を利用する場合は、

  • 初心者でも使いやすいか
  • NISAを利用しやすいか
  • 投資したい商品を扱っているか
  • 手数料はどうか
  • サポートは充実しているか

まで比較して選びましょう。

「どの証券会社なら自分に合うのか分からない」という方は、次の記事で初心者向けの証券会社を比較しています。

ポートフォリオは決まった。次はどこでNISAを始めるか決めたい!

という段階になった方は、こちらを次に読んでみてください。

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